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日本語は面白い(21) スコップとシャベル
= は広辞苑の説明。
スコップ=粉、土砂などをすくい、または混和するのに使うさじがたの鋤(すき)。掬鋤(すくいぐわ)。シャベル。
シャベル=砂、砂利、粘土など軟らかい土質を掘削し、すくうのに用いる道具。スコップ。
広辞苑の説明ではシャベルには掘ることを書いていることの違いだけのようです。 でも、説明でスコップの最後に「シャベル」があり、シャベルの説明の最後に「スコップ」とあります。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ウィキペディアでは以下のように説明しています。
シャベルは英語では shovel で、日本語ではショベルとも表記される。
スコップは本来同義語であるが、使い分けている場合が多い(後述)。 なお、スコップとはオランダ語の schop (schep) からきた語である。 建設業などのシャベルを常用する業界では、大型で「掘る」ために足をかける部分のあるものがシャベル、大型で「すくう」だけに使い、足をかける部分のないものをスコップと呼び、小型のものは園芸用こてまたは移植ごてと呼ぶ。
ところが、一般には大きさによってシャベルとスコップを使い分けており、おもに東日本では大型のものをスコップ、小型のものをシャベルと呼ぶ人が多く、西日本では逆に大型のものをシャベル、小型のものをスコップと呼ぶ人が多い。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
あおぞらは大小ではなく、単に 「掘るのがシャベルで、すくうのがスコップ」とだけ思ってました。広辞苑の説明に近いです。
あおぞらは園芸用の小さいものは移植べらと呼んでいます。 さて、
石炭スコップは角型で足を掛ける所がありません。 機関車のボイラーに石炭を投入するときに使用します。 足を掛ける必要がありません。 「練りスコ」は角型の小型でその昔、鉄板の上でセメント、水、砂利を混ぜ合わせてコンクリートを作るときに使用したもの。練る時に使用するスコップということ。
今はコンクリートミキサー車が走りながらやってます。 ですから、鉄板上のあの2人で行なう心地良いリズミカルな作業を見ることはほとんどありません。 「石炭スコップ」、「練りスコ」は広辞苑には載っていませんでした。 パワーシャベルは土木・建設機械で掘ることに使用される。
パワースコップとは言いません。 で、あおぞらの見解はやっぱり、「掘るのがシャベルで、すくうのがスコップ」です。
が、ホームセンターで見るとそのような区別は判然としません。 また、あおぞらも実際に言うときは足掛けがあってもスコップと言ってしまいます。 うん、結論はめちゃくちゃです。 ま、同じと思っていいのでしょう。
我が家のスコップ 大分使い込んで減っている。
関係ないけど、白いのは雪。
足をかけるところがある。
見解ではシャベル。 言うときはスコップ。
今日もおいでいただき、ありがとうございます。
今日のはつまらなかったですね。 |
言葉
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日本語は面白い(21) 角袖と箱師と
筒袖、角袖、振袖、 角袖
袖だけの意味ではなく、洋服に対して和服という意味もあるという。 明治時代なんでしょうか。刑事は制服を着ないで和服を着ていたとか。 「角袖(かくそで)」を着ている人ということで、「かくそで」の「か」と「で」を取り、さらにひっくり返して「で」「か」=「でか」。
それで刑事を 「でか」 というようになったという。
これは隠語でしたが、映画、テレビの刑事もので頻繁に使用するので、普通の言葉になってしまったようです。
地方紙 大正10(1921)年10月27日
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庭師は庭を造り手入れを職業とする人。
看護師は病人を看護をする職業の人。 箱師は箱を作るのを仕事とする人、ではありません。
電車などの乗り物の中でスリなどを常習とする人です。
地方紙 大正10(1921)年12月18日
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板間稼ぎ は板間をお掃除したりして働くことではありません。
お風呂屋で他人が脱いだ衣類や持ち物を盗むことです。
地方紙 大正11(1922)年1月6日
今日もおいでいただき、ありがとうございます。
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日本語は面白い(20) 「先」ってどっち?
あと、さき、前後。 どちらが過去? 未来?
