「iPhone4」再び猛威 囲い込みでスキ無し 6月8日20時16分配信 産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000637-san-bus_all 再び“アップル旋風”が吹き荒れそうだ。米アップルは7日(日本時間8日)、スマートフォン(高機能携帯電話端末)「iPhone(アイフォーン)4」を24日に発売すると発表した。 スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は「初代アイフォーン登場以来最大の進歩」と胸を張る自信作。5月28日に日本でも販売が始まった多機能情報端末「iPad(アイパッド)」に続く攻勢にライバルは戦々恐々だ。 アイフォーン4は、米国や日本などで同時発売されるため、時差の関係で、日本の消費者が世界で最初に手にできる見通しだ。米国での価格は16ギガバイトモデルが199ドル(約1万8250円)、32ギガバイトモデルが299ドルで、日本などでの価格は今後発表する。 新型機は、前面と裏面の両方にカメラを装備し、テレビ電話に本格的に対応。画面の大きさは現行と同じ3.5インチだが、解像度を約4倍に上げ、鮮明な表示を実現した。本体の厚みは9.3ミリで、アップルによると、スマートフォンでは「世界最薄」だ。 さらにアイパッドで使用できるアプリケーションソフトと共通化するなど、アップル製品間の連携も強化した。IT調査会社のMM総研の横田英明アナリストは「アイパッド人気を追い風に、顧客を囲い込み、他社が入り込むスキを与えない戦略を強める」と予測する。 アイフォーンの登場で一気に拡大したスマートフォン市場では、米インターネット検索大手グーグルや米マイクロソフト(MS)も本腰を入れ、打倒アップルに燃えている。とりわけグーグルは、基本OS「アンドロイド」をメーカーに提供する「開放性」(同社)を武器に猛追。 今年末までにアンドロイドを搭載した端末が世界のメーカーから相次いで発売される見通しで、「アイフォーンのシェアを切り崩す可能性もある」(国内端末メーカー幹部)との声もある。 国内通信会社のシェア争奪戦も激化が必至だ。引き続きアイフォーン4を独占的に販売するソフトバンクモバイルは、国内市場でのリードをさらに広げたい考えだ。 MM総研によると、2009年度のスマートフォンの国内出荷シェアでは、アイフォーンは72.2%の独走状態。端末価格を実質0円まで引き下げた販売キャンペーンなどで、購入者層が女性など幅広い層に広がり、「スマートフォン=アイフォーン」のイメージが定着している。 孫正義社長は「他のスマートフォンも品ぞろえするが、あくまでアイフォーンが今後も中心であることに変わりない」と語る。 これに対し、NTTドコモが4月に発売したエクスペリアは、5月に月間販売台数でアイフォーンを上回った。 ただ、MM総研の横田氏は「アイフォーンは新型の発売が噂され、見越した買い控えが影響した」と、再び“独走”を予想している。 |
全体表示
[ リスト ]





