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フィラデルフィアに行ってきました。
今回御用があったのは、イタリア大使館。
ジャイアンの大移動に伴う書類をかき集めに、
朝っぱらから車を走らせて、えっちらと・・・。
なんだかよくわからないくらい、バミューダは書類をたくさん欲しがります。
その中には、国籍証明だの、学歴証明だの、なんていうものも含まれていて、
それができるのはイタリア大使館のみ・・・。
酔払い運転のココロノキズが癒えていないまま、全くの役立たずなジャイアンに替わって、
(いや、普通の状態でもこういうことに関して彼は恐ろしく役立たず)
必要なものを全部書き起こして、準備。
表向きは「予約が必要」なはずの大使館に、
もちろんイタリア式に、予約無しで、突撃です。
今回はジャイアンの書類もあったけれど、
それ以上にメインイベントだったのが・・・結婚登録!
ええ・・・アメリカで結婚してから一年数か月、
実はイタリアには、まだ登録してなかったんですねー・・・。
必要な書類は、前回NYでしっかりゲットしてきてましたので、
行って、サインして提出するだけ。
なのに、行くだけのために、まあなんと時間のかかったこと・・・。
先週は、急にジャイアンの仕事の予定が変更になり。
先々週は、急に皿洗いの人がドタキャンし。
その前は、そのさらにもういっこ前は・・・。
まるで悪運と根性を試すかのような、見事な展開。
予定がキャンセルになるたびに、あやし〜い雰囲気が漂っていた我が家ですが、
まあ無事に、何とか、終わりました。
後はこの書類が、ジャイアンの実家のあるド田舎の町役場(あるいは村役場)に届けば完了。
いやあおめでとう、元生涯独身主義者、ジャイアン君。
これで人生終わったね(笑)。
その後が、まあ長かったです。
本当か嘘かは定かではないのですが、ジャイアンが言うには、
イタリア式というのは、「一回に一件。」
確かに、イタリアの下っ端役所では、これは鉄則です。
3つ一緒にお願いしたら、どれかひとつは必ず間違えられ、
ヘタすると書類自体が、行方不明に・・・。
まとめてお願いすると「わかんないからひとつずつにして!」と、逆切れされることすらある・・・。
予定では、まず、パスポートのコピーを証明してもらい、
次に、国籍の証明書を書いてもらい、
さらにその次に学校の証明書のコピーを証明してもらい・・・。
最初に窓口に立ったおねーさんは、まるでジャイアンを待たせているのを忘れたかのごとく、
あっさり姿を消してくれて、そのまま30分経過。
「・・・あんた、忘れられてるよ?」と、突っ込んだ私を
「そ、そんなこと無い!」と言い続けて、さらに10分。
さすがに閉館予定の12時を50分もすぎたあたりで、
もう1回情けな〜い状態で、受付のおねーさんに、
「あの・・・待ってろって言われたから、待ってるんだけどさ・・・?」と問い合わせ。
今度はお役所のちょっと上の人が出てきて、どんどことはかどりました。
でも・・・かわいそうなこのおじさま。
どうみても、「一回で最低3つくらいなことは軽く理解できる」人なのに、
「まず、これをね〜。」とジャイアンに差し出され、
奥に引っ込んで書類作って持って帰ってきたら、
「それからね〜。」と、まるっきり同じ手続きを必要とする別の書類を差し出される始末。
「ねえ・・この人、大丈夫だよ。一度に全部出してあげなよ。かわいそうだよ?」と、
見るに見かねて進言した私を
「イタリア式は、一回に一件!」と元気よく押し切ること数回。
最後の3つ目の書類を出した時は、
このおじさんのコメカミに、例の、タコマークが浮かんでいました・・・(笑)。
「全部まとめて出して。これでオワリ?もう無いね?」
冷静な中にもありありと見える、そのコメカミのタコマーク。
その背後には怒りの青い炎が点火中で、熱気に揺らぐ空気が見えそうなほど・・・。
・・・だから言ったのに・・・・・。
最後の書類をこちらに突き返すと同時に、
「じゃ!さよならっ!」と、ダッシュで窓口から逃げ去っていったのを見た時は、
普段の我が身を見るようで・・・・。
とっても、同情しました。
その後、お寿司を食べるはずだったのに、なぜかタイ料理に変更。
そのまま酔払い運転の件で妄想しすぎて知恵熱のあるジャイアンは、ダッシュで帰ることを主張。
前夜2時に寝て朝6時に起きた私は、助手席でこっくりこっくりと、居眠り。
ま、とりあえず。
一個ずつ、片付けていきましょう。
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