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日本語は面白い26 まさかり(鉞)と おの(斧)
= は 広辞苑の説明。 鉞(まさかり)と斧(おの)
まさかり(鉞)=斧に似て大型の道具。主に木を伐るのに用いる。
おの(斧)=まさかりの小さいもので、木を伐りまたは割るのに用いる
道具。
金太郎が担いだのは まさかり(鉞)でしたね。
金の斧、銀の斧。鉄の斧。湖に落としたのはどの斧でしょうか。
考古学では石斧(せきふ)がありますが、現在の斧の形をした石の道具ということで、石斧と名付けられたのでしょう。
これは木を伐るのには使わなかったようです。
鷲(ワシ)と鷹(タカ)
鷲=タカ目タカ科の鳥のうち、タカとの対比で大型のものの総称。 鷹=タカ目の鳥ののうち、小中型の一群の総称。大型のものはワシと いう。
鷲と鷹は一応大きさで名前を付けたようです。
ただ、クマタカは大きいので、これよりも小さい鷲がいると聞いたことがあります。 鮫(サメ)と鱶(フカ)
鮫=軟骨魚綱板鰓類(ばんさいるい)で、エイ目以外のものの総称。 鱶=鮫類の関西での地方名。 =関東などでは特に大型ものを指す。ひれをふかひれといって
中華料理に用いる。 関東では大小で区別、ということのようです。
どのような鮫か鱶から取ったものでしょう。
「ふかひれ」とは言っても、「さめひれ」とは言わないようです。
ふかひれを取るふかは決まっているのでしょう。 「さめはだ」とは言っても、「ふかはだ」とはついぞ聞きません。 鯨とイルカなど 鯨=哺乳類クジラ目のの海獣のうち、大型のものの総称。 種類が多く歯があるもの(歯クジラ)とないもの(ひげクジラ)とに
分ける。
イルカ(海豚)=歯クジラ類のイルカ科の海獣の総称。長さ1〜5メート ル。 シャチ(鯱)=クジラ目の歯クジラ。体長9メートル。 イッカク(一角)=歯クジラ類イッカク科の海獣。 イルカ、シャチ、イッカクなども広い意味ではクジラの仲間で、大きいものをクジラと言ってる。
オーストラリアのカンガルーとワラビーも同じように、大きさで言い分けてるようです。 現在の生物学的分類なんて近代のものですから。 今日もおいでいただき、ありがとうございます。 |
言葉
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日本語は面白い(25) きらきら ぴかぴか(2)
今日は前回の続きで、な行からです。
なよなよ する ぬるぬる 滑る にょろにょろ 進む(うねりながら進む) にこにこ 笑う にやにや 笑う くすくす 笑う ねちねち 小言を言う のらりくらり 政治家の言葉 ぱちぱち 瞬きをする はらはら する(気を揉む) ぱらぱら になる(壊れて) ばらばら
ぴかぴか 光る きらきらとどう違うか。 ひたひた ひらひら 舞う ひらりひらり 舞う ぴくぴく 痙攣する びくびく おどおどする びくつく ぴりぴり 緊張する ぴょんぴょん 跳ねる ぴんぴん している ふらふら で立ってられない。 ふらつく ぶるぶる 震える。 ぷんぷん 怒る べたべた くっ付く べとべと ねばる。 べとつく へなへな 倒れる ほいほい くっ付いて行く ぽいぽい 捨てる ポイ捨て ぼちぼち 出かける ぽろぽろ こぼす まごまご する まごつく まじまじ と見る めそめそ 泣く しくしく 泣く おいおい 泣く もそもそ 動く ゆらゆら 揺れる わくわく する わなわな 震える 今日もおいでいただき、ありがとうございます。
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日本語は面白い きらきら ぴかぴか (1)
同じ光るのでも、「きらきら」と「ぴかぴか」では何が違うのでしょう。
擬音の類は除いてます。
いそいそ と 出かける
いちゃいちゃ する いらいら する いらつく うずうず する
うろうろ 歩き回る うろつく きょろきょろ 見回す きらきら 輝く瞳 きりきり 舞い 腹がきりきり痛いという場合もあります。
