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ワンコとバーサンの340日

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きのうは、バーサンが倒れ、意識不明の状態からなんとか持ち直し、退院してきたところまでお話ししました。





それにしても、あっけないものでした、、、。





バーサンが退院してきたばかりの時は、流動食的なものしか食べられず、ほとんど寝たきりの状態でした。

それが、みるみる回復し、半月が過ぎたあたりでは、車イスに起きて、ある程度は自分で食事がとれるまでになっていました。

病院にいた時とはみちがえるようでした。


バーサン、やっぱり家がよかったんだね


美味しいものには目がない食いしん坊のバーサンです(ミカンと似た者コンビでした)。

大好きなイチゴを食べてる本当にうれしそうな笑顔が、今でもまぶたの裏に浮かびます。

その周りを、隙あらばおこぼれにあずかろうと、うろうろするミカン。

以前とと少しも変わらない風景です。


また、前みたいに3人で楽しくやれるんだね


疑いもなくそう思っていました。



退院から1ヶ月程たったある日、ボクが仕事から帰ると、ゲホゲホと咳をしているバーサン。

本人も、風邪ひいたんだね、なんていってます。

それが次の日になると、様子が一変。

食事も摂れないし、声をかけてもボーッとしていて、熱もどんどん上がってゆきます。



病院へ連れて行って、また入院してしまうことに。



前回は4日間にもわたる意識不明の状態から復活したバーサンです。

たかが風邪をこじらせたぐらいの今回も、すぐによくなって帰ってくると思っていました。

入院4日目には、食事はとれないものの、意識ははっきりしていて、早く家にかえらなきゃねぇ、なんて言ってます。

ミカンが待ってるぞ、というと、ニッコリ笑うバーサン。



あとは、食欲がでてくれば楽勝じゃん



それが、次の日のお昼、病院から電話が。

バーサンの容体が急変したと、、、呼吸もしてないと、、、。



ワォーン、ワォーン、ワォーン



その時、突然ミカンが吠えだしました。

ボクと二人きりでいる時は、一度も吠えたことなんてなかったミカンが、、、。

何もない所に向って、必死で吠える、吠える、、、。



お前も何か感じたのか、ミカン




バーサンを迎えにきた死神を追い払おうとするかのように吠えつづけるミカンを残し病院へ、、、。



それからはもう何が何だか、、、。

ボクが行った時は、まだかすかに脈が触れていました。

そしてそれもなくなり、お医者さんの、ご臨終ですの声。

眠っているような静かな顔。

声でもかければ、腹減ったよ、なんて返事がかえってきてきそうな、、、。



ホントに天国へ行っちまったのか、バーサン





今まで家族の死に目に会ったことがなかったボク。

人が一人死ぬと、ホントにいろんな儀式や手続きがワンサカとあって、いろんな人がいろんな風にかかわってきて、そのレールの上に乗っていれば、自然と納まりのいいところに運ばれていく仕組みになっているってことを、初めて知りました。

