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不肖、YOU TUBEに、自分の音声ファイルをアップしたりしている。最近忙しく、それどこどじゃないのだが、幾つかアップした中で、『奥の細道』が二つある。今年のお盆過ぎにアップしたのだが、最初の一カ月で、アクセス数が100を超えるくらいだったのに、10月を越えて、急激にアクセス数が増え、11月には2千を超えた。今は、2千5百くらいである。「なんで?」と、思ったのだが、息子が、「中学生じゃネ?」というのである。どうもそうらしい。中学生とか高校生が、学校の課題の参考にしているようなのだ。『奥の細道』というと、有名な古典だし、著作権上の問題はないから、他にもありそうなものだが、これが意外となく、普通に吹き込んだものは、私のしか見当たらない。どこかの俳優さんが、朗読しているものもあるが、ちとドラマチック過ぎて、アナウンサー調の私の音源のほうが参考にしやすいようである。解析結果をみてみると、意外に色々な地域からアクセスがある。日本は当然だが、アメリカ合衆国、シンガポール、大韓民国、台湾、ロシアまで。現地在住の日本人かな?それとも、日本文学を勉強している外国人だろうか。まあ、誰でも良いんだけど。
しかし、あれ、今聞くと、結構恥ずかしい。まあ、そこそこのクオリティだが、今のほうが声のパワーは上なので、発声に余裕がある。リスナーがついてしまったので、削除しにくくなってしまった(笑)。これは、知る人ぞ知るわけだが、私は、昨年の12月10日から、ボイストレーニングをやっている。あれから1年が経過したが、休んだのは、電車の中でぶっ倒れた日と、和歌山に出張した1日と、風邪で調子が悪かった先々週の一日の3日だけである。発声障害と思しき状態から、回復し、さらにパワーアップ中で、30分くらいのナレーション原稿なら、ほとんどプロと同等のレベルの声が出せるまでになっている。滑舌も、そのあたりのアナウンサーよりましと豪語したい(笑)。さらなるレベルアップを目指し、コツコツと努力している。
それでは、みなさま、良いお年を!
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2012年12月29日
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五打席連続敬遠のことは書かないよ。前に書いたし。だが、松井の引退は、やっぱりさびしい。甲子園の逸材が、プロに入ってからっきしという例は結構あるから、松井がプロに入った当時、私など、ものすごく心配して、気が気ではなかった。だから、松井が、プロ初ホームランを打ったときのことは良く覚えている。ヤクルトの高津からだった。左に引っ張った打球が、ライナーで、スタンドに突き刺さった。「まさにゴジラ打法だね」と、当時の監督だった長嶋茂雄が試合後のインタヴューで語った。掛け値なしに大砲であり、MLBに行かず、日本でずっとやっていれば、通算本塁打700本は越えていたはずだ。松井に匹敵するのは、日本では、全盛期の清原くらいではないか。広島球場では、場外ホームランも放って見せた。球場が狭かった時代の、王、田淵、山本浩二あたりとは単純に比較できないだろう。
松井がメジャー行きを、ジャイアンツとのすったもんだの末に決めた年、日米野球があった。昔、二年に一回やっていたあれだ。あの、日米野球が、松井のプロ野球選手としての日本での最後の舞台だったのだが、最終試合が終わった後、テレビのカメラが、肩を震わせて泣いているジャイアンツファンの姿を映していた。別にジャイアンツファンじゃないが、その気持はなんとなくわかった。イチローがメジャーに行った時以上の感慨を、私は松井のときには感じていた。松井は、或る意味、日本の野球ファンの夢を載せてメジャーにいったのだと思う。正直に言うと、私は、子供のころから、日本のプロ野球が、来日するメジャーの球団やメジャーのオールスターチームに、ホームランで勝てないことが凄く悔しかった。ボルティモア・オリオールズのエディ・マレイや、カンサスシティ・ロイヤルズのジョージ・ブレッドらの、ど迫力のホームランをみる度に、「王、田淵。あいつらの度肝を抜くホームランを打ってくれ!」と思ったものだが、日本の選手が打つと、王でも山本浩二でも、スタンドすれすれに入る、イマイチのホームランが多くて、なんとなく、しょんぼりしたものだ。まあ、今にして思えば、素朴でマッチョなナショナリズムなのだが、野球が好きな日本人なら、たいてい、同じように思ったのではないか。
とまれ、野球の華と言えば、やっぱりホームランだ。王貞治が、世界記録を塗り替えたなんていってるのは、日本人だけだ。だから、多くの日本人は、松井が、メジャーで、ホームランを40本、50本打つところを見たかったのだと思う。松井が、メジャーで打つホームランの一本一本には、単にホームラン以上の意味があった。日本の野球人は、よく昔、「本当のワールドシリーズを!」という言葉を使ったものだ。それは、多分に、こちらの勝手な「思い上がり」だったのだけれど、日本の選手がメジャーに行くのが当たり前になり、WBCで二連覇までした今日、そんな言葉も聞かれなくなった。思うに、松井は、本人の意思とは無関係に、野茂、イチロー、松坂以上に、「本当のワールドシリーズを!」という、日本の野球ファンの夢を背負ってメジャーでプレーした野球選手だったと思う。
今後は、その経験を、指導者として生かしてほしいと思う。間違っても、選挙とか出ちゃダメよ。
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