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日本語は面白い(75) 雨について
天気予報 明日は雨降る天気にあらず どこで切るか。「明日は雨降る。天気にあらず」、これは明日は雨天。 ところが、「明日は雨降る天気に、あらず」となれば、曇りか晴というこ とになる。 今日は雨についてです。 =は広辞苑によります。
雨台風=風はあまり強くないが、雨が強く降る台風。 雨模様=雨が降りそうな空の様子。 (雨は降っていない。) 狐の嫁入り=①省略。 ②日が照っているのに雨が降る天気 しとしと降る雨 しとしと=①しとやかなさま。しずしず。 ②雨などのしめやかに降るさま
ざあざあ降る雨 ざあざあ=雨がはげしく降る音。 ぱらぱら降る雨 ぱらぱら=雨やあられなどが強く音を立てて まばらに降るさま。
「パラパラ」なんて踊りが一時流行りました。 小ぬか雨=こまかい雨 「 小ぬか雨降る 御堂筋 ♪」 唄:欧陽菲菲 五月雨(さみだれ)=陰暦5月頃に降る長雨。 「五月雨を集めて早し最上川」 松尾芭蕉
篠(しの)つく雨=篠をたばねて突きおろすように激しく降る雨。 盥をひっくり返したような雨 今は「バケツをひっくり返したような雨」と、 バケツに変わったとか。 日常生活で「盥(たらい)」は見ることがなくなりました。 盥は「興」の同の所を水にして、浅いものなので下に皿を書きます。
土砂降り=大粒の雨が勢い激しく降ること。またその雨。 「どしゃぶりの雨の中で私は泣いた・・♪」 唄:和田アキ子
「あん時ゃどしゃ降り 雨ン中 胸をはずませ 濡れて待ってた ・・・♪」 唄:春日八郎 俄か(にわかあめ)雨=俄かに降ってすぐやむ雨 沛然(はいぜん)と降る雨 沛然=①盛大なさま ②雨のさかんに降るさま
やらずの雨=人を帰さないためであるかのように降ってくる雨 夕立ち=①省略 ②夕方、急に曇ってきて激しく降る大粒の雨。 横殴り=①横から殴ること。②風雨が横から吹き付けること。 「風雑(ま)じり 雨降る夜の 雨雑じり 雪降る夜は術(すべ)もなく 寒くしあれば・・・・」 貧窮問答歌 山上憶良
山上憶良は「銀(しろかね)も 金(くがね)も玉も 何せむに まされる 宝 子にしかめやも」なんて詠って、子煩悩ですね。 「雨降りお月さん 雲の蔭 お嫁にゆくときゃ 誰とゆく ひとりで傘 (からかさ) さしてゆく 傘(からかさ)ないときゃ 誰とゆく シャラシャ
ラシャンシャン鈴付けたお馬にゆられて 濡れてゆく」
随分意地悪な薄情な歌です。どんな理由があったのでしょう。
親も婿さんも何をしてたんでしょうね。
今日もおいでいただき、ありがとうございます。
次回も雨ですが、漢字2字で表したものです。 |
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2014年10月08日
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