悲しんでいる余裕すらない、、、。



何もかもが終わって、ミカンと二人だけポツンと部屋に残されると、初めていろんな感情が噴き出してきます。


二人だけになっちまったな、ミカン



ミカンは、そんなボクの心の内を知ってか知らずか、もちろん何も言いません。


すこし寒かったので、押入れから毛布をだします。

そういえば、これバーサンが元気だったころ、よく使ってた毛布だ。

すると、それまでじっとしていたミカンが、その毛布に飛びついてきました。


体全部をその毛布にこすりつけるようにし、狂ったように毛布の上で身をよじっています。

大好きだったバーサンの気配を自分の体に取り込もうとするかのように、、、。


ミカン,,,




こんな風にして、ミカンとバーサンとボクのお話は、終わったのです。






(了)
1週間のご無沙汰でした。

ワンコとバーサンとボクのお話です。



バーサンが認知症を患ってしまったことや、ミカンがバーサンのお相手として我が家にやってきたいきさつについては、前にお話ししました。

正直、バーサンに介護が必要になってきた時は落ち込みもしたし、ボク一人で何とかできだろうかと不安になったこともありました。

でも、ミカンが家に来てくれて、どれだけボクの心に光を与えてくれたか。

バーサンの介護とミカンの世話と、手間は倍になったのですが、心の負担は半分になりました。


バーサンはバーサンで、ボクが仕事でいないときは、1日中ミカンとゲージ越しに顔をつき合わせていた訳で、二人だけの濃密なつながりがあったに違いありません。


ボク心の中の暗澹とした部分は徐々に消えてゆき、認知症のバーサンとお転婆ワンコとの生活も悪くない、むしろ楽しいと思えるようになっていったのです。

そして、こんな風な生活が、ずっとずっと続くと思ってもいたのです。

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元気で仲良しだったふたり





今年に入って1月も半ばを過ぎたころ、バーサンの具合が悪い日が続くようになってきました。

そして1月も終わりに近い頃、いくら体温を計っても上がらない、電子体温計はエラーの文字が出るばかり。体も冷え切っています。


どうしちゃったんだ、バーサン


病院に連れて行きますが、そのうち意識もなくなり入院です。

心臓に障害がでて体温が上がらなくなったそうです。4日程して意識も戻ってきましたが、しばらく入院することに。


ミカンも、バーサンがなんでいないのか、怪訝なようす。

いつもバーサンがいたあたりの匂いを嗅ぎまわっています。


それからは、仕事が終わってから、バーサンの食事介助に病院に通う事に。昼は隣町に住む姉の担当、夕はボクです。

そんな甲斐あってか、バーサンは少しずつ元気を取り戻していきます。

1ヶ月を少し超えたあたりで、ついに退院できることに。


バーサンが、帰ってきた日の、ミカンの喜びようといったら、、、。

尋常でない勢いで、バーサンにじゃれていきます。


おいおい、バーサン病み上がりなんだから、お手柔らかに頼むよ、ミカン


そんなミカンをみて、バーサンも目を細めます。


でも、バーサンは、以前のようには起きていられません。

1日のほとんどをベットの上で過ごすことに。


ミカンも、なんで遊んでくれないのかと、バーサンの介護用ベットを見上げる毎日。



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ナンデ、アソンデクレナイノ


そして更に1ヶ月後、またしてもバーサンの容体が悪くなることに。



(つづく)

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去年のクリスマスにトナカイコスプレしてみました



ミカンは、横になっている人を襲うのが大好きです。

人が横になっていると、ちぎれんばかりに尻尾を振りながら、顔を舐めまくります。

いつも横になっているバーサンとミカンの仁義なき戦いは、前にご紹介しました。




ボクも例外ではありません。

ビールなんぞを飲んで、ちょっといい感じで横になりうとうとしていると、ふと、何かの気配を感じる時があります。

目を開けると、こんな顔でミカンはボクを覗き込んでいます。

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人を美味しそうな顔でみるなー


と思うまもなく襲われます。


やめなさいっ、うっ、ミカン、そっ、そこは〜


今では慣れましたが、あまりワンコと接したことがなかったので、初めのころは、顔を舐められるとかなり引いていました(笑)


そして、ボクがうっかり寝込んでしまおうものなら、食いしん坊モード全開。

デーブルの上にある食べ物という食べ物は、跡形もなく消え去ってしまいます。こんなものまで食うかというようなモンまで食べてしまいます。

もう、パック類なんかは、洗わなくてもそのまんま分別ゴミに出せるほど、きれいになっています。

なので、ビールのおつまみも、ワンコが食べれないものは禁止になってしまいました。


こんな風に、ワンコとの、オモローな毎日は続いていったのですが、そんな中、ボクにとってもミカンにとっても、どうしようもない程悲しい出来事が起こってしまうのです。


(来週ににつづく)

