奥村勉の言いたい放題

南伊勢町を中心に、伊勢市、志摩市周辺の地域社会や住民自治について情報発信します

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死のよろこび

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― おお うじ虫よ、耳もなく目もない暗黒の友よ。

汝がために腐敗の子、放蕩の哲学者、

よろこべる無頼の死人は来たれり。


わが亡骸にためらうことなく食入りて、

死のうちに死し、魂失いせし古びし肉に、

うじ虫よ、われに問へ。  なおも悩みのあるやなしやと ―

                ― ボードレール ―

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またある夜に

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私らはたたずむであらう 霧のなかに
霧は山の沖にながれ 月のおもを
投箭のやうにかすめ 私らをつつむであらう
灰の帷のやうに

私らは別れるであらう 知ることもなしに
知られることもなく あの出会つた
雲のやうに 私らは忘れるであらう
水脈のやうに

その道は銀の道 私らは行くであらう
ひとりはなれ……(ひとりはひとりを
夕ぐれになぜ待つことをおぼえたか)

私らは二たび逢はぬであらう 昔おもふ
月のかがみはあのよるをうつしてゐると
私らはただそれをくりかへすであらう

         ― 立原道造 ―

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はじめてのものに

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ささやかな地異は そのかたみに
灰を降らした この村に ひとしきり
灰はかなしい追憶のやうに 音立てて
樹木の梢に 家々の屋根に 降りしきつた

その夜 月は明かつたが 私はひとと
窓に凭れて語りあつた(その窓からは山の姿が見えた)
部屋の隅々に 峡谷のやうに 光と
よくひびく笑ひ声が溢れてゐた

――人の心を知ることは……人の心とは……
私は そのひとが蛾を追ふ手つきを あれは蛾を
把へようとするのだらうか 何かいぶかしかつた

いかな日にみねに灰の煙の立ち初めたか
火の山の物語と……また幾夜さかは 果して夢に
その夜習つたエリーザベトの物語を織つた

             ― 立原道造 ―
注)道造は24歳にて病死。
東京人でありながら信濃追分(現在の長野県軽井沢町)をこよなく愛した。
私見ですが、タイトル「初恋」と同義。

ルバイヤート

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恋する者と酒のみは地獄に行くという

根も葉もない戯言を・・

恋する者や酒のみが地獄に落ちるのなら

天国は人影もなくさびれよう。

     ― オマル・ハイヤーム ―
注) オマル・ハイヤームはペルシャ人。
恋する者(不倫)&酒のみはイスラムの戒律に反する。

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