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PCがダウン!

ここ一週間PCの調子が悪く、メンテナンスに出すことにしました。というか、そろそろ、交代期かもしれません。というわけで、図書館やらネットカフェやらに行かないとPCにアクセスできない状態となりますので、向こう一週間ほど静かにします。

確か「理解社会学のカテゴリー」だったか、マックス・ウェーバーは、科学技術が進歩すればするほど、使用する道具の動作原理は、我々の理解の範疇を超えることになる、と言ったようなことを書いていました。つまり、「竹とんぼ」のようなものであれば、その原理を我々は感覚的に理解できるが、高度技術を駆使した機械やコンピューターのようなものの場合、その動作原理は、一般の使用者にとっては不可視である、というようなことです。考えてみれば当たり前のことなのですが、要するに、時代が複雑になればなるほど、我々は、我々の感覚を超えた、不可視・不確定なものに依存する率が高くなるというわけです。

そんなわけで、ほんの一週間前までは、なんの問題もなく作動していたPCが、突然エラーメッセージを発し、不便この上ないことに相成りました。連休中に、どこかの遊園地でジェットコースターの事故があった模様で、亡くなった方もおられるとのこと。回転ドアにはさまれて命を落としたお子さんもいましたし、エレベーターの誤作動による死亡事故なども最近ありました。現代文明の陥穽と言ってしまえばそれまでですが、人が死ぬようなことになるなどとは思ってもいないような場所や場面で、命を落とすことになるとは、痛ましい限りです。不可視かつ不確実なものに依存する現代社会の脆弱性のようなものを、改めて思い知ります。

高校生の頃、修学旅行で東京にやってきたのですが、その時自由行動の時間を使って、後楽園遊園地に行ったときのことを思い出します。友達とジェットコースターに乗りました。今みたいに、きりもみ状に回転したり、フリーフォールしたり、立って乗ったりするものはまだなかったのですが、それでもループを縦に一周する仕様のやつで、天地がさかさまになるわけです。席について、安全のためのストッパーを下ろすのですが、手で上下に動かして遊んでいたら、その間にロックが施され、私のものだけロックがかかっていない状態で動き始めてしまい、「もはや、これまでか」と、半ば観念したような気分でおりました。ループを回転したとき、頂点で一瞬体が浮くような感覚がありましたが、意外と遠心力のようなものがかかっていて、カートから投げ出されるようなことはなく、事なきを得ました。一人でもロックがかかっていなければ、警告ランプのようなものが消えず、発車できないような仕組みになっているはず、と思いきや、そうではなかったのです。随分好い加減なものです。今は、ループの頂点でコースターが止まるような仕掛けのものもあるように思いますが、もし私の乗ったコースターがそのようなものであったならば、今この瞬間ブログの記事を書いている私はいなかったかもしれません。

いつの間にか、話が拡大していますが、要は、PCの調子が悪くなったわけです。そんなわけで、メールの設定も一時解除しました。私と面識のある方々に関しては、名刺などに記載してあるメールアドレスがしばらく使えませんので、必要があれば、別のメルアドを使って私のほうから連絡いたします。よろしくお願いします。

「私事について」

このところ忙しい。ひとつの理由に職場が変わったということがある。私は、一昨年まで東京都内の某私大で英語を教えていて、関東近辺にあるキャンパス3ヶ所をたらいまわしにあっていた。事情あって、そこを退いたあとは、かねてから世話になっていた塾や専門学校、さらには埼玉県内の「なんちゃって大学」などを掛け持ちしていたが、まず専門学校を辞し、「なんちゃって大学」は、中身が文字通り「なんちゃって」だったためこれも辞め、秋以降は塾だけが残って、今年の春まで事実上ワーキングプア状態であった。

今年度からは、都内の大学に職場を移した。これまた正真正銘の「なんちゃって大学」なのだが、名前を言うと、そう大きな組織でない関係上、面が割れてしまう可能性があるので、とりあえずそれは伏せておきたい。今の時点では、面が割れるのは「奇特倶楽部」の面々だけにしておきたい。え?「奇特倶楽部」とは何かですって?まあ、とりあえず、「国会周辺に出没する奇特者の集団」とだけ言っておこう。それと、私が「なんちゃって大学」という場合、格別教育レベルや学生の質云々の話ではなく、主に教務システムの問題を指していることを、念のため書き添えておく。