仁義なきお転婆ワンコ

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1週間のご無沙汰でした。

ワンコとバーサンとボクのお話です。



ミカンが家にやってきてから、まだ2ヶ月程のことです。

そのころ、ボクは仕事関係の資格をとるため通信教育を受講していました。

年に2回4日間の日程で、東京の本校に出向き面接授業をうけなければなりません。

本校までは、ボクの所から電車で4時間もかかります。当然泊まりになります。


ミカンをどうしよう


隣町のペットホテルに預けるしかなさそうです。

バーサンも市内にある老健施設にショートステイです。

バーサンはショートステイは何度か利用していて、大丈夫、大丈夫、と言っていますが、いざ行くとなると、不安は隠せない様子。

猫も一緒に行くのかい

相変わらずトンチンカンなことを言っています。

てか、猫いないし、、、。



ミカンにとっては、まさに初めてのお泊まり。

淋しい思いをするんじゃないかとか、ご飯はちゃんと食べれるかとか、預けてくるとき追って来て騒いだらどうしようとか、不安は尽きません。



その日、家から車で30分ほどのペットホテルに向かいます。

長い時間車に乗るのも初めて。

車の中を動き回り、外をきょろきょろ眺めたり、運転しているボクにちょっかいを出したりします。

車の中でも、落ち着きのないワンコです。



ペットホテルに着くと、見るからにワンコ大好きオーラ炸裂のお姉さんが、満面の笑顔で迎えてくれます。

そんなオーラを感じてか、ミカンもお姉さんに力一杯じゃれついていきます。


少し落ちつけよ


手続きが終わってからも、ミカンのテンションは変わりません。お姉さんに飛びついたりして楽しそうです。


そろそろ帰っちゃうぞー


お姉さんも、ミカンちゃん、お父さん帰っちゃうよ、かなんか言ってくれますが、こっちを向きもせずお姉さんに愛想を振りまいてます。


ホントーに帰るからなぁ


少しも淋しそうでないミカンを置いて、ペットホテルを出ることに、、、。



この、薄情犬がぁ



ボクの心配は、全くのとり越し苦労だったようです。


味気ないったらありゃしない


それでも、4日間の面接授業を終え、ミカンを迎えに行くと、全身を使って喜びを表します。バーサンと再会すると更に大喜び、家に帰ると、もうでんぐり返りをしながら走り回ります。

いつもと変わらない、おばか元気なミカンです。


まあ、いいかぁ

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1週間のご無沙汰でした。

お転婆わんこミカンのお話です。



前回は、去年の夏、ミカンが行方不明になり、一晩さまよった末に無事保護された事件を紹介しました。

今回はそのちょっと後ぐらいのお話になります。



ミカンも無事1回目の発情期を迎えることになりました。

ここで、果たして避妊をしたらよいものかどうなのか。

早いうちに避妊をすると、婦人科系の病気にかからなくなり長生きできるという話も聞きました。

ただ、2回目の発情以降では効果がないってことで、もしするんであればこの時しかない。

いろいろな人の話を聞いてみると、子供を産ませる気がないのなら避妊はした方がいいという意見が多いようでした。

少しかわいそうな気はしますが、ウチではボクが仕事に行っている間は認知症のバーサンがいるだけ。正直、子供を産ませる自信がありません。

そんなこんなで迷った揚げ句、ついに避妊手術に踏み切ったのです。複雑な気持ちではありました。



獣医さんのところに一泊の入院。

翌日迎えに行くと、いつもとかわらない元気なミカン。

ただ、傷口をなめないように、絆創膏の上に保護ネットをまかれ、首の周りに保護カラーをつけていました。写真上のようなやつです。


フランシスコザビエルかお前は〜


抜糸は1週間先です。

獣医さんからは、保護ネットや絆創膏はとれてもかまわないですとか、少しの間元気がなくなるかもしれませんが心配しなくていいですとか、2,3日は運動を控えてくださいとか、お話があったのですが、、、。

ミカンにそんな普通の犬のような常識は通用しないようです。

元気がなくなるどころか、帰るなりいつもと変わらぬテンションで走り回ってます。


おいおい、傷口開いちまうゾー


保護ネットと絆創膏はその日のうちにとれてしまいました。


だいじょーぶかぁ、、、。


そして手術から3日目のことです。

ふと傷口をみると、縫った糸が4本。


んっ、なんか少ない様な、まさか、、、。


これが2本や3本だったら明らかに少ないとわかりますが、4本って微妙な。

一応気をつけて見ていたつもりだったのですが、それから2時間ほどして傷口をみると、、、。


な、な、なんと糸がない。


残らず食いちぎってしまったようです。


あわてて獣医さんのところへ、、、。

カラーをしてれば、ふつうは傷口には届かないんだけどなー、と獣医さんもあきれ顔。

傷口は開いてはいなかったようで、接着剤で傷口を保護し、中型犬用の巨大なカラーをしてもらい帰ってきました。写真下のようなやつです。


エリマキトカゲか、おまえは〜

もしくは昔懐かし怪獣ジラースか、、、。


大きなカラーを、ゆっさゆっささせて歩きますが、そこかしこにぶつかりまくって、とっても不機嫌そうなミカン。

バーサンも、外してあげればぁ、かわいそーに、と1日10回くらいは言いますが、バーサンに外せる代物でもありません。

いつもは、ボクが2階にいくと、ついてくるミカンですが、カラーがひっかかり階段を上がれません。

階段の下で恨めしそうに2階を見上げています。

ところがそのうち、意を決しように、首をぐっとそらせると、カラーが階段にぶつからにようにし上ってきたのです。

しかし、階段の半ばあたりでカラーがひかかり、転がりながら階段を転落、、、。



だ、だいじょうぶかー


カラーがうまい具合に頭を守ってくれたようで、何事もなく走りまわるミカン。


カンベンだぜぇ〜

常に何かをやらかしヒヤヒヤさせてくれる、おばか元気ななミカンでした。

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