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9/13の午後、サントリー白州工場内の一室で、今回の担当者達と面談する機会を持ち、道を挟んだ飛び地に新設する井戸の掘削後、稼動・採取開始によって近隣関係者の井戸が影響を受けた場合、その因果関係の立証、或いは因果関係が無いことの立証の有無に関係なく、「覚書」なる文書をを交わすことによって事後の対処法を確認しておくことで合意したことは、前回の「その-3」で書いた。
ちなみに北杜市 土地政策課のホームページに置かれている「地下水摂取の適正化に関する条例・様式」に記載されている「近隣関係者」とは、掘削を申請する場所の250m以内の井戸の所有者、ということになり、今回「近隣関係者」に該当するのは正しくは4者ということになるはずである。(注:250m以内は公用井戸の場合らしい、従って「近隣関係者」とは距離に関係なく隣接する井戸の所有者となるようだ '08/09/22 追記)
そして、下記のようなメール文をしたため、「覚書」文の当方(近隣関係者)原案をサントリー白州工場側に、9/16日午後、送信した;
サントリー株式会社
白州蒸留所事務長 ●●●● 様
白州蒸留所工務グループリーダー◆◆◆◆ 様
白州蒸留所 ▲▲▲▲ 様
前略
先日は、お忙しい中、お時間を頂きまして、有難う御座いました。
標題書簡(井戸の設置場所配置図、近隣関係者同意書(井戸掘削))にて
お求めの井戸掘削に対する同意書捺印の件に関しまして、先日9/13日午後
御社にてお話させていただいた如く、一般住宅で必要な生活用水を確保
するための井戸の掘削とは異なり、御社のウォーター・ビジネスの原料と
なるべきミネラル・ウォーターの確保にあり、その量は一般家庭で利用される
生活用水と比較して、膨大な量になり、その近隣関係者の井戸に対する
影響を危惧せざるを得ません。
社会的にも名が通り、環境保全やエコロジーに力を入れていると言う企業
イメージで社会的評価を受けている大企業として、本井戸稼動後の周囲に
対する影響の結果について、十分なる誠意をもって対処されることとは存じ
ますが、先般のお話の如く、万が一影響が生じた場合を想定し、その対処に
ついて「覚書」なる文書を取り交わし、近隣関係者の不安を取り除いた上で、
井戸の掘削に当たっていただけることを要望いたします。
ついては、当方の「覚書」案の内容、ドラフトをテキスト・ファイルにて
このメールに添付いたしますので、ご検討を賜り、御社のお考えを、
ご回答を頂ければ、と存じます。
平成20年9月16日 小川昭治、■■■■
メール添付の「覚書」原案;
貴9月5日付け配達証明付き書簡でお求めの井戸掘削計画に対する近隣関係者としての同意について、
下記の如く条件を付加させて頂き、覚書を交わすことをもって、同意させて頂きます;
「近隣関係者同意書(井戸掘削)」記載の「4.1日平均採取量及び使用量 432立方メートル」、
「5.1日平均採取時間 24時間」、「6.井戸深度 80m」の井戸から採取される水の量は、
現存する貴社水工場の第一ラインの1日当たりの水ペットボトル生産に給される水量のほぼ1/2の
量にあたる通常の家庭で利用される水量と比較にならないほど膨大な採取量であり、そのような井戸が
稼動した後、どのような影響を近隣関係者の井戸に与えるかを事前に推測することは困難である。
また、稼動後、不幸にも近隣関係者の井戸に何らかの変化が生じた場合、”その因果関係”を近隣関係者
側が立証することも、当該井戸所有者のサントリー白州工場側が”その因果関係が無いこと”を立証する
ことも困難と推定する。
従って、その因果関係の有無に関わらず、事前に下記の具体例を掲げて、上記のような大量の水を採取
する井戸が稼動後、近隣の井戸(例、1989年6月以来稼動の小川の井戸[深度40m]は約20年間、
何ら問題なく利用されてきた)に影響が出た場合の対処を覚書の形で、取り交わすものである;
具体例
1.周りに他の環境変化(例えば、近隣に別の大量採取の井戸掘削があった等)が伴わないのに、
何らかの水質変化が生じ、近隣関係者の現状井戸設備が飲料に適さない水質に陥った場合;
サントリー白州工場は、その近隣関係者に新たな水道ラインを無償で施設し、生活飲料水を提供する。
2.近隣関係者の既存の井戸の水量が減じ、生活用水用井戸としての用を成さなくなった場合;
サントリー白州工場は、その近隣関係者に新たな水道ラインを無償で施設し、生活飲料水を提供する。
3.また、万が一地盤沈下などが生じ、住居の土台などに影響が出た場合は、その度合いに応じて
サントリー白州工場は、対応を約する。
4.上記1〜3のような変化、影響は、貴井戸稼動後直ちには発生せず、半年後、1年後、数年後に
生ずることも考えうるので、期限は限定しない。
以上
尚、送信後、メール文と添付文はハードコピーにして関係者にFax。
9/17の午前、メールを受け取った旨の返信をサントリー側から受け取った。
白州 水問題 - その3;
http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44578256.html
白州 水問題 - その2;
http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44445712.html
白州 水問題 - その1;
http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44416308.html
参考、「森からの便り」のホームページ;中村靖彦著を読んで、降って涌いた私の水井戸問題を考える
http://homepage3.nifty.com/morikaranotayori/shin_tayori/frame_shin_tayori.htm
参照BLOG、「JOE渡辺」さん、「ひぐちあきお」さんの記事;
http://alpha-hokuto.yatsu-net.com/?eid=894300
http://alpha-hokuto.yatsu-net.com/?eid=893399
参照BLOG、「Joeさんの公式サイト」
http://www.w-magic.jp/joe/
参照:「ウオーター・ビジネス」中村靖彦著、岩波新書に関する記事;
http://www.mame.or.jp/library/pdf_z/050/MJ050-15-HD.pdf
(注:ここで両者、サントリーも当方も「近隣関係者」なる言葉を用いていますが、サントリー側の8/25付けの書簡によりますが、条例では「隣接関係者」となっていますので、訂正し、この後はこの言葉を使用します。 9/24 追記)
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