全体表示

[ リスト ]


 私の知り合いがプロデュースした『ひとり、家で穏やかに死ぬ方法』(主婦と生活社)という本を、内地から送ってもらい、読みました。
 末期がんの患者を病院や施設ではなく、自宅でみとる方法が書かれています。知らなかったことが多く、感心しながら読み終えました。

 「”お迎え”を認め、人生を安らかに”退く”ために」、と副題にあります。では、安らかに退くためにはどうしたらいいのでしょう。
 「つながれた鎖を外す」、なるほどなあと思いました。この世を生きているといろいろな鎖に知らず知らずのうちにつながれています。本人が意識しようとしなかろうと。鎖につながったままでは、穏やかに死を向かえ入れることは不可能でしょう。家族・知人・友人・仕事・お金・財産・地位・懐かしい思いでや品物、などなどつながっているものはたくさんあります。
 これらの鎖を一つずつ外す努力は、なかなか大変なことでしょう。皆さんはいかがでしょうか。

 私は、僧帽弁閉鎖不全症の診断が下ってからは、この鎖を外すように努めています。「身辺整理」という言葉でもいいかと思います。
 過去とつながっているものはいちばんに捨てました。写真や手紙、法話原稿、僧侶になるまでのもの、メモ帳やノート、などなど。物を捨て、思い出を捨てていくとさっぱりとしてきます。自分を消していく作業です。
 私の場合、財産と地位が無いのが幸いしているでしょう。この二つが一番捨てられないものでしょうから。

 自分が進んできた人生には満足しています。その過去を整理して捨てることが鎖を外すことの一つでしょう。
 お若い方も、お歳を召した方も、元気な人も、病気の人も、自分と世間をつないでいる「鎖」を少し意識してみてはいかがでしょう。何か、別なものが見えてくるように思います。・・・合掌十念

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事