最高裁判事 国民審査の結果:一票の格差・重みの問題私は8/8に、この書庫に書いた「前回、前々回の最高裁判決で、参議院選で5.18倍、衆院選で2.17倍の格差がありながら、それを合憲と判断した最高裁判事は、私の目線からすれば、司法の最高機関のメンバーに相応しくない、退任して頂きたい、従って両名には不信任のX印を付ける」と。 * * * 8/31付け日本経済新聞の夕刊は、小さく報じていた、「民主、政権移行に着手」の大見出しの記事に埋もれるように、『前回衆院選後に任命された9人の裁判官の「罷免を可とする投票」(X印)の割合は6〜7%台で、全員が信任された』と。 投票した有権者数は69,454,375人。 それによれば; 罷免を否とする票 罷免を可とする票(X) 不信任率 桜井龍子 62,282,623 4,656,462 7.0% 竹内行夫 62,443,533 4,495,571 6.7% 涌井紀夫 61,763,059 5,176,090 7.7% 田原睦夫 62,575,038 4,364,116 6.5% 金築誠志 62,627,434 4,311,693 6.4% 那須弘平 61,950,605 4,988,562 7.5% 竹崎博充 62,754,264 4,184,902 6.3% 近藤崇晴 62,835,628 4,103,537 6.1% 宮川光治 62,925,016 4,014,158 6.0% 衆議院選挙の結果は、前回の「小泉劇場」・「小泉チルドレン」の振り子が、大きく逆に振れたように「小沢チルドレン」が当選して308議席(もし関西地区の比例代表登録がもう2名多ければ、310議席だった)。事前の、報道機関の調査の数字が、そのまま結果に現れた。 私は、むしろ「国民審査」の結果の方に注目していた、日本の民主主義の成熟度がどのように進んでいるのか、推し量る尺度として。 この国民審査の仕方の問題から、適当にXを記したり、意味も無く全員にX印を付す有権者がいることはあるパーセンテージ居ることは知っていた。 総選挙の基になる一票の重さに心を馳せる人が、実際 どの程度居るのかを知りたいと思っていた。 投票日の数日前に「一人一票実現国民会議」が新聞紙上に全面広告などを掲載して呼びかけていたり、「一票の格差を考える会」などがホームページを作成して、この問題提起をしていたが、それに心を留める有権者がどの程度いるのかに、興味を抱いた訳である。 素人の、少々荒っぽい試算をしてみると; 明確に「合憲」の態度を鮮明にしている2人に、X印を与え、不信任を表明したと思われる有権者数は・・・。 訳も無く、何となくX印を与えた、いわゆるバックグラウンドの平均値は; 7人の合計30,130,439÷7=4,304,348 一方、涌井・那須、2人の合計10,164,652÷2=5,082,326 上記の数字からバックグラウンドを差し引くと 5,082,326-4,304,348≒777,978 多分、この問題を意識してして権利行使し、賛同した有権者は二人共にX印を与えているだろうから、およそ80万人弱程度と、推察できる。 "" これは総投票者の 約1% "" 投票率は約70%だったから、総有権者の " 0.7% " * * * たまたま居合わせた、1993年、第42代米国大統領になったクリントンの選挙の前後だったろうか; 「Shoji, how about the election in Japan?」 「LDP in Japan has continued to win for long, over 40years.」的なこと言ったら、 「Unbilievable!」だったか「Incrediable !」だったか。 拙い私の会話力で、それ以上の説明をすることは出来なかった・・・ * * * 投票率は70%を越えると、私は期待していたし、そして方法論には問題があるにせよ、この国民審査にも、もっと関心を示すのかと期待していた。何らかの形で意思表示した有権者、即ち乱暴にもバックグラウンドとしてしまった30,130,439のX印は、前回と比較してずっと増えているのだろうか、興味あるところなので、時間があったら調べてみよう。 日本の有権者の意識、日本の民主主義の成熟度は、まだまだ道半ばか・・・。 「一票の格差」(8/8記) http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/49119545.html |
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最高裁判事 国民審査の結果は殆ど報道されませんでしたね。
白州の森さんや前日の日弁連?の意見広告を見て結果を気にしていたのですが.....残念です。
2009/9/2(水) 午前 7:59
[ke*vi*n] さんへ<
そうですね、「一人一票実現国民会議」の活動などを知って、もう少し増えると、心密かに期待したのですが、他の7人のX印の倍位のX印が2名に付されると・・・。
2009/9/2(水) 午前 11:57
白洲の森さんの意見に全く同感です。私も選挙区の倍率対して、合憲とした2人に明確な意志を持って×を付けました。子供にもこういう最高裁判事がいるのだぞと話しました。
2009/9/12(土) 午後 9:34 [ oga*i*18* ]
[ハリンコおやじ]さんへ<
今日の、毎日新聞の「記者の目」で社会部の森本記者が『「1票の格差合憲」影響大』の見出しで、”最高裁裁判官国民審査 2人の罷免率突出”と述べて、”もっと判断材料を提供せよ”と審査の方法などに改善を求める記事を書いていました。
特に東京では涌井氏は11.26%、那須氏は10.95%、と他の裁判官より3ポイント前後も高かった。東京都同じく、1票の価値が低い神奈川、千葉でも同程度の差が生じた、と報じています。
この問題にもっと市民の目が向くこと、願っています。
2009/9/17(木) 午後 0:09
TBさせていただきます。傑作!
2011/8/8(月) 午前 8:19