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ブログ10年記念 焼き直し(9)
給食は脱脂粉乳
平成20年10月7日(火)のブログの焼き直しです。
これは昭和20年代前半のことです。
私が小学校に入学したのは昭和23(1948)年だった。
1年生の時に給食があったかどうか定かではない。2年生のときは確実にあった。
給食は今は死語になった「部分給食」だった。当時は特に部分給食とは言わなかった。単に「給食」と言っていた。「部分給食」という言葉は「完全給食」という言葉ができたので、区別するためにできたのであろう。
部分給食はパンやご飯はない。
当時、給食で多かったのは言わずと知れた「脱脂粉乳」を溶かしたものだった。当時の製造方法によるものか溶けきれない部分もあったようだ。
でも、私は好きだった。お代わりをしても好いほどに。嫌いだったという人もあり、妻もその一人だったようだ。飲んだふりをして捨てたという。罰当たりなことだ。
ほかに、トマトジュース、キューブ状の干しリンゴ、味噌汁。味噌汁は父兄が作ったのかな。
この給食が何年続いたのか分からない。
ただ一度だけは白桃の缶詰が供されたことがあった。2つ割りが1個だった。甘いものに飢えていた時なので、シロップの甘さに飛び上がらんばかりだった。香りも良かった。シロップを一口飲んで止めてしまった。直ぐに思った。こんなおいしいものを一人で食べてはいけないと。弟や妹にも分けてやろうと。
容器は取っ手の付いたアルマイトのコップだった。学校が引けるとそれを持って大事に大事にこぼさないように一歩一歩気を付けて家に帰った。無事持って帰って弟、妹に分けて食べさせることができた。
このコップは毎日持ち帰り、また翌朝に持参するものだった。
妹は大人になってもこのことを覚えていた。
今日もおいでいただき、
ありがとうございます。
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