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風力が意外に凄いようです。もっとも、「ポテンシャル」ということで、技術開発を行い投資する必要もありますが、対費用効率では、壊れた時のリスクや核廃棄物の行き場所などを考えれば、原発より安上がりと思えます。福島の後始末だけで何兆円かかるのやら。垂れ流した汚染水は、アメリカの西海岸に到達見込み。「薄まった」とは物の言いようで、要は、危険を拡散しているわけでしょう。技術革新や補助金を駆使すれば、陸と海の合計で15億万kWを見込める。つまり、風力だけで、日本の全発電設備総出力の7倍以上が賄える計算となるわけです。全量固定価格買い取り制度(FIT)の適用を前提にした場合だと、より現実的な数字になるようですが。政府機関である環境省が、こんな調査を毎年やっているわけで、必ずしも原発だけのワントラックでエネルギーを考えていたわけじゃないようですね。もっとも、こういうのも、省庁間の綱引きがあって、一筋縄じゃいかないんでしょうけど。詳しくは、以下のPDFファイルにアクセスを。長いけど、一通り読んでおくとよいかも。「反原発」だけだと、確実に「喉元過ぎれば熱さ忘れる」となり、原発利権に丸め込まれるので、是非こういう議論を、「出来る・出来ない」とか結論ありきじゃなくて、オープンに議論していきたい。私には、実はその義務がある。大学の研究科でサス研(サステイナビリティ研究機構)ってのがあって、私もその恩恵を間接的に受けているので。
アメリカ流の独善主義を上回ろうとするなら、実践して見せて、彼らにオルタナティヴを提示するくらいのことをやらないといけないでしょう。今やらないで、いつやる。
環境省「2010年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査」
さらに、以下のようなニュースも:
大宜味村で風力発電 全世帯使用量に相当
琉球新報 5月5日(木)【大宜味】沖縄電力(石嶺伝一郎社長)は2013年4月までに、大宜味村根路銘の石山展望台付近に風力発電設備2基を整備し、一般家庭約2200世帯の年間使用量に相当する電力800万キロワット時を供給する計画を進めている。5月中に近隣区で村主催の住民説明会を開き、住民の理解を得た上で6月にも設計などの作業に入る予定。
村企画観光課によると、整備される風力発電設備は2千キロワット級の出力で、原油に換算すると年間約2千キロリットルを削減でき、二酸化炭素の排出量も約7千トン減らすことができる計算。環境への負荷を低減する効果も期待される。
同村の世帯数は約1500といい、一般家庭に限定するとすべての世帯の年間消費電力を同設備で賄える計算になる。
村は09年に「地域新エネルギービジョン」を策定して太陽光や風力、バイオマス、水力などのクリーンエネルギーを積極的に導入する方針を打ち出しており、今回風力発電を導入することで、住民に対し新エネルギーの普及啓発を図りたい考えもある。
住民説明会は6日の根路銘区を皮切りに、9日に饒波区、押川区、10日に大宜味区の各公民館で実施される。
田川健三ではないけど、少し、自然に対して謙虚になりましょう。と、提案したい。
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風力発電は台風が心配な気がしますけど……もちろんそんなことはちゃんと考えられてるんでしょうね。
2011/5/7(土) 午前 2:47
いや、あんまり考えてないかも知れませんが、だったら考えてやってくれと言うだけの事です。問題は台風の時、余剰電源が発生することかもしれませんね。需給の関係をコントロールしにくい。でも、その場合、他の地域に譲るとか売るとか出来そうでしょう。地震に弱い、洋上の場合津波に弱いとかありそうですが、他の電源も併用して、リスク分散すればよいと思います。原発は総供給量の3%に抑えるでひとまずOKでしょう。
2011/5/7(土) 午前 9:47
余ったら余ったでいいじゃないですか。蓄電を考えればいいんです。台風で壊れないかが心配ですけど。
2011/5/7(土) 午前 9:53
日本に今建ってる風力発電装置は台風時にぶっ倒れてるのでしょうか。北海道の風力発電装置は?
そう言えば、週刊誌で、風力発電装置が「壮大な投資の無駄」みたいに取り上げられていたような気がしましたが、そりゃ立地も考えずに導入すりゃ無駄になるでしょうね。日本の公共事業を批判する内容の記事で、その一部でしたが。
2011/5/7(土) 午前 10:02
http://www.j-cast.com/2008/01/25015991.html
とか。
「風力発電 事故」で検索すると色々出てきます。
でも、もちろんあたしも、脱原発には賛成なんです。
2011/5/7(土) 午前 10:08
ええ、色々弱点はあるみたいですね。なにも、風力だけにせよと主張しているわけではないし、「ポテンシャル調査」は他の熱源の調査結果も出していて、陸海含めた計算値を出してます。このあたりは、リスク軽減・分散で考えていけばよいでしょう。出来るところはやるということで。しかし、加藤登紀子、原発反対だし、風力も環境破壊で反対だし、これだと原発肯定派の「餌食」になるでしょうね。十把一絡げにダメじゃなくて、緻密に議論し実行することが大事と思います。
それから、風力発電装置は、基本的な設計が杜撰ということがあるようですから、そこはそれこそちゃんとやれということでしょう。技術革新と言うなら。
2011/5/7(土) 午前 10:25
太陽光発電のほうがいいんじゃない? フツーのお家やビルディングやアパートの屋根に設置するの。東北地方なら、一年の半分は日が短いが、その半分は日がかなり長〜いし。そして風のキツイときだけ、風力発電を使うの。あと、神戸暮らしの者として、「普段は太陽光・雨がキツイときは、即刻『河川』に近づくのを禁止し、そのときだけ、簡易型水力発電設置」とか。
地球のエネルギーは『太陽光』と、少しのマグマに依存しているので、なんでもかんでも利用しちゃえ!
2011/5/7(土) 午後 5:59
太陽も風力も地熱も一長一短のようですが、何でも利用できるものは利用したほうがよさそうです。適材適所で。「ポテンシャル調査」では、そのあたりのところにも言及しています。原発は、昭和40年代前半の水準に落としても大丈夫だと考えられます。
2011/5/8(日) 午前 0:17