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Play what you don't know
失敗は成功のもと・・・だといいな

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さて、奇数次歪よりも有害と言われる混変調歪(あるいは相互変調歪)はどうなっているのでしょうか。2次歪と3次歪で違ってくるかもしれませんね。

普通の測定方法は、7kHzのサイン波とその4倍の振幅の60Hzのサイン波を入力するらしいです。これは、どうもなんだか分かりにくそうなんで、自作発振器の1kHzにAG-203で1kHz近辺を混ぜてみましょう。えいやっ!で1.66kHzです。

まずは歪最低の設定です。
測定系がしょぼいので、最低歪が‐80dBのラインです。それより上の歪成分は見えないですね。(確かにこれらのピークは測定系のものだと確認してます。単波長では、ノッチフィルタをかけると、‐120dBのノイズに埋もれます)
イメージ 1

次に、2次歪が1%になる設定です。
イメージ 2

これは、また、なんというか、酷いですね。
1kHzの2次の2kHz,1.8kHzの2次の3.6kHzが‐46dBで、夫々の基本波の1%です。
それよりも高いピークが2本見えます。
混変調歪の660Hz (1.66k - 1.0k)と2.66kHz (1k + 1.66k)です。約−40dBですから、2%ですね。

続いて、3次歪の場合です。
イメージ 3

3次歪の場合は、なぜか、単純な高調波歪が2波を合わせると変わってしまいます。単波では、確かに3次歪1%となってますが、混合すると、1桁下がってしまいます。なんででしょう? 打ち消し合うようなことがあるのかな?

ひとまず、それは置いておいて、2次の場合と同様、大きな混変調歪が出てます。
2次歪の場合よりも、ピークは低いのですが、本数は多いですね。これは、3次歪回路の高次高調波が多いせいかもしれません。

2次歪、3次歪で多少は差があります。が、盛大に混変調歪が出てくるという意味では同じですね。

高調波歪は倍音成分だから問題ないっていう理屈は、これを見ると説得力がないような気がしますねえ。

そういえば、3次歪回路にショットキーダイオードを試したんですが、大した違いはありませんでした。現在、基板と電源などの作製中です。

アンプ部分の基板は出来てきました。ミキサーの後ろには、ある意味有名な設計のヘッドホンアンプを入れることにします。(ただしオペアンプ)
来週へ続く〜

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