錯乱気流

無茶苦茶忙しいやんけ・・・

「平和=反戦」関連

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ちと、わたくし事を。私が市民運動というものに関わって、ほぼ10年くらいになる。妻の勤務していた保育園の理事長が共産党県議であり、ベテランの保育士のほとんどが共産党員であって、彼らから共産党の運動体とつながったという経緯がある。だが、妻は共産党員ではないし、新婦人への入会を勧められてもずっと断っている。理由はひとつだ。妻は悲惨な話を聞いたり、見たりするのが嫌なのである。だから、そのものズバリの反戦運動なんてのは彼女には無理。「はだしのゲン」ですらページを開けないし、死体の写真でも見たら、自分のことを考えてしまって、夜も眠れなくなるのだ。反戦運動などやると、「●●虐殺」だの「●●事件」だの、そんなことを見聞せざるをえなくなるからである。無関心ということではない。ただ、彼女にとって、そういうものに接するのは、精神的にきついのである。だから、高校の修学旅行で広島に行った時も、平和記念資料館に入るのは、先生に言って勘弁してもらったのだそうである。
 
しかし、妻は反戦・平和運動を彼女なりにやっているのである。つまり、保育士という仕事を経て、今は50名の子供を預かる学童保育の指導員で、事実上現場責任者の位置にある。私設だが、市からも補助金を得ている。一時は、市の学童保育連合会の事務局長なんて、一銭にもならないことを、誰もやる人がいないってんで、やっていた。子供と接することにより、自分の感情を素直に表に出せるような人間関係を子供のころから作るというのが、妻にとっての市民運動であり、それは平和運動につながるのだという認識である。それが彼女にできる最大限の社会貢献だと。市民運動は左派の専売特許じゃなくて、もちろん保守の方々もおやりになるわけで、排外的な罵詈雑言や暴力的な行動は論外だが、お互い大いにやるがよいと思っている。だいたい、道徳的なことになると、右も左も紙一重だし。
 
市民運動の役割は人によって違っていると思う。言論を中心に行動する人もいれば、政治家に働きかける方もいるし、それこそ紛争地まで出かけて頑張る方もおられる。デモが大好きという方もおられれば、デモはちょっとね、という方もおられる。私など、どちらかというと後者である。私の場合、組織というのが苦手なので、共産党の方々と共闘はしているけれど、党員ではないし、なんの会にも属していない。何かの会や組織に属すると、どうしても利害関係が生じるから、それが仕事ならともかく、そもそも市民運動は、無償奉仕が原則なんだから、個人として関わるということで良いと思っている。だから、やるもやらないもその人の自由だし、市民運動やっている人が偉いわけでもなんでもない。政治に興味がない方は、何も無理してやる必要もないし、これはこれで、一つの人間関係だから、やればやったで、気苦労も多いから、そういうのは嫌だという方は避けたほうがよい。
 
沖縄が基地反対運動で盛り上がっているときに、部屋で寝ころんで本を読んでいたって、その二つの行為に優劣などつけられまい。沖縄の問題を、日本人一人一人が自分の問題として考えろって議論は、correctだけど、rightじゃないようにどうしても思える。だいたい、部屋で寝ころんでいるように見えても、その人は色々考えているかもしれないわけだ。同じ理由で、「拉致問題は国民全員の問題です」という、横田めぐみさんのご母堂の訴えに共感して、街頭署名活動に参加するも個人の勝手だし、そうしないのもまたその人の勝手である。だいたい、この場合、双方が「国民全体の問題」と言いながら、一方が、片方の問題にさほど興味を示さないというのは、まことにおかしな話である。とまれ、私はなるべく「国民全体の問題」などという物言いはしないことにしている。そんなこと言うほど偉くないんで。
 
市民運動だって、人によって分野というものがある。私は元来政治があまり好きではないから、沖縄の基地の問題よりも、もっぱら教育関連である。ここは、私が最も思い入れのある領域だから、有識者を招いたり、私自身の実戦経験を披露したり、いろいろやっている。結局、人それぞれの役割を全うすれば、私はそれでよいのだと思っている。だから、高遠菜穂子さんが、「イラクの子供たちをほっておけない」と言って、今もイラクに関わっておられるのは、それはそれが彼女の生き方だからである。だから、俺は市民運動なんて興味ねえよ。ひたすら金儲けして、でっかい家を立てるんだってのが、その人の目的ならそれでいいじゃないかと、私は思うし、それに文句を言ったり、あまつさえ、それを止める権利など私にはない。あたりまえだけど。
 
 只今、ちと忙しいので、今後数か月は、自作小説の連載という超手抜きで乗り切ろうとたくらんでいます。

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子どもの笑顔は平和の象徴とおもいます。百歩譲っても、平和の象徴のひとつとおもいます。家族や家庭や子どもを大事にしない平和活動家って、何を目的としてるのかなァとかおもっちゃいますねー。

2010/6/6(日) 午前 3:41 ゆまりん

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そりゃそうですよ。反戦活動やって、家庭がぶっ壊れたなんてんじゃ、笑うに笑えません。紛争地域に行って命を落としたとでも言うなら、そりゃ家族も覚悟の上ってことはあるでしょうけど。

子供と関わるのは大変ですよ。特に昨今の子供は。昔より数倍も注意を注いでいないと、場合によっては危ない結果になりますから。妻の場合未就学児童や小学生ですが、私の場合は大学生です。ところが、大学生と小学生の精神年齢があまり違わないように思えるところが痛いです。おまえらなあ・・・・って、感じ(-_-;)

2010/6/6(日) 午後 6:39 och**obor*maru


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