特別養護老人ホーム
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夜勤でした。 定時の おむつ交換は 仮眠者が 起きてから、やることに なって いました 。 仮眠者が 仮眠中ですが、ちょっと 手回しよく 早めに 私一人で 始めました 。 1時間の おむつ 交換時間内に 納まらないことが、多々あるので、早めに始めました 。 ある男性 シーさんの おむつ交換を 始めました。 アッと 驚きました 。 オムツが 血で 真っ赤です 。 交換するために 側臥位 ( わき腹を 下にした寝かた ) に なって もらいました 。 新しいオムツと 交換して、また 仰向けに なって もらいました 。 そしたら、また どどっと、下血 しました。 私は めまいが しそうでした 。 これでは、もう1度交換しなければなりません。 がんばって、もう1度、側臥位に なって もらいました 。 いくらなんでも、もう 出ないだろうと 思いました 。 オムツを 替えて、仰向けに なって もらったら、なんと また 下血です 。 くらくらしそうなので、仮眠中の 寮母を 起こしました 。 事情を 話しました 。 ただ見て もらうことにして、 シーさんが びっくりすると いけないので、下血と いうことは 口に出さないようにと 言いました 。 交換した 血の オムツを 見ても、まだ取り替えないで、シーさんの お尻のところに ある大量の 血を 見ても、彼女は 冷静でした 。 血の量は 300 〜400cc くらいと 思いました 。 その夜は、生活指導員が 宿直でした 。 彼に 相談して、救急車を 呼んで、病院に 搬送して もらいました 。 シーさんは 短期間の 入院で、戻って 来ました。= 私は、めまい が しそうだった のに 。 彼女に 「 よく あんな血を 見ても 平気なんだねえ 」 と 言いましたら、 「 男の人は 血に 弱いんだよね 。 女は 毎月 付き合ってるからね 」 と、 しゃあしゃあとして 言いました 。 恐れ 入谷 の 鬼 子 母 神 。 この特養の 勤務 シリーズは 昭和60年からのものです。
用語は 当時のものを 使用しています。 私は既に 退職しています。 お読みいただき、ありがとうございます。 明日は、「 延命 治療 辞退 」 です 。 |
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「 枝豆 」 と だけ 言いました。 それだけでは、 いくら 担当でも 何のことか 分りません 。 私 「 え? なに? 枝豆、 食べたいの ?」 シー 「 なに、 言ってるの ! 」 私 「 なに、言ってるの!って、 違った ? じゃあ、何なの ? 」 シー 「 分んないかなあ 」 私 「 分りませんよ 」 シー 「 来て みて 」 車椅子で 居室のほうに 向かいました 。 私、付いて いきました 。 居室に 入りました 。 シーさんは カーテンに 手を 掛けました 。 カーテンが 引っかかって うまく 動きません 。 シー 「 これ 」 私は カーテンの 引っかかって いるところを 外しました 。 シー 「 ああ、それで、いい 」 私 「 それで、枝豆は ? 」 シー 「 うん、直ったから、 それでいい 」 私 「 直った、良かった。 それで、枝豆って なんなの 」 シー 「 なに 言ってるの、これ 枝豆でしょ ! 」 私 「 これ ? カーテン でしょ 」
シー 「 これ、枝豆だよ 」
枝 豆 = カ ー テ ン他の 寮母に 話したら、やっぱり あった そうです 。 単語を 取り違えて いたことが。 普通の 会話は まずまず できるんです 。 脳血管障害で 言語に 障害が 少しあります。 この特養の 勤務 シリーズは 昭和60年からのものです 。 用語は 当時のものを 使用しています。 私は既に 退職しています 。 お読みいただき、ありがとうございます 。
明日は、「 ポスト 」 と 「 切手 」 です 。 |





