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日本語は面白い40 国字って?
ひらがなは漢字の草書から、カタカナは漢字の一部を取り出して作られました。
そして、国字は日本で作られた漢字風の文字です。 まだまだたくさんあるようですが、ふだん目に付くような国字を並べてみました。 名詞が多いです。 漢和辞典のお世話になりました。
鰯 =海魚の一つ。鰮
蛯(えび)=蝦、海老 俤(おもかげ)=面影。①顔つき。②すがた。様子。 嬶(かかあ) =庶民社会で自分の妻または他家の主婦を親しんで呼ぶ称。
鯑(かずのこ)=ニシンのはらごを乾燥または塩漬けにした食品。 裃(かみしも)=武家時代の礼服。 瓩(キログラム)=(瓦をグラムにあてたので、それの千倍) 俥(くるま) =もっぱら人を乗せて、人がひくものとして作られた車。人力車。 糀(こうじ) =米、麦などを蒸して麹カビを繁殖させたもの。 込む(こむ) =つめる。とじこめる。入れる。いりこむ。集まる。 笹(ささ) =小さい竹の総称。
躾(しつけ) =礼儀作法などを身につけさせること。また、身だしなみ。 癪(しゃく) =①さしこみ。②激怒しやすい感情。腹立ち。 鯱(しゃち) =①伊勢の海に住むといわれる想像上の海獣。背にとげがあり、尾 はそり曲り、クジラをさえ殺すといわれる。
②しゃちほこ。 しゃち(鯱)=(広辞苑)①クジラ目の歯クジラ。さかまた(逆又)
②しゃちほこの略。
国字としての「鯱」は想像上の海獣のために作られたのでしょう。
「さかまた」が「鯱」に似ていたので、 しゃちと言われるようになっ
たのかもしれません。
でも、 「さかまた」という名前は今回初めて知りました。 「麒麟」も想像上の動物ですが、ジラフにその名前を流用したようです。 椙(すぎ) =杉の俗字。 鯣(するめ) =いかを開いて干した食品。 腺(せん) =生物の体内にあって特定の分泌作用を営む器官。 (中国にも用いられる。)
凧(たこ) =たこ。いかのぼり。
鱈(たら) =海魚の一つ。北の寒い海でとれる。 辻(つじ) =十字路。みちばた。 峠(とうげ) =山を越える坂道の頂上。 鯰(なまず) =淡水魚の一つ。
匂う(におう)=かおる。香気を発する。美しく照り映える。おもむき。ひかり。光沢。 (日本刀の刃の部分でも、刃紋とか匂いとかいう言葉を使います。)
畑(はたけ)
畠(はたけ) 田 =たんぼ、はたけ。耕作地。 田は国字ではありません。 (日本の田んぼを表すには「水田」とするらしい。)
働く(はたらく、どう) 鰰(はたはた)=海魚の一つ。 (秋田音頭の一節。八森ハタハタ・・・) 噺(はなし) =はなし。ものがたり。 話 鋲(びょう) =釘の1種。頭が大きく、物をとめるのに使う。 柾(まさ) =木材のもくめが縦にまっすぐ並び通っているもの。
麿(まろ) =われ。おのれ。人名の下に添える接尾語。
匁(もんめ) =重さの単位。1貫の1000分の1。 3.75グラム。 枠(わく) =木や竹の細い材で作った紙や布などを張るための骨組み。
あるものの四方を囲んだ線。
中国にはないものなので、漢字がなかったので、国字が出来た、 というのもあるようです。
漢字ではあるが、日本では元の意味とは違った意味で使っている漢字も多いようです。 たとえば「鮎」は「あゆ」ですよね。でも元の意味は「なまず」です。 「鮨」は「すし」です。元の意味は「魚のしおから」の意味なんだそうです。 「瓦」、元々「かわら」ですが、日本では「グラム」の意味にも使うようになりました。 「弗」、「ふつ。あらず」打消しの助辞ですが、「ドル(貨幣の単位)」として使っています。これは$に形が似てたからでしょうね。 腺は国字で、中国でも使用されるとのことです。
国字ではありませんが、「共和国」、この漢字の組み合わせは日本でできたもの なそうです。
多分、多分ですが、明治維新のころ国の代表を入れ札(選挙)で選ぶ体制の国の名前を考えて考案されたのではないでしょうか。 そして漢字の本家、中国で国名に使用されるようになったんですね。
今日もおいでいただき、ありがとうございます。
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2012年03月14日
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