日本語は面白い(12) 桶と樽 篭と笊
似たようなもので、私は区別がよく分からないものがある。
違いのポイントはどこか?
桶(おけ)と樽(たる)。 篭(かご)と笊(ざる)。
いつものように、広辞苑の応援を得ている。
= は広辞苑
桶と樽
桶 = 細長い板を縦に並べ合わせて円筒形の側(がわ)をつくり、底をつけたがで締めたいれもの。
樽 = 酒、醤油などをいれる木製の容器。桶に似て鏡蓋 をしたもの。
どちらも木製で、桶と樽の違いは 「蓋」 ということになる。
蓋は単に上に載せただけの蓋ではなく、中の液体が漏らないほどの密閉度がある蓋ということだろう。
大きな桶の右にあるのが、下のこも被りです。
こも被り。酒樽。これで36リットル入るんだから、上の大きな桶の大きさが分かろうというもの。
角樽(つのだる)
息子の結婚式のとき
頂戴したもの
ビア樽、酒樽、醤油樽、角樽(つのだる)
洗い桶、天水桶、手桶、棺桶、
盥(たらい)は桶の浅いものということになろうか。
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篭 と 笊
篭(かご)= 竹や籐(とう)、藺(い)・柳・針金などの線状のもので編んだり組んだりした器物。
笊(ざる)= 竹の薄片やプラスチックなどで編んだ丸くくぼんだ形に作った器。
篭と笊の違いは取っ手などのあり、なしは関係ない。材質も形も決定的ではない。
材料の「線状」か、「薄片」かによるもののようだ。
かご
線状のもので編んでいる。
ざる
薄片状のもので、編んでいる。
手提げ篭、花篭、唐丸篭、鳥篭、竹篭、
目笊、
これで納得いったかな。 う〜ん。 そうなのかなあ。
篭風のプラスチックの成型品は、編んだり組んだりしていないので、第四版の広辞苑によると笊でも篭でもない、ということになる。
あなたならどうする? 辞典を変えるべきか?
それとも笊とか篭と呼ばないで別の名前を付けるべきなのか。
あおぞらが知らないだけで、もう変わってるのかな。別の名前が付いてるのかな。
法律同様、辞典も時代とともに変えていかなければならないんだね。
壷と甕は またいつか。
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