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ららは山下清画伯のことが好きでした。
ららが小学生だったころ、芦屋がんのすけさんが主演で放浪記が放送されていました。
その主題歌の「野に咲く花のように」も好きで、よくうたっていました。
でも、時代が平成にかわり、放浪記もいつか終焉しました。
なにより、芦屋がんのすけさんが永眠なさったことが番組の存続をついえたのだとおもっています。
ながいあいだ、あんな感じのやさしいドラマを忘れていましたが、ららが成人しきった頃、あらたな配役で番組が再スタートしました。
ららは、変質していた時期が合ったにせよ、今はこうしてあたたかな気持ちでいるのだからと、番組を待望して視聴しました。
とにかく、最初から感動しました。
人生について、なにかをもとめていた。
かといって、ただ生きているだけでは充分ではない。
そうした経緯ほ経て、生涯教育に道を見つけたららにとって、山下画伯の人生がとてもすばらしくうつりました。
絵にかけてたつだけではなく、その「人柄」がすばらしい。
やさしく、そして思いやりがある。
学校の成績がよければそれだけですばらしい人格たるのかといえば、ららは決してそうではなく、成績いかんにかかわらず、尊いこころをもつかたはたくさんおられるとおもっています。
いつもいつも、旅先で出会ったひとたちに「愛」を贈ってくれる。
ふれあいのなかに、ぬくもりがあふれている。
おごらず、真剣である。
そして、強い意志をもっている。
「自由」に生きるという強い意志です。
芸術家だからそうなのではなく、生まれ持った気質がそうであり、山下清画伯を日本のゴッホとまでいわしめたのです。
ゴッホは決して器用ではありませんが、天才的な絵の才能をもっていました。
人間、完全である人はまれで、みな、どこかに欠損をもって生まれてくる。
そのことから、「美」への激しい希求心が生まれてくるのではないかとおもっています。
満ち足りたこころからも充分生じるでしょうが、自分自身に強い不満感をもった人は、芸術家に多いのです。
いずれ、こころに平静感がやどる。
そうしたこころを山下画伯は生まれながらに持っている気が子供心にしたものでした。
新しい、平成版放浪記も一段落し、芦屋がんの介さん主演の昭和版がBS放送局で放映されています。
こちらもたのしみです。
やさしいこころをららにプレゼントしてくれるこの番組の長きに渡る存続を、こころから希求しているところのららです。
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山下清画伯
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