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夏休みは、子どもたちを 1度は 海水浴に 連れて行くのが、義務みたいな ものだ。
ごく小さいときは、妻の兄弟夫婦 何家族かで 行くこともあった。
私は、昨日かいたように カナヅチではないが、少し浮かぶ ノコギリ程度だ。
だから、海水浴は 気が進まない。でも、妻の家族との 付き合いと、子どものことを 思えば、行か
ざるをえない。
上の子が2,3年生の時、ビニールの 大きな浮き輪の ようなもの( 輪ではなく、板上のもの )
に子どもと 自分が乗って 遊んでいた。 緩やかな 海流があったのは 気がつかなかった。
ふと、気がつくと、大分 陸から 遠ざかっていた。 浮きに捉まったまま、下に 足を伸ばしてみた
が、足は底に着かなかった。
さあっと 血の気が引き、 命の危険を 感じた。
足を ばたばた させて、陸のほうに 進めようと したが、全然動かない。
辺りを見回すと、幸い まだ、2,3人 泳いでいる人が 見えた。 こうなりゃ、もう見栄も外聞もな
い。大きな声で、助けを求めた。
その辺で 泳いでいる人は かなり水泳が 達者な人だ。 幸い聞こえたようで、近寄って 来て くれ
た。
事情を話して、陸に押し戻してもらった。
本当に助かった。親子2人の 命の恩人だ。助かって安心して、尊名は 聞かずじまい。申し訳ない。
もう少し 気がつくのが 遅かったら、陸から もっと離れ、周りには 人もいなく なったろう。
今、ここで これを書いていて、あのときのことを 思い出すと、ぞっとして動悸がするようだ。
何年か後、私たち家族だけで、行くようになり、時には 私1人で 子ども2人を 連れて いくこと
もあった。
小学生2人。プールでなく、海。泳げない私。 条件悪いよ。
子どもが 溺れても 助けに行けない。
浮き輪2個と ロープを 買っていった。
海では、ロープで 結んだ浮き輪を 1つずつ 持たせて 私は命綱を持って、鵜匠。
子ども( 男の子2人 )は、楽しそうに 遊んでくれた。子どもが 楽しければ、それだ、良いんだ。
この浜は小さくて、砂浜の はずれは 岩場だ。イソギンチャクや、ヤドカリ、タコノマクラなどが 採
れた。ヤドカリは たくさんいた。
私は こちらのほうが 好きだ。
海の次は 空だ。 明日は 大空の 落下傘の話 だ。
写真のロープはこの話で、実際に 使用したもの。 現在は 別の用途に 使用している。 もう20数年
前のもの。
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