|
「山が呼んでいる!」 |
介護雑感
[ リスト | 詳細 ]
|
明治45年生まれの親父の、5/7から4泊5日のショートステイ。 |
|
昨夕、夕食時の我が家の会話 登場人物; 親父-----98歳(明治45年=1912年):半分入れ歯、耳はかなり遠い、 我輩-----68歳(昭和17年=1942年):そろそろ介護されたい側に回りたいと・・・ 山ノ神----67歳(昭和18年=1943年):同上 娘-------40歳(昭和45年=1970年):今を生きている感じ 孫-------15歳(平成07年=1995年):毎日パソコンと遊んでいる??? そう我が家は四世代同居の家族。 何時もは親父の主食はお粥、今夕は切れてしまったためパン食。 いつもはお粥に砂糖を大匙2杯は掛けてやらないと不満げな親父。 山ノ神 「オジイチャン、お粥を炊いている時間がなかったから、今晩はパンでね」 と食卓にお菜と共にお盆に乗せて差し出す。 親父は、先ずヤクルトをストローで飲んでからこのパンを食べ始める。 親父 「このアンパンは美味しいな〜! この小さなアンパンが一番美味しいよ・・・」 山ノ神 「季節柄、餡の中に桜の葉の香りが入っているのよ」 親父 「このパンが、甘くていいよ・・・」 山ノ神 「オジイチャン、そのシャケ、身をほぐしてあるから、食べられるでしょ、 そのお野菜もみじん切りにしてあるから」 親父 「シャケか、いいな〜」 山ノ神 「どう、そのシャケ、美味しいでしょ!」 孫も娘も私も黙々と食べていた(主食は普通のご飯、シャケにサラダ、そしておみおつけ) 親父 「子供の頃はな、こんなシャケ、食べられなかったんだよ・・・、 みんな貧乏だったから、片田舎の百姓だったから、魚なんか滅多に・・・、 たまに食べられても塩に浸かったような、塩の吹いた"鱒"の切り身だった・・・」 皆、始まったな、と言う感じで 私 「一体、何時頃の話をしているんだい、尋常高等小学校に入学する前の話だろ」 高校生の孫は黙々と食べて、もう自分の部屋に引き上げる用意をしている。 他の3人は誰ともなく、 「90年以上前の話ね・・・」(そう、もう何十回となく聞いている話・・・) 山ノ神 「オジイチャン、そろそろ一世紀前の話になっちゃうのよ・・・」 こんな食事どきの会話がここ10年近く続いている・・・ こうして、椿の花のシーズンは、今年も過ぎ去って行った・・・ |
|
最終診察を受けに、9月に救急で運び込んだ病院に付き添った。 |
|
再診に連れて行った。 |


