小笠原 de DS(Dolphin Swim)

小笠原のクジラ・イルカ・鳥・植物、その他モロモロの情報を小笠原ホエールウォッチング協会職員がお届けします。

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すでにOWAのHPやFacebookなどで、ご覧になった方もいるかと思いますが、
今月の4日から5日にかけて、硫黄三島クルーズに行ってきました。

毎年、解説員として参加しているこのクルーズですが、
今年で11回目。(10回目という説もありますが・・・)

集合場所である船客待合所にて、クルーズのオリエンテーションを行います。
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解説スタッフが一人一人、自己紹介を行います。

オリエンテーションが終わると、お客様が順番に船に乗り込み、
19時に父島の二見港を出発です。
出港すると、講演会やパネル展示の準備などに大忙し。
初日の講演会は「はじめての海鳥観察」。
20時半からの開催にも関わらず、たくさんのお客様に参加して頂きました。
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講演会の後も星空観察会があり、
真っ暗なデッキ上で綺麗な星を眺めることができました。
残念ながら、写真はありません。ごめんなさい。
今回のクルーズの中では、かなり評判が高かったイベントです。

初日のイベントは、これでひとまず終了。
翌日の準備を済ませ、早めに就寝です。


翌朝5時、目が覚めてデッキに出ると、
目の前には標高916mの火山島、南硫黄島が近づいてきます。
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何度来ても、山頂は雲で覆われています。
ここは原生自然環境保全地域に指定されている地域で、
ここでの調査は1982年と2007年の2回しか行われていません。
まだまだ未知な部分が多い島なのです。


南硫黄島を2周すると、次は硫黄島へ。
ここは、ご存知の通り太平洋戦争の激戦地となった場所でもあります。
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左手に見える山が硫黄島の南に位置する擂鉢山。
硫黄島では解説スタッフがその歴史などを紹介しながら、周回していきます。

硫黄島での周回が終わり、島を離れるところで、
硫黄の臭いが漂うなか黙祷を行います。
やはりこの場所に来ると、熱いものがこみ上げてきます。
今回は約140名のお客様に参加していただきましたが、
皆さんは何を感じたのでしょうか。


そして最後に目指すは北硫黄島。
硫黄島から北硫黄島までの航路は、毎年鯨類が確認されているホットスポットです。
今年は、アカボウクジラやマッコウクジラなどを発見することができました。
特にマッコウクジラは、船から近い場所に出現したので、
お客様も確認することができたようです。

アカボウクジラ
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マッコウクジラ
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北硫黄島周辺までやってきたのは、お昼の12時頃。
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この北硫黄島には戦前、最盛期の頃で約200人の人が住んでいたそうです。
北硫黄島を目の前にすると、「ここに人が・・・」と
日本人の逞しさを感じずにはいられません。

ざっくりと硫黄三島の紹介をしてきましたが、
皆さんも来年参加してみてはいかがでしょうか?
一見の価値ありだと思いますよ。

そして、最後にもう一つ熱かった海鳥たちのご紹介。
最初はアカアシカツオドリ。
カツオドリと同じく、船のそばにやってくるので、
識別しやすい海鳥です。
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そしてクルーズ中に見られる海鳥で注目されるのが
アカオネッタイチョウとシラオネッタイチョウ。
まずはアカオネッタイチョウ。
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そしてシラオネッタイチョウ。
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300mmのレンズだと、これが限界でした。
また来年クルーズでお会いしましょう。
ご参加いただいた皆様、そして実施にあたってご協力いただいた皆様、
本当にありがとうございました。


おかもと

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