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その会場には 大勢の人が集まり、熱気に 溢れていた。 兄の お祝い事が あり、父は 上機嫌で、嬉しさのあまり お酒の度を 過ごして しまったようだ。
父が、乱れてきたので、皆様に 失礼がないように、母と 二人で 抱え
るようにして、会場を後にした。
家に 連れて 帰った。 父は もはや ほとんど 正体が ない。
父の 寝室に 連れて行き、布団に 横にした。
やれやれと、h母と二人で ほっとして 間もなく、父は 粗相を してし
まった。
あれ、あれ。 シーツ交換を しなければ ならなくなった。
こういう状態の 父の姿を 間近に見るのは、子として 辛いものが ある。 母と シーツ交換を することにした。 さて、私は 動けない人が 寝ている状態で、介護者が 二人の場合の シ ーツ交換の方法を 採ることにした。
特に その方法を 採るとは、母には 言わなかった。 どうせ 言っても
分からないだろうから。
作業を 始めてから、ああして、こうしてと 言うつもりだった。
だが、なんと。 一言も 言う必要が なかったのだ。
私が 作業を 始めると、それに 呼応して、母は 黙って 手際よく 手を
動かし、とんとんと 終わって しまった。
私は、えっ! どうして。 驚き、呆気に とられた。
するときと 同じだった。その お手並みは プロ級。 まるで 職場で パートナーと シーツ交換を 思えば、母は 祖母 ( 母の 姑 ) の 介護のために 嫁してきた ような もの だったらしい。 ( 祖母は、私が 生まれた年に 亡くなった。)
きつい性格の 姑の介護を 一心に 続け、その中から より良い方法を 自分
で 磨き、身に 着けたものであろう。 驚きの心は、今でも続いている。 |

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