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ドイツ―ポルトガルの一戦は、
ワールドカップの組み合わせが決まった時点で
屈指の好カードだと誰もが思った。
しかし、結果はドイツ4−0ポルトガルだった。
リアルタイムで見ることができなかったので、
結果のみを先に知ったときは唖然とした。
ドイツは強い。そんなことは百も承知だが、
こんな結果になるなんて・・・。
私の予想はドイツ3−2ポルトガルだった。
試合はポルトガルが先にリズムをつかみ攻勢を
かけていた。
しかし、前半12分ドイツがPKを獲得、先制した。
この後がまさにドイツらしい戦い方だった。
あせるポルトガルに対し、のらりくらりとパスを回し、
イライラさせる。
そして問題のプレーが起きた。
ぺぺが頭突きで退場。
大したことのない接触プレーにドイツ選手が
過剰反応し、それに怒ったぺぺが軽く頭突きをした。
結果、一発レッドカード。嫌なことを思い出した。
1990年のイタリアW杯。決勝トーナメント1回戦で
ドイツ―オランダという屈指の好カードになった。
オランダは、フリット・ライカールト・ファンバステンの
スーパースターを擁し、優勝候補だった。
ところが、ドイツ選手の挑発に乗って攻守の要だった
ライカールトが退場処分、1−2でオランダは敗退した。
ドイツは昔から試合巧者で、決して諦めない。
組織としても機能している。
今回のドイツとポルトガルの決定的な違いはここだった。
ドイツは、今回も優勝候補の一つだと思うが、
過剰なアピールは見苦しい。
それも作戦の一つかもしれないが、
サッカー少年たちが憧れるプレー
で頂点を目指して欲しい。
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2014ワールドカップ
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2014ブラジルワールドカップ
日本の初戦はコートジボワール。
アフリカの英雄、世界的なストライカー「ドログバ」を
擁するチームだ。しかし、ドログバは36歳。
体力的にも衰えは否めない。
ヤヤトゥーレも万全ではない様子。
日本にも十分勝てるチャンスがある。
開幕スタメンを見て、驚いた。
ドログバはスタメン落ちだった。
しかし、もっと驚いたのは、日本のスタメンだった。
遠藤を外し、長谷部が入っていた。
なぜ???
直前の最終調整試合をある程度順調に終え、
この1年、本田・遠藤・香川・長友・岡崎はほぼ不動で
チームを作り上げてきたはずだ。
なぜW杯の大事な初戦で変化をさせたのか。
選手のコンディション、対戦相手や天候なども
影響したと思うが、後半から遠藤が出場したことを
見れば、遠藤のコンディションに問題はなさそうだ。
試合開始から日本は異常なくらい慎重な立ち上がりだった。
特に香川の緊張はかなりのものだった。
本田はさすがに気合充分、長友のパスから
強烈に先制弾を叩き込んだ!
しかし、雨の影響や相手の身体能力の高さに次第に
体力を失い、動きが悪くなる。
選手間の距離も広がり、コンパクトなサッカーができない。
そしてパススピードも落ちてくる。
どれだけパスを回しても、まったくプレーに怖さがない。
前半は運良く1−0で折り返したが、
ついについにドログバが登場。
試合の流れが一変した。
ドログバが入って5分で2失点。
圧倒的な存在力と精神的支柱、的確なプレーで流れを変えた。
さすが世界の超一流ストライカーであり、
英雄と呼ばれるに相応しい働きだった。
日本は初戦を1−2で落とした。
正直、本田はこの試合でドログバの存在をどう感じただろうか。
チームの中心的存在とはどうあるべきか。
何が求められているのか。これからの本田の成長に期待したい。
日本は、まだ2戦残している。
厳しい状況に変わりはないが、
「攻め抜いて勝つ」「自分たちの良さを出す」
ためにこの攻撃的なメンバーで臨んだはずだ。
残り2戦、消極的なプレーや戦術は見たくない。
決勝トーナメントへ向けて全力を尽くして欲しい!