ぐいぐい 引っ張る くすくす 笑う 笑うのもけらけら、げらげらも。 くつくつ 煮る くねくね 曲がる くたくた に なる ぐらぐら 揺れる ぐるぐる 回す げらげら 笑う けらけら ごしごし 洗う こつこつ 勉強する こっくりこっくり 居眠りする さらさら と 書く しげしげ と 見る しとしと 降る しゃなりしゃなり 歩く すいすい 泳ぐ ずけずけ 無遠慮にものを言う すらすら と 読む するする 登る そろそろ 静かに歩く 時間だ、出かけようか。 ぞろぞろ 並ぶ そわそわ 落ち着かない たじたじ と なる たらたら 文句をいう だらだら さぼる 汗をかく ちくりちくり 刺す。嫌味を言う。
ちらちら 見える 遠い明り つるつる 滑る
どきどき する どしどし 応募して どんどん 進む 長くなりますので、な行からは次回にします。
外国語は分らないのですが、こんな表現をする言語はほかにあるんでしょうか。
今日もおいでいただき、ありがとうございます。
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日本語は面白い(23) 和語がない2
お星さま、ひとつ
また、和語の少ない分野は天体なんだそうです。
これらは皆漢語ですね。 和語は、ひ(日)、つき(月)、ほし(星)、あまのかわ、おりひめぼし、ひこぼし、ほうきぼし、すばる(昴)(おうし座にある星で、肉眼では6個の星が見えるという)
私は昴をこれだ、と認識して見たことはありません。 また、数に関する和語も少ないです。 ひとつ、ふたつ、みっつ(みつ)、よっつ、(よつ)・・・・ここのつ、とお、
一(いち)、二(に)、三(さん)、四(し)、五(ご)、・ ・ ・ ・ 十(じゅう)、
これは漢語です。漢数字と言いますよね。
和語はほかに
もも(百)、ち(千)、よろず(万)、やおよろず(八百万)などがあります。 数を使った言葉には
ふたば(双葉、二葉)、ふたご(双子、二子)、みつご(三つ子)、みつば(三つ葉)、みつぼし(三ツ星)、ひとけた(一桁)、
みしま(三島)、みつこし(三越)、みつなり(三成)(人名)、よつや(四谷) 「つ」を付ける場合と付けない場合があります。
また、「つ」を書いてなくともつを付けて読むものもあります。特に固有名詞の場合。 ついたち(一日)、ふつか(二日)、みっか(三日)、よっか(四日)、いつか(五日)、むいか(六日)、なのか、なぬか(七日)、ようか(八日)、ここのか(九日)、とおか(十日)。
とえはたえ(十重二十重)、はたち(二十歳)、はつか(二十日)、みそか(三十日)、ちとせ(千歳)、 ちぐさ(千草、千種)、
和語が得意な分野は昆虫などを含む動物や植物の名前なそうです。 日本人は科学的なことより情緒的なことのほうが得意だったようですね。 またいつか書きましたように、ドシン、カラカラ、ガチャンなど擬音などの多さはビックリです。 今日もおいでいただき、ありがとうございます。
また、お越しください。 |
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日本語は面白い(22) 和語がない(1)
言葉は文化です。得意な分野には名前や表現が豊かです。
現在、日本では和語も漢語も外来のカタカナ語もともに日本語として使用されています。
和語とは、もともとの日本語です
和語には体の表面に対する言葉は結構あります。
首から上だけでも。
かわ(皮)、かみ(髪)、あたま〈頭)、かお(顔)、ひたい(額)、くち(口)、
くちびる(唇)、はな(鼻)、はなすじ(鼻筋)、くび(首、頚)、うなじ(項)、め(目)、めじり(目尻)、めがしら(目頭)、まつげ(睫)、まゆげ(眉毛)、まぶた(瞼、目蓋)、ほほ(頬)、みみ(耳)、みみたぶ(耳朶)、・ ・ ・
誰でも「名前があるって当たり前じゃないか」とおっしゃるかもしれません。
表面には名前がありますが、
内臓に関する和語は驚くほど少ないんです。
和語は、きも(肝)、はらわた(腸)、
あと何があるでしょう。
食道、噴門、胃、幽門、十二指腸、小腸、大腸、盲腸、直腸、心臓、肺、腎臓、膀胱、脾臓、膵臓、胆嚢、 みんな漢語ですね。
日本人は、内臓には無関心だったのでしょう
人間の体ではないですが、肉食文化の民族には肉に対する言葉が多いようです。
単に「肉」というだけではなく、その部位部位にそれぞれの名前を付けています。
「肉」もまた漢語ですね。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。
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