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足が出た、と言っても、お勘定の話では ありません。
小学校5年生も 終わりの 冬休みでした。
足が 出てきました。びっくり 仰天です。
近所に、田んぼに 水を引く 幹線水路が ありました。 水路の大きさは、幅が 1,5メ
ートルで、深さも それくらい でした。
冬ですので、水は あまり 多くはありません。 せいぜい 50〜60センチでしょう。
近所の友達と 一緒に、張った氷を 割って 遊んでいました。
みんなで、何度も 何度も 氷を 蹴りました。 そしたら、やっと 割れました。
割れて、白い氷に 隙間が 出来ました。
割れた 氷の隙間から、着物から 出た 素足の 人間の 両足らしいものが 見えたのです。
「 なんだ? 」
もしかしたら、人形の 足かもしれません。
でも、大きい。 人間の足 らしい。
だって、先日 近所の 若い女性が 失恋して、寝巻き姿のまま 居なくなった そうです。
警察、消防団が 山などを 捜索しましたが、見つかりませんでした。
もう、雪に 埋もれて しまったのでしょう。
捜索は 一旦打ち切って、春になって 雪が 融けてから、捜索を することに したそうです。
という、ことを 既に 聞いていました。
多分、その女性でしょう、と 思いました。
他の子どもも そう思ったの でしょう。
わーと、退いて、家のほうに 駆けて 行って、大人の人に 知らせました。
「 幹線に 人の足が 出た。 でも、もしかしたら、人形の 足かもしれない 」
「 子どもが、人形の足を 人の足と 見間違えて、騒いだ 」 と 言われるのを 警戒して、
「 もしかしたら 」 を 付け加えました。
家に帰ったら、それを 知らない 親から、配達を 言い付かって しまいました。
配達を 終えてから、また現場近くに 行ってみましたら、警察官やら 大勢の人が 寄って
いました。
人形の足では なかったようです。
お読みいただき、ありがとうございます。
明日は、月曜日ですので、恒例のポスト22 です。
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