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中学校3年生( 昭和 31年 ) のこと。 招待リレーに 出されたことが あった。 招待リレーとは、地元の 高校が 運動会のときに 郡内の 中学校を 招待して、リレ ー競技を させることだ。 5人 1チーム。 距離は 1人 200メートル。 私は 陸上競技クラブに 入っている わけではないし、他の 運動のクラブにも 入っ ていない。 その年、招待リレーの選手に 欠席者があって、選手の補充が できなかったらしい。 校内では 正規メンバーが Aクラスと すれば、私は Bクラス だった。 それなのに、私に 出場要請が あった。 Aクラスの人が 一生懸命 練習しているのに、Bクラスの 練習もしていない 私が 入って どうなるのか。 少し考えれば 分かりそうなものを。 引き受けてしまったん だなあ。 6、7人が スタートに 並んだ。 号 砲、1発。 スタートした。 100メートル 時点で、もう十分に 差がついている。 相手は、みんな 早い。 私は びりだ。 どんどん、離される。 200メートルは 長い。
はあ、やっと バトンタッチ できた。 もう、足が ガ ク ガ ク。
我が 第2走者 早い。1人 追い越した。 第3走者も 相手を 追い抜いた。 第5走者は 惜しいところで、1位を 逃した。 やっぱり、Aクラスは 凄いと 思った。 私ではなく、5人とも Aクラスだったら、 優勝 間違いなし だった。 競技は 終わって、学校に戻った。 校庭で 何か 集会の途中だった。 私も集まっ ているほうに 後から 近づいて行った。
そのとき 壇上の先生が 言った。 「 えー、ただ今 招待リレーの結果の 連絡があ
りました。 今年は第2位です!。 久々に 第2位の 栄誉に 輝きました。 選手の皆さん、がんばりました! 」。 生徒たちは ワーっと 拍手した。 |
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2009年05月15日
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