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前回優勝国、スペインが1−5でオランダに大敗した。
スペイン―オランダの対戦は
前回南アフリカ大会の決勝の組み合わせ。
1−0でスペインが勝ってW杯初優勝だった。
あれから4年。
中心選手も年齢を重ねた。
スペインは、イニエスタ・シャビ・ビジャ・カシージャス
オランダは、ファンペルシー・ロッベン・スナイデル・デヨング
この4年間の変化が見える試合だ。
前半立ち上がりからスペインペース。
ボールポゼッションを高め、細かいパスワークで
オランダを攻める。
オランダは伝統の4−3−3システムではなく
ダブルボランチ・トップ下を置いた守備的なシステムで
カウンター狙いの戦術。これには驚いた。
しかし、今のメンバーには最適かも知れない。
前線で少人数で打開できるスピードのあるロッベン、
決定力のあるファンペルシーがいるからだ。
前半27分に試合が動く。
スペイン選手がエリア内で倒されPK。
しっかり決めてスペイン1−0。
このあとスペインが余裕の試合展開で
次々とチャンスを作る。
オランダは意気消沈でこのまま試合も
2−0スペインかなという雰囲気だった。
誰がこの後の展開を想像したか。
前半44分オランダがロングボール1本、ファンペルシーの
ダイビングヘッドで1−1。雰囲気が一変した。
後半は、よりオランダがカウンター色を強め、
ロッベン・ファンペルシーが躍動。
結果オランダ5−1スペインという衝撃的な結果となった。
この大会、オランダは新たな戦術がハマり、南米勢の
驚異になりそうだ。
一方スペインは、ショックが大きすぎて、
一次予選突破は苦しくなった。
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2014ブラジルW杯が開幕しましたね〜!
開幕戦は、ブラジルVSクロアチア。
注目のネイマールがどんなプレーを見せるのか。
前半10分にブラジルまさかのオウンゴールでしたが、
クロアチアの展開、何よりクロスボールが良かった
ので仕方なかったでしょう。
開始からクロアチアは体が動いていましたね。
ブラジル0−1のビハインド。
この後、かなり浮き足だった感じでした。
焦りと苛立ちなのか、ネイマールは肘打ちでイエロー。
ブラジルに暗雲が漂ってきたとき、それを打開したのは
オスカルとネイマールだった。
前半28分、中盤でオスカルが粘ってキープし、ネイマールへ。
ドリブルから左足を振り抜きゴール!
ブラジルサポーターは大熱狂!!!
ブラジルは、ようやく落ち着きを取り戻した。
前半は1−1で終了。
後半、ブラジルが優位に試合を進めていた。
そして後半24分、エリア内でフレッジが倒され
ブラジルにPKが与えられた。
西村主審、正直「ミスジャッジ」ですね。笑
確かにDFは手をかけていましたが、
あんな倒れ方をするプレーでは到底なかった。
しかも後半も半ばを過ぎたあの時間、
1−1の場面で試合を左右するPK判定。
「ブラジルのW杯ホーム開幕戦」
「前回大会ブラジル選手へレッドカードそして敗退」
が頭にあったのかな。
PKのキッカーは、ネイマール。
蹴った瞬間、「止められた!」と思ったが、
キーパーの両手を弾き、左隅へ吸い込まれた。
2−1。
その後、クロアチアは惜しいチャンスが何度か
あったが決めきれず、後半ロスタイムに
オスカルのドリブルから絶妙なタイミングの
シュートが決まり3−1。試合を決めた。
この試合を見て、マン・オブ・ザ・マッチはどう見ても
「オスカル」と思う。
1点目の演出。攻守での貢献度。
試合を決めた個人技。
そして、ネイマールの「若さ」が露呈した。
0−1での相手への肘打ちイエロー。
スポーツに「〜たら」「〜れば」は禁句だが、
①0−1で前半を折り返していたなら
②1−1でPKを与えられなかったら
③PKで両手に触ったボールがゴールを外れていたら
クロアチアが勝利していたかもしれない。
結果だけ聞けば、3−1でネイマール2得点!
「ブラジル快勝」という雰囲気だが、
少しでも天秤がクロアチアに傾いていたなら
「開幕戦ブラジル黒星」の要因は十分にあった。
開幕戦の緊張・クロアチアの善戦もあったが、
開催国優勝を悲願するブラジルにとって
大きな不安を残した開幕戦だった。
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