|
もう7月となり、今年もはや折り返している。
ジメジメとした梅雨独特の天気が続いているが、もう間もなく明けるだろう。
自転車を趣味としており、様々な場所に自転車で出かけるのはもちろんだが、自転車レース、とりわけサイクルロードレースを見るのも好きである。
7月といえばもちろん、ツール・ド・フランスである。サイクルロードレースを見ない人でもこのレースの名前くらいは知っているだろう。スポーツの枠を超えた、サッカーのワールドカップや、オリンピック程ではないが、日本でいえば時期的には高校野球に近い印象がある。夏の風物詩とも呼べる世界最大の自転車レース。今年は今日からスタートする。
サイクルロードレースは日本ではまだまだマイナースポーツなので、ルールすら知らない人も多い。というか、ルールなんてあるの?というのが実際のところか。
もちろん一番最初にゴールへ飛び込んだら勝ち、というのもあるが、ツール・ド・フランスのようなステージレースはそう単純ではない。一日でレースが終了するいわゆるワンデーレースは一番先にゴールに飛び込んだ選手が優勝である。
ステージレースは定められた日数でほぼ毎日レースを続けて最終日に最も優秀な成績を残した人が優勝である。
わかりやすいイメージでは箱根駅伝を思い出して頂きたい。
一日目に往路があり、二日目に復路がある。往路と復路それぞれ一番最短タイムで走破したチームに優勝がかかり、またその両方で最短タイムのチームが総合優勝となる。
これをサイクルロードレースで例えると、2日間のステージレースとなる。
ただ駅伝との決定的な違いがある。駅伝は各区間で1チーム一人の選手が走るが、
サイクルロードレースはリレーの要素はない。箱根駅伝でいえば往路と復路をチーム全員で走ることになる。
選手の一人がリタイアすれば補充はできない。残った選手で走り続ける。でも駅伝でいえばリタイアしたからといって
チームが失格するわけではない。
ここまで書いてアレッと思った人がいると思うが、サイクルロードレースはチーム戦、つまり団体競技である。
いくら優秀な選手でも、チームがツール・ド・フランスに呼ばれなければ出場する事はできない。個人参加は不可能。
サッカーや野球と同様、選手はチームと契約し、ビッグレース出場を目指す。
ま、サッカーと同じようにカテゴリーもあるが、これは説明を省く。
ツール・ド・フランスはステージが21あり、休息日が2日あるから23日間続く。ほぼ毎日レースである。
1ステージあたりの走行距離は200km前後。21ステージの総走行距離は約3,500kmになる。
各ステージで最初にゴールに到達した選手はステージ優勝となる。なのでステージ優勝のチャンスは21回ある。
そして、全ステージトータルで最も少ないタイムで走破した選手が総合優勝。
初日から各ステージ終了時点において最も少ないトータルタイムの選手が身に付けるジャージがマイヨ・ジョーヌである。
当然ではあるが、最終ステージ終了後のマイヨ・ジョーヌ着用者が総合優勝者となる。
ツール・ド・フランスの説明だけでもこんなに書かないといけない。しかも全然不十分である。
|