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意味のあることがたくさんあります。
このお話は、小さな女の子を育てている
「ママ」から始まります。
ママは「おやつやおもちゃを欲しがるよりも、
お話・質問大好き」という娘がかわいくて、
どんな謎でも解き明かしてあげようと
奮闘中です。
自分の理想に引き寄せようとしています。
でも、気がつくと、引き寄せていたはずの自分が、
いつのまにか娘のほうに引かれていたのです。
母親をつらぬくか、親友になるべきか、悩みます。
そんなとき、あなたならどうするでしょう。
娘を育てるうちに娘のふしぎな力を知って、自分の生まれてきた
意味を知ります。そのことに命の時間を削り始めるとき・・・
小さなお話は、壮大な「海の物語」として
展開していくのです。
気がついた小さな女の子が
ふしぎな力でまわりと心を通わせるお話。
少しして、あれほどお話好きだった女の子は、言葉を失います。
話せなくなるのです。
いったい、なぜ。女の子に何が?
そこに、キズついたイルカが打ち上げられて・・・
物語は急展開していくのですが・・・。
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2011年12月13日
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「そらのおはなし」・・・子育て童話
「おぞん?」
わたしはこんな時間が好きだ。
もうすぐ3歳の娘が、じょうずに動き出した舌とくちびるで、母親のことば
をコピーする。
首を少しかしげて、ほほをそめ、ベッドに腰かけているわたしの目を
のぞきこむように見あげて。
かわいくてかわいくて、殺しちゃうほど強く抱きしめたくなる!・・・けど、
もう母親4年目なんだから、少しは大人にならないと。
「おぞん?」
「そう。雲はね、お空を高く、たか〜く、たか〜〜くのぼって、
オゾンをつかまえに行ってくれるの。いっぱいからだにくっつけて、
雨になって、海におとどけするの」
「は〜い、たっきゅうびんですよ〜って?」
うわ〜っ! なんて賢いんだろ。会話、成立してる!
「だからね? お空をのぼってく雲さんも、ちゃんとお仕事してるのよ」
わたしはこの子と「空の話」するのが好きだ。「海の話」もいい。「山の話」
も。
これは・・・高校生のときには決まっていたプラン。
ノートに大きく『日名子の育児日記』って、書いてあったんだから!!
「じゃあ、ママ・・・うみにふるゆきさんは、おしごと、してる?
おしごとするまえに、とけちゃうよ!」
すごい、この子! 親の話を理解したうえで、遠慮しながら
NOを言っている。この齢(とし)で、異論を唱えているのだ。
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