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ロシア軍撤退の報に、 事態が収束に向かうのかと思ったが、 時間稼ぎの可能性も、 との記事、 胸が痛む、
<ロシア>撤退完了期限は未定 グルジア側を揺さぶりか 8月17日22時3分配信 毎日新聞 【モスクワ大木俊治】グルジア南オセチア情勢は、16日の停戦合意成立後もロシア軍が撤退せず、「平和維持活動」名目でグルジア領内での駐留を続けた。ロシア側は安全確保の強化を理由に挙げたが、住民にサーカシビリ政権の無能ぶりを印象づけ、反露政権の弱体化を狙った可能性もある。 南オセチア自治州に軍事介入したロシア軍は、これまで保護下にあった南オセチア独立派勢力の支配地域だけでなく、グルジア政権の支配領域である中部ゴリや黒海沿岸のポチに進駐した。グルジア側は、ソ連軍による68年のチェコスロバキア侵攻などと同様、ロシア軍による首都トビリシへの侵攻を恐れ、主力部隊を首都防衛のために集結させた。このためゴリなど他の都市は統治機能を失い、ロシア軍の偵察部隊が「治安維持」や「人道支援」名目で進駐する口実になった。 ロシア軍はこれまでにグルジアの軍基地や港湾施設などのインフラを破壊した。16日にはトビリシの西約45キロのカスピで鉄道の橋が爆破された。ロシア軍は関与を否定しているが、東西を結ぶ主要鉄道路が遮断されたことで、グルジア経済には大きな痛手となる。 ロシアの介入はグルジア軍の南オセチア進攻への反撃が発端だったが、「北大西洋条約機構(NATO)加盟を目指すサーカシビリ政権を弱体化させ、路線を転換させるため軍や治安機関によって周到に用意されていた」(ロシアの軍事評論家フェリゲンガウエル氏)との指摘がある。 また、ロシア軍当局は西部セナキのグルジア軍基地で「米国製の武器1728点を押収した」と発表し、暗に今回の戦闘で米国がグルジアを軍事支援していたことも印象づけた。 ロシア軍の即時撤退を求める国際世論に対し、ロシア側は「グルジア軍の一部による破壊工作が発覚した」(ノゴビツィン参謀次長)として駐留継続の正当性を主張してきた。メドベージェフ大統領は18日からの撤退開始を約束したが、撤退完了がいつになるかは不明だ。時間を稼ぎ、サーカシビリ政権に揺さぶりをかけ続ける可能性もある。 |
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