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先日、ある人から「写心」という言葉を教えてもらいました。 よく、「写真は真実をありのまま写す」という言葉を聞く気がしますが、写真を頻繁に撮っていると、これは決してそうではないことに気が付くと思います。 むしろ、見たままを撮るほうが難しい! 例えば、大都会の中のほんの片隅に咲いている花があったとして、その花をフィルムいっぱいにアップに撮影しちゃえば、その写真を見た人は、まさか大都会の中だとは夢にも思わないような写真も撮れてしまいます。 他の例を挙げると、実際にはそれほど広くない部屋でも、広角レンズで撮影してしまえば、実際よりもずっと広く見える写真も出来てしまいますし。 つまり、写真は、あるのままを写すのではなくて、ありのままの姿に撮影者の思い描いた「演出」が加わり出来上がるのだと思います。 自分が撮影したいものを、どう演出するか。当然それは撮影者のその時の心情や気分も影響を与えますし、そういう意味では、真実を写す「写真」よりも、心を写す「写心」という感じのほうがしっくり来る気がします。
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2009年02月09日
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