文学と哲学を中心に芸術全般

善人なほもつて往生をとぐ。いはんや悪人をや

「親鸞」について

 yahooのカテゴリー設定、問題ではありませんか。これ投稿する側に任せるようにできないんですかね。困ってしまいます。  親鸞の(正確に言えば弟子の唯圓による聞き書き帳)『歎異抄』でいつも問題になるのは、「悪人正機」の解釈をめぐってである。第三節に次のようにある。「善人なほもつて往生をとぐ。いはんや悪人をや。しかるを世のひとつねにいはく、悪人なほ往生す。いかにいはんや悪人をや」。現代語訳は「善人でさえ浄土に生まれることができる。まして悪人が浄土に生まれないわけはない。ところが世間のひとはつねに、悪人でさえ浄土に生まれるのだから、まして善人が生まれるのはいうまでもない、と言っている」。だがこの考えは他力の趣旨に背いていると親鸞(唯圓)は言うわけである。自分の力で善行を積んで往生したいと願うのは、阿弥陀の力に任せる気持ちに欠けている。だかすべて表示すべて表示

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三田誠広『マルクスの逆襲』

2013/3/27(水) 午前 8:54

 はっきりいうと、徹頭徹尾でたらめな本である。たとえば、マルクスの思想とは何かという節を読むと、よくわかる。三田がとりあげているのは『経済学哲学草稿』だけである。それも「自己疎外」にかんしてだけ述べている。たしかに「自己疎外」は、マルクス哲学の根っこではあるかもしれないが、それだけではない。それに「自己疎外」の説明のしかたが、いかにも卑俗現実的なのである。こ ...すべて表示すべて表示

佐野眞一『クラッシュ』その2

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