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手術は、最初に左目、明日9/27日の正午。 |
介護雑感
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9/15 敬老の日に区、都、国から100歳を迎えたお祝いの手紙、表彰状、記念品が其々届いた。 槍ヶ岳小槍登攀、北鎌尾根下降の記事の中でもちょっと触れたが、敬老の日の前、9/7にショート・ステイ中に転び、腰を打撲、山行きはおろか、眼の手術も延期しなければならないか、と気を揉んだが、何とか大事に至らずに回復して来た。 白内障が進んで、特別製の倍率の高い点眼鏡を使っても、もう読めないと、それまで何とか大きな文字で印字した趣味の自作漢詩などを読んでいたが(私がプリント・アウト)、ここ半年は諦めたようだ。 一昨年、町の眼科から紹介してもらって精密検査した大学病院で「手術しますか?」と聞かれた時には、 「まだ何とか、読み書きできるから、手術して上手く行かなかったらやだから、しないにしよう」と、拒んだ。 それから、悪化が進んで、ぼぉっとしか見えないらしく、その時やっていれば良かったと、今になって思ったのだろう。 在宅診療医師の勧めで、T医科大の総合病院であらためて診察受けて、今度はしびしぶOK。 上手く行かなくて元々、の境地になったのかもしれない。 そんな訳で、手術が終わって、視力が今より回復してから、上記の手紙や表彰状、記念品をみせようかと、封を切らずにしまっておいたのだが(言葉では伝えてあった)、手術入院を前日にして「やっぱり、見せておこう・・・」
「総理大臣からも、東京都知事からも、区長からも100歳のお祝いが届いたから、だから手術頑張ろうね!」って、書いてある内容を大きな声で読み上げて、お祝い品に選んだ「紬のちゃんちゃんこ」を着せて記念撮影した。(表彰状が大きくて、ほとんど顔だけになっちゃった) |
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入れ歯が合わなくなった、としばらくはめることを止めて利用していなかったが、先日歯科医が在宅診療に来た折に時間をかけて調整してくれて、これで少しはお粥なども噛めるようになってよかったね、などと本人とも話していたが・・・。 |
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ショートステイの退所手続きで施設に迎えにいったら、「時間まで、お部屋でお待ち下さい」 |
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私が、丁度浦佐の山小舎に出かけていた留守のことだった。 目的の山小舎の冬仕舞いをして、東京へ戻ろうという日、携帯が鳴る。 やな、予感! 「何時頃戻れる?」 「大変だったのよ!」と、山ノ神の話。 「おせんべいを食べて、口の中が荒れて・・・」 「口内炎で口の中が痛くて、何にも食べられないの・・・」 とんがらしでも入っているおせんべいだったのかな・・・、と訝しがる私。 命に別状はないから、ともかく家に帰るまでは、何ともしょうがない。 その日の午後、自宅に着くのもそこそこに、99歳の親父の部屋に行って、「具合はどうだい?」 「おせんべ食べて、口の中が、口内炎ができたみたいに痛い、って聞いたけど? そんなに辛いおせんべだったのかい? それともとんがらしでもまぶしてあるおせんべだったかい?」 口の中を開けさせて観たら、確かに腫れている。 兎も角、流動食しか食べられそうも無いから、野菜ジュースをストローで飲ませたが、痛いようであまり飲めない。 医者を呼んで欲しいと言う。 今日は、日曜日だよ、救急病院に行くなら別だけど、在宅診療契約をしているクリニックの先生も、在宅治療してもらっている歯科医も休みだよ。 本人は「口内炎だ!」と言い張る。 おせんべ食べて口内炎? 「そんなに一遍に沢山食べて、口内炎が出来るほど食べたのかい?」 医者に緊急のコールをするにも、もうすこし事の経過が判らないと話しにならない。 私の親父、ずっと医療関係の仕事に従事していた、だから医療言葉はお手のもの、「口内炎」と言い張るから「あの、食べ過ぎや、胃の調子の悪い時に口の中に出来る奴」、と普通は思う。 そこで、何度も何度も事の次第を聞いて居るうちに「おせんべの粉の入っている袋を切って、それを口にしたら、焼けるように感じて、口内炎になった・・・」と喋りだす(白状しだす)。 まてよ、思い当たることがある。 と思って、貰い物だから一部を仏壇の仏様のお供え物にしてある奴があるはずだ。 仏壇の前に行って、供えてあったおせんべの子袋を破ると、小さなプラスチック製のトレイの中に数種類の小さな丸くて薄いせんべいが数枚載っていた。そしてせんべいの下から隠れていた乾燥剤が出てきた。 あっ、これだ! 誤って、これを口にしたのだ。 最近のお菓子は、子袋に小分けされて、包装されている。 特に湿気ては困るおせんべいは、大袋だと、一度封を切ったら、時間をおかずに食べきらないと、湿気てしまう。贈答用にするものなどは、その点を配慮して、子袋に分けて包装されている。 まさか、まさか、その数枚のおせんべいの下に白い袋に入って原料が消石灰の乾燥剤が入っていようとは! そして、まさか、まさか、その袋を、わざわざ挟みで切って、中の乾燥剤を口にしようとは! 最近の乾燥剤、いくらかでもコストを下げるために、シリカゲルでなく、消石灰を用いてる。 もちろん袋には大きな文字で「たべてはいけません!」、裏には「消石灰」と印刷されている。 まさか、まさか、それを口にしようとは!!!!! それから約3週間、医者にも適切な治療をしてもらって、栄養剤の流動食や、冷めた重湯を続け、やっと口の中の火傷も治って、普通に食事ができるようになった。 もちろん本人が一番つらかっただろうが・・・。 99歳の親父を69歳の息子が老々介護していると、とんでもないことが、後から後から起きて来るのだ!
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