「大学」と言っても、格別「教授」とかになったわけではなく、相変わらずの不安定な非正規雇用だから、来年以降そこにいるかどうかは分からない。とにかく、30代から不惑の年をちょっと過ぎた今日に至るまで、経済的には実に不安定な毎日を過ごしている。精神的にもかなり不安定な時期があったし、今もある程度それは続いているが、まあ、自分で選んだ人生だから、格別誰を恨むでもない。自分のことに関して言えば、社会に対する文句も格別ない。自分の居場所を見つけられないことに関して言えば、それはひとえに私の努力不足なのであって、それ以下でも以上でもない。

だからというわけではないが、「新なんちゃって大学」での私は、差し詰め「世を忍ぶ仮の姿」といった趣のものと、私自身は心得ている。そんなわけで、このたび「七海塾」(とりあえず仮名)と銘打って、未来を見つめる新しい学びの空間を立ち上げることにした。もちろん、最初は手弁当でやる以外にないし、大学での仕事の合間にやるわけだから、時間的に制約がある中での実践となる。個人的に付き合いのある人々にはそれとなく伝えてあり、ある団体の方には、場所を一部でもお貸しいただけるような話をいただいて、心強く思っている次第である。具体的に何をやるのかまだまだ固まっていないのだが、とりあえず、「思考は連鎖である」「想像と創造を育む」をキーワードに「試験に頼らない学び」を追求し、夏ごろから本格的に始動したいと考えている。対象は、中学生以上なら、性別、年齢、国籍を問わない。

さて、その一方、埼玉で過去24年間開かれている反戦と平和をテーマにした「戦争展」が今夏も開かれる予定となっている。JR浦和駅前の伊勢丹コルソの催事場にて、5日間の日程で行われる。下は小学生から上は戦争体験者まで、老若男女何百人もの方々が関わっており、私も、個人の立場で、企画運営に携わっており、そちらの準備もいよいよ動き出している。こちらのほうは、内容の詳細が明らかになり次第、ブログ上でも紹介してゆきたい。私の「学び」の実践も、追々紹介してゆきたい。

そんなわけで、しばらく3業務同時進行ということになる。ブログの更新はこれまで通り、週に一度のぺースで行いたいとは思うが、なにぶん、書き出すと、妙に長い、自己完結的な内容になりがちなので、多少滞るかもしれないが、そのあたりはお許しいただきたい。
Tockaさんから来た本棚バトン☆。

Q1.部屋にある本棚数

6本、さらにその上天井まで。漫画多し。読書はあまり好きではない、と思う。部屋は狭いよ。大地震が来たら死ぬでしょう^^;


Q2.今読んでいる本(というか、オススメ?)

高口里純 「少年濡れやすく恋成りがたし」(角川書店)
昔の少女漫画ですね。ちょっと「やおい(イケメン男子どうしの恋愛)」系の。藤野由香里さんの「快楽電流」(河出書房)というエッセイ集に載っていたので、近くのブックオフで買ってきてみた。ふむふむ、なるほど。面白くないことはない。「やおい」文化については、上野千鶴子の「発情装置−エロスのシナリオ」(筑摩書房)や、中島梓(栗本薫のことですね)の「タナトスの子供たち−過剰適応の生態学」(ちくま文庫)などが参考になります。ふ〜ん、なるほど。

山本直樹 「ありがとう」(小学館)
漫画。ちょっとエログロですが、傑作!、と言いたい。でも、お子様の手の届かないところに保管してください^^;。山本直樹はハズレもあるが、当たりはなかなか良い。「あさってDance」も良いですな。この「ありがとう」は、上下に分かれた長編なのですが、過激な?性描写(それもティーンエイジャーの)があるのは主に上巻でして、下巻はまさに家族と父親を巡る壮絶な話となります。最後は泣けます。本当に。山本直樹の良い作品は、なぜかいつも「哀しい」。似たようなテーマで村上龍が「最後の家族」という小説を書いていますが、「ありがとう」の足元にも及ばない。

ジョルジュ・バタイユ 「エロスの涙」(ちくま学芸文庫)
う〜ん、これは秀逸。写真、図版も多いし。

楳図かずお 「漂流教室」小学館
これは私が読んでいるのではなく、私の部屋においてあったものを、小4の息子が勝手に読んでしまったのです。以前「バトルロワイヤル」という映画が公開されたとき、政治家なんかが「中学生が殺しあうなんてとんでもない」みたいなこと言ってましたが、この作品は凄い。小学生が殺しあう!それどころか、友達を丸焼きにして食べちゃったりする。うわっ。昔は凄い本があったもんだ。


