nigel's bookshelves〜幌苦総合車両所・文書庫

「乗り物」好きな私の「乱雑な本棚」From KOBE。去年の台湾旅行の写真、やっと整理完了しました。

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「韓国の旅」の4回目は…そろそろ今年の旅行記に入りましょう、ソウルの現存する2つの大門のうちの一つ、東大門です。

東大門の正式な名前は、下の写真でもお分かりのように「興仁之門」。1398年に城郭都市ソウルの東西南北の入口の一つとして建設され、李朝末期の1869年に改築されました。もう一つの現存する門である南大門と同様に、門の回りには市場や屋台、露天、そして最近ではショッピングモールが建ち並んでいます。

私が東大門へ行ったのは、今年の旅行の最終日の午前中、広域電鉄1号線の南營(ナミョン)駅でKTXやセマウル号などをスナップした後(「海外の鉄道・バスの旅」◇【第3回】KORAIL・セマウル号参照)のことでした。広域電鉄1号線の北の終点・議政府北部(ウィジョンブ-プクブ)行きの電車に乗ると、次のソウルからはしばらく地下鉄区間です。途中市庁(シジャン)、鐘路5街(チョンノ-オ-ガ、日本風に言えば鐘路5丁目、といった感じか)を経て10分ほどで東大門(トンデムン)に到着です。

地下鉄の改札から地下道へ出ると、もう既に屋台や露天が階段にまで沿って立ち並んでいます。ちょうどお昼前に当たっていたからか、店番のアジョッシ(おじさん)やアジュンマ(おばさん)は食器を並べてお食事中で、今風の繁華街の明洞(ミョンドン)とはまた違った何ともディープな雰囲気でした。いや、私はここに別に何かを買いに来たわけではなく東大門と、清流が甦ったという清渓川を少し散歩しに来ただけだったのですが、お店を見て回って時間を潰しているだけでも何となく楽しそう。


イメージ 1
<写真をクリックすると大きくなります>
イメージ 2
<写真をクリックすると大きくなります>

門の正面(上)と裏側(下)


ちょっと私の写真ではわかりにくいのですが、この東大門の特徴は、門の外側に半円状の外壁があることで(「甕城」というそうです)、門の正面には、正式名の「興仁之門」の額がかかっていて、門を取り囲むようにロータリー状の交差点になっています。街自体は昔からの市場があるところなので、川沿いのショッピングモールを除けばちょっと古びた感じもするのですが、それでもこの門、とりわけ石造りの外壁には、突然地下から現れた遺跡のような不思議な質感がありました。

下の写真ですが…左側に移っている教会の十字架との組み合わせも何とも妙な感じです。そして、数百年の歴史を持つこの門を取り囲むように走り回っているのは現代風の妙にエモーショナルな形をした自動車の群れ…「何なんだここは」と一人で理不尽なツッコミ(笑)を入れながら、人の流れから少し外れて私はひとしきりデジカメのシャッターを切っていました。


次回は、東大門の交差点のすぐ側を流れている清渓川にも足を伸ばしてみます。


イメージ 3

五間水橋(オガンスッキョ)の清渓川プロムナード案内板

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ここが噂の?高速道路を撤去したという川ですね。日本でも東京の日本橋の上に架かる首都高を地下化するという話が出ていますが、ぜひともこの先進的な取り組みを見習って欲しいものです。

2006/12/1(金) 午後 11:03 [ takuya870625 ] 返信する

たくやさん、そうです、高速道路の老朽化がちょうどいいタイミングだったようで、はてなブックマークにもクリップしたのですが、昔の清渓川の写真と比べるとホントに見違えるようです。確か東京都もここのプロジェクトには結構注目していて、首都高の地下化という話が出てきているようですね。

2006/12/1(金) 午後 11:53 ナイジェル 返信する

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グルリ道路に囲まれていますが、この半円状の敷地内に入れる場所なんですか?それとも文化財的なもので、周りから見るだけのものなのでしょうか…。

2006/12/2(土) 午前 1:24 myhometown 返信する

マイホームタウンさん、おそらく通常時は中には入れないモノと思われます。定期的に「一般公開日」でもあるのかな……。

2006/12/2(土) 午後 7:18 ナイジェル 返信する

韓国はわりとキリスト教徒が多いみたいですね。結構あちこちで十字架を見かけます。これが鶴橋あたりだと、隠れキリシタンみたいな感じなのですが・・・(爆)

2006/12/4(月) 午前 0:08 naojazeera(なおちゃじーら) 返信する

naoさん、韓国の「近代化」がキリスト教とともにやって来たところが大きいのかもしれませんね。鶴橋ですか…いやぁあそこはもうコテコテな街だから、十字架を見ても何か怪しげな新興宗教を連想してしまいそうです。

2006/12/4(月) 午後 0:28 ナイジェル 返信する

そうそう、キリスト教徒多いらしいですね。実際のところなんでなんだろう?あと○一○会とかも不思議。あれは元々カトリック、プロテスタントどっちなんですかね。そういうのも関係ないのかな?

2006/12/6(水) 午前 0:49 トンコ 返信する

トンコさん、wikipwdiaでその団体の記事を見てみましたが…もう詳細に歴史から教義の特徴から記載されてて驚きでした。で、「教団はキリスト教を自称するが、その教義は伝統的なキリスト教とは重要な部分で異なる点がある。そのため、一般的なキリスト教会にとって共通の正統信仰の基本となっている基本信条(世界信条)とは相容れない。カトリックや東方正教会はエホバの証人やモルモン教を異端であると宣言しているが、統一協会に対しては異端ですらないキリスト教とは別の存在と宣言している。」ということのようです。

2006/12/6(水) 午前 3:15 ナイジェル 返信する

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ナミョンは『南営』と書くはずです。
清溪川は人口の川で、高麗王朝を亡ぼした李成桂(太祖)がこの地にソウル(都という意味で、当時の名は『漢陽』)を定めたのですが、水はけが非常に悪かったそうです。
それで作ったのが現在の清溪川です。
水源は今の川よりずっと上で、景福宮の左側の山のほうだったようです。
蓋をされて道路だったころは黄鶴市場の辺りは、両側に露店がびっしり出ていて、これはこれで楽しかったですよ。

2008/4/2(水) 午前 9:11 [ j.s.leigh ] 返信する

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書き忘れましたが、城壁は朝鮮を植民地にした人らの手で取り壊されました。
この人らは景福宮の中にあった建物、大小取り混ぜ80くらいあったうちの殆どを取り壊し、景福宮の正門である『光化門』まで取っ払って、植民地経営の大本である『朝鮮総督府』を建てました。

2008/4/2(水) 午前 9:20 [ j.s.leigh ] 返信する

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pintorleighさん、コメントレスが遅くなりスミマセン。清渓川の由来等御教示ありがとうございました。一般的には整備され、私のような外国からの来訪者にとっても近寄りやすい場所になったのはいいことだということになるのでしょうが、それに伴い失われたモノもある、ということでしょうか。

あ、それから「ナミョン」の漢字表記のご指摘ありがとうございました。「榮」と「營」を間違えていました。訂正させていただきます。

2008/4/5(土) 午後 7:48 ナイジェル 返信する

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