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盛岡銀行 明治44年5月7日付け岩手日報
本日新築落成式挙行の盛岡銀行
この建物はどこかの駅の建物に似てませんか。
辰野金吾の設計です。と言えば分る人がいるかもしれません。 そうですね。東京駅です。 東京駅は昨年10月に復元開業しました。
この建物は明治44年5月に落成式を迎えました。
当時盛岡銀行の建物として建設されました。 現在は岩手銀行の所有で近年まで「岩手銀行中の橋支店」として使用されてました。 (盛岡銀行が単に岩手銀行と改名したという単純なものでは有りません) 東京駅はこれより遅く大正3年12月の開業となっています。
両方とも辰野金吾が設計したものです。
赤煉瓦に白い石を帯状にめぐらせるデザインは特徴的です。 歌舞伎座 大正14年1月7日付け岩手日報
新装の歌舞伎座
東京の歌舞伎座が過般完成しました。
新装の
歌舞伎座見物 東京にて 北畠記者 新装のなった歌舞伎座は四日開場式を行ひ、六日から華々しく初日の蓋をあけたが四日午後三時からの開場式には東京の知名の人々、実業家、外国大使、俳優、作家、後援者、各夫人等やく四千人といふ人々を招待した、さなきだに通りの狭い木挽町は是等 りかける自動車や俥でこむことお話にならない、 △ 建築は日本様式で最も困難といはれてゐる鉄骨鉄筋コンクリートの構造である、外郭は奈良朝時代の 雅壮麗なる趣きと桃山時代の豪宏なる味はいとを一処にしてその特徴を十分に発揮したものでその壮大な風姿は復興の帝都第一の美観である、震災後の帝都における日本建築の貴重なる代表物といふべきものである、 あおぞら注:この建物は第三期の建物と言われるもので、東京大空襲で焼失したという。
そして戦後再建(第4期)し、このたび落成したのは第五期の建物というそうです。 俥(くるま) : 人力車です。
さなきだに : そうでなくとも (私は初めて出あった言葉でした)
今日もおいでいただき、ありがとうございます。
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