奥村勉の言いたい放題

南伊勢町を中心に、伊勢市、志摩市周辺の地域社会や住民自治について情報発信します

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のちのおもひに

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夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち
草ひばりのうたひやまない
しづまりかへつた午さがりの林道を

うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた
――そして私は
見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を
だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた……

夢は そのさきには もうゆかない
なにもかも 忘れ果てようとおもひ
忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには

夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう
そして それは戸をあけて 寂寥のなかに
星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう

             ― 立原道造 ―
注)【草ひばり】 こおろぎの一種。8月、9月頃に美しい声で鳴く。

ルバイヤート  4

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自分が来て宇宙になんの益があったか ?

また行けばとて格別変化があったか ?

いったい何のためにこうして来り去るのか、

この耳に説きあかしてくれた人があったか ?


魂よ、謎を解くことはお前には出来ない。

さかしい知者の立場になることは出来ない。

せめては酒と盃でこの世に楽土をひらこう。

あの世でお前が楽土に行けるときまっていない。

      ― オマル・ハイヤーム ―

ルバイヤート  3

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もともと無理やりつれ出された世界なんだ、

生きてなやみのほか得るところ何があったか ?

今は、何のために来たり住みそして去るのやら

わかりもしないで、しぶしぶ世を去るのだ !

      ― オマル・ハイヤーム ―

ミラボー橋

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ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ
われ等の恋が流れる
私は思い出す
悩みのあとには楽しみが来ると

日も暮れよ  鐘も鳴れ
月日は流れ  わたしは残る

手と手をつなぎ  顔と顔を向け合おう
こうしていると
われ等の腕の橋の下を
疲れた無窮の時が流れる

日も暮れよ  鐘も鳴れ
月日は流れ  わたしは残る

流れる水のように恋も死んでゆく
恋もまた死んでゆく
命ばかりが長く
希望ばかりが大きい

日も暮れよ  鐘も鳴れ
月日は流れ  わたしは残る

日が去り月が行き
過ぎた時も
昔の恋もふたたびは帰らない
ミラボー橋の下をセーヌ河が流れる

        ― アポリネール ―

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