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メールありがとうございました!
どう対処していいのか、わからなくなっていたボクには、最高のアドバイスでした。
オジさんが、フランが病いのどん底にいるのではなく、そこから立ちあがろうとしていると
現実を読み解いてくれたことで、次の一歩が見えたのです。
心の病に壊れてしまったなら、どう手を差し伸べていいのかわかりません。
でも、そこから立ちあがろうともがいてるのなら、それは「人間」です。
勇気ある人の姿です。そうなら手助けは、可能です。
でも…一番近くにいてフランを見ているのに、オジさんのようには「真実」を見抜けなかった。
ただ「心の壊れた人」としか見られなかった・・・。恥ずかしいです。
Ryoの恋人で、ボクにとって、お姉さんを感じる大切な人が
心を失って、壊れている・・・
どう言葉をかけ、どう抱きしめてあげたらいいのか、ふれることさえ
怖くなって・・・
心療医、駆け出しのボクには、肩を抱きしめてあげることもできませんでした。
もちろん、テキストに書いてあるように、薬で気持ちを楽にさせ、何が原因かを究明し、
時間をかけて、ゆっくりゆっくり心が解きほぐれるまで治療を続ける・・・。
それが、正しい方法です。でも、それは、最初にクライアントを「病気の人」と決めなければ
先に進めないのです。
けれども、立ち上がる意思を持ち、その方法を懸命に探しているなら、心は壊れて
いません。まだ希望の光はわずかです。でも、そこに向かって進みたいと思います。
北海道はまだまだ寒いでしょうね。荒波の打ち寄せる海辺が、なつかしいです。
でも、このフィレンツェにとどまることが、ボクの役目なのだと思っています。
懸命に生きようとしている人によりそうのは、もしかしたら、おじさんから学んだ
のかもしれませんね。
フランがやさしい心を取り戻し、ほほえむことを思い出したら、フランの両親と
四人で、エーゲ海の夕陽を見にいきたいと思います。
いつもいつも心配おかけして申し訳ありません。
これからも、ボクの良きアドバイザーでいてくださいね。
オジさんへ
エルフより
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