Q3.最後に買った本

松本光司 彼岸島 18巻 (講談社)
圧倒的にベタな展開の吸血鬼漫画。ちょっとグロい。私は、子どもの頃からなぜか吸血鬼が好きで、ちょっと文献を集めてます。別に人の血には興味がありません^^。私の祖父は、まむしの生血など飲んでましたが。一般に勧められるのは、 丹治愛さんの「ドラキュラの世紀末−ヴィクトリア朝外国恐怖症の文化研究」東京大学出版会。ただ、政治思想史的文脈で論じられており、やや不満。男性性や女性性を巡る身体論的側面から、ヴィクトリア朝期のドラキュラを論じることも出来るはず。小説では、Elizabeth KostovaのHistorian(ドラキュラを中心に、東欧文化圏とイスラム社会を結ぶ、壮大な物語です。西洋史好きはいけるはず)。邦訳もあり。


Q4.よく読む、または思い入れのある、或いはトラウマになっている5冊

松本亨 新しい英語の学び方 講談社現代新書(廃刊)
なんだかんだ言って、人生を変えた本。英友社から出ている「書く英語(基礎編)」もオススメ。

大日本古文書(東京大学史料編纂所)
図書館で眺めてます。巻末の「幕末外国関係文書」は貴重ですね。私が見るのは、だいたいそこです。日本史専攻ではありませんが、「寛政重修諸家譜」は、学部時代先生にギャンギャン言われて格闘しただけに、かなり複雑な「思い入れ」があります。江戸時代の幕政・藩政を調べる時の基本文献です。ちょっと、冷汗が出てきた・・・^^;

John Steinbeck The Grapes of Wrath
読まずに死ねるか!大恐慌期のアメリカの「大衆」- 即ちthe other half - を描いた壮大な物語。

Gordon S. Wood The Creation of the American Republic 1776-1787
名著。これはウッド教授の、なんと博士論文です。Bernard BailynのThe Ideological Origins
of the American Revolutionと並んで、独立期のアメリカを論じた基本テキスト。これまた、アメリカ
にいた頃、ギャンギャン言われながら読んだ。担当教授とちょっと喧嘩した。うっ、やな気分になってきた・・・^^;

Gar Alperovitz  The Decision to Use the Atomic Bomb
これはアメリカの原爆投下について物議を醸し出した書物です。邦訳は「原爆投下の内幕」。アルベロヴィッツさんは、これで修正主義者(revisionist)」のレッテルを貼られ、随分誹謗中傷を受けたようですが、歴史学徒の立場から見れば、大変興味深い書物です。アメリカの大学院にいた頃、ゼミで私はこれを取り上げて論じ、これまたギャンギャン言われました。「全体主義から解放されたのだから、原爆に感謝すべき」みたいな発言をしたドイツの学生とちょっとゴタゴタした。うっ、またやな気分に・・・^^;


Q5.次の本棚指名(5人)


いわれひこさん
じょんくん
brahms2さん
ヒルティさん
豆腐百珍さん

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このブログの内容

七海耀の思想遊戯:
人文科学を軸とした批評やエッセイコーナーです。自分の専門分野(歴史学)そのものから離れて、若干自由に様々な領域に足を伸ばしてみたいと思います。

「学ぶ」ということ:
ここでは、「学ぶ」ということをかなり広く捉え、自分の体験を交えて語りたいと思います。学校という制度的なものや、「教える」「教わる」という関係力学から零れ落ちる、学びの諸相を掬い取ることが出来ればと思っています。

「生きにくさ」について:
矛盾や葛藤を抱えて生きる、ということを自分なりに考えてみたいと思います。すっきりさっぱりした生き方や世の中の割り切り方はよくないよ、という考え方が基礎になると思います。一応完結してますが、おりに触れて書き直すかもしれません。

小説「日々の移ろい−記憶の断片」:
唯一ブログに載せられる自作小説です。なぜかと言うと、短いからです。あとは、全て原稿用紙100枚を超えるもので、ブログ上では困難なので、とりあえずこれだけ載せておきます。すご〜く時間があって、興味のある方だけどうぞ。感想もいただければ嬉しいです。

私の好きな曲:
主にクラシック音楽関連で、特に好きな曲について論じ、その自薦盤にも言及します。

音楽徒然草:
主にクラシック音楽関連のエッセイ、コンサートレヴュー、録音評、その他。

萬の事:
毎日の生活の中で気づいたこと、思ったこと、感じたことを、そのまま書きます。

In a Nutshell:
英文によるエッセイコーナーです。「萬の事」の英語版と思っていただければよいと思います。

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