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雪が降ったことで、昔を思い出しました。
昔と言っても、50年100年という過去ではなく、20年30年ほど前のことです。最近の首都圏
では、大雪に見舞われることが少なくなりましたが、その頃は、電車やバスが不通になり国道が
通行止めという雪が、2〜3年に1回ぐらいはありました。そんな記憶が、今回の降雪から、この
小さな頭脳に蘇ってきたのです。
あの日は、都合良く、日曜日の朝でした。玄関の戸を開けると、視界一面と表現したくなるよう
な、白い世界が飛び込んできました。人の足跡一つもない白一色。「きれい!!」と感じたのは一
瞬で、すぐに「雪かきをしなければ」という思いになりました。
着替えを済ませて、道具を手にして路地に出ると、ご近所さんも同じ思いだったらしく、似たよう
な出で立ちでやってきました。2時間ほどだったでしょうか、人が歩くのに不自由しないところまで
頑張ると、1人消え2人消えと、こちらが知らぬ間にいなくなりました。仕事の始まりも終わりも、自
分の考え次第。それを、誰も気にしなかったように覚えています。今回も同じだろうと、疑いもなく外
に出たのでした。
5㎝ほどの積雪で、雪の量は多くありません。一掻きし、二掻きしました。10分掻き続けても、ご
近所さんが出てくる気配はありません。大した雪ではないと判断してのことだろうか。だけど、1日
中日陰になる所に雪を残せば、1週間は雪だまりの路地になります。老人や子どもには危険な道
になると、承知しているはずです。そんなことを考えていると、何処やらからか声がしました。
「済まないねえ。足を怪我してからは、寒さに弱くなってねえ」
向かいの家の二階からでした。
2年ほど前に、植木の手入れ中にはしごから落ち、それ以来、冷えると腰と膝の関節が痛むと
話していたのを、聞いたことがあります。そう言えば、隣も、その向こうも、まともな身体の人はい
ません。しかも、みんな老人です。
「若手はどうしたのだろう」
数件の名が浮かんできました。
「ついに、この町も、若者の社会性不足と老人化社会という、日本国の象徴に入る日が来たか。
こればかりは、個人の力では救いようがないなあ」
そんな思いで、一人、こつこつと仕事をし続けたのでした。
みなさんの住む町では、いかがでしょうか?
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初めまして。
こちらへのご訪問もありがとうございました。
雪について・・・一茶、良寛、鈴木牧之についての記事も、
とても興味深いです。ありがとうございました。
2011/2/17(木) 午後 7:37 [ kazuko ]
訪問ありがとうございます。
雪国の三鉄人を読んでいただけたのですね。ありがとうございます。
今の時代は、忘れられた存在になっていますが、今の時代だからこそ、彼らの生き方を注目しなければならないのでは、と考えています(^_^)
2011/2/18(金) 午前 8:24 [ - ]
こちらも例年になく、雪が多いように思えます。
少し離れた山間部では、ご高齢の方が雪下ろしをしている最中に亡くなる事故が多発しています。
ニュースをみるたびに 亡くなった方には若い子供は居なかったのかな?
なぜ 若者たちが帰って 雪下ろしを手伝わないのかな?なんて 考えました。
めったに積もるほ 雪が降らない地域は…少しの雪でも交通網がマヒしていました…
慣れてないからですよね…
2011/2/18(金) 午前 10:01 [ kuraisureria-na ]
雪の日のニュースで一番多いのは、屋根の雪下ろしで怪我をしたり、亡くなるという例ですね。若い頃は「何故?」って思ったのですが、今はその危険が良く分かるようになりました(^_^;)
2011/2/18(金) 午前 10:26 [ - ]
こんにちは。(=゚ω゚)ノぃょぅ。。
こちらでは雪が降ると慣れて無いからパニックですよ。。
ご近所はマンションが増えて雪かきも人任せのようで管理の方がせっせとこなしてましたよ・・・。
2011/2/19(土) 午後 0:38
マンションは、若い人達が多いのですか?
それとも都会的感覚が、現代病として社会的問題になっているような、自分のことだけに気配りする感覚を、植え付けてしまったタイプなのですか?
2011/2/19(土) 午後 1:01 [ - ]