先を使っても
「先刻、先日、先週、先月、先年、先代、先般、先人」は過去 「先行き、先々、先見」は未来
近をつかっても
「近年、近代、近況」は過去
「近日」は未来 (数日後のこと) 後
「後刻、後日、後年、後世、後々」は未来 来 「来週、来月、来年、将来、未来」は未来 前
「前日、前週、以前、前世」は過去 過
「過日、過年、過去、」は過去 去 「去年」は過去 昨 「昨日、昨夜、一昨日、一昨年、昨秋」は過去 ま と め 過 去 先刻、先日、先週、先月、先年、先般、 前日=昨日 前日、前週、以前 先日=過日 過日、過年、過去 去年 昨日、昨夜、一昨日、一昨年、昨秋 近年、近代、近況 未 来
後刻、後日、後年、 近日、 先見、先付け、先行き。 来週、来月、来年、将来、未来 後刻、後日、後年、後世、後々 先週、先月はすぐ前の週、月ですが、先日はすぐ前の日、即ち昨日ではありません。
なんでこうなの?と言いたいです。 「後悔、先に立たず」
お読みいただき、ありがとうございます。
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日本語は面白い(19)
日本語の複数
複数は、英語ですと単語の後ろにSを付けて複数にする、と
習いました。
中にはSを付けないまま複数をあらわす単語もあるようですが。 日本語では特に単数、複数に拘らないようです。
「家」でも「石」でもこれが単数か複数か拘りません。
強いて複数にしようとするとこんな形かなあと並べてみました。
「々」(繰り返し記号、ノ マ、かさね字)を使用したもの 村々、国々、人々、家々、数々、島々、口々、木々、節々、我々、 方々、面々、
「ら、等」を使用したもの 僕ら、我ら、お前ら、やつら、あいつら、やつら 「たち、達」を使用したもの
君たち、私たち、子供たち、男たち、女たち、 「ら」と「たち」の使い分けが分からない言葉があります。
僕、お前、君、子供 「かた」を使用したもの
あなたがた、奥様がた、お客様がた、
「ども」を使用したもの
山賊ども、ネズミども、・ ・ ・ ・ ・ ・ 「諸」を使用したもの
諸国、諸君、諸先輩、諸英霊、諸侯 連中、群集、多数、複数、
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々を使った字を並べてみました。 遅々、頻々、多々、着々、個々、云々、虚々実々、近々、早々、 草々、久々、時々、楽々
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本日もおいでいただき、ありがとうございます。
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日本語は面白い(18) 男と女
言葉、漢字熟語は男優先に作られたようです。
また、とりとめもなく書き連ねました。
少年 少女
熟年 熟女 老人 老女 養子 養女 悪人 悪女 高校生 女高生
老人、養子、悪人には男女ともに含まれると思います。 特に女性と限定すると、老女、養女、悪女となります。 初めから男女分けられているもの。
長男 長女 美男 美女 下男 下女 農夫 農婦 俳優
女優 女流作家 女流棋士 女子プロ 女子アナ 女傑 男優とは言いますが、男流作家、男子アナとは言わないようです。 やもめ=夫を亡くした女。
やもお=妻のいない男。妻を失った男。男やもめ。 「やもお」という言葉、初めて知りました。 「男やもめ」という言葉は、珍しく女に対する言葉があって、それに「男」を付けています。 男芸者=たいこもち 看護婦、保母、寮母は女性の独占的職業領域でした。
男性の進出によって名称が変更になりました。 看護師、保育士、介護士と。 看護師と保育士は法律の資格としての名称です。 介護士は単なる名称で、資格の場合は介護福祉士です。 雄・雌を使った言葉 =の説明は広辞苑に拠ります。
雌伏=将来に活躍の日を期しながら、しばらく他人の支配に服して堪え ていること。
雄飛=(雄鳥の飛揚するように)勢い盛んに勇ましく活動すること。 雌雄を決する=戦って勝敗をきめる。優劣をきめる。
英雄=文武の才の特に優れた人物。実力が優越し非凡な事業をなしと げる人。
雄大=雄壮で規模の大きいこと。 雄雄しい=男らしい。勇ましい。
女々しい=ふるまいなどが女のようである。柔弱である。いくじがない。 未練がましい。 何だか、変ですね。言葉が出来る頃は男女差、こういう風潮があったんですね。
漢字に、女偏はあるけど、男偏はない。 お七吉佐・・・・八百屋お七の事件 絵島生島・・・江戸、大奥の事件 おさん茂兵衛・・・聞いたことがあるだけ。 これらは女性の名前が先になっています。 芝居の時は女性の名前が先になっているようです。 英語でも男性を指す言葉に接尾語を付けて、女性にしていますね。 アクター アクトレス スチュワード スチュワーデス ウエーター ウエイトレス ヒーロー ヒロイン お付き合いくださいまして、ありがとうございます。
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