サントリー天然水工場(白州)との井戸水問題・他:白州の森

白州の森が綴る、「サントリー白州工場との井戸水問題」等の「森からの便り」

白州町ログの水問題

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私が立会いを依頼されたお隣さんの井戸の"調査"、完全に徒労に終った。

井戸屋が来ていないのである!
どこでどう話しの食い違いが起きたのか!

結局、明日もう一度、サントリーが井戸屋さんを同行して井戸ポンプの傍にある濾過器を外して、肝心のフィルターを通す前の水の採取・分析とフィルターの分析を行うことになった。

12/9は私は立ち会う事はできない。

*   *   *

正式日程が決る以前に、水工場直下のお隣さんの井戸調査の立会いを依頼され、両神山の山歩きから遅く帰ったが、その帰宅途中の電車の駅で携帯が鳴り、予定としていた12/8の午後一時、とお隣さんのご主人から知らされた。
12/2のお隣さんとの電話で12/8の日程でサントリー側に伝える、と聞かされ、私は12/6〜7は山歩きの予定が入っていることを伝えてあった。

7日深夜の中央高速を飛ばして、白州のログに入舎した。

どのような目的で、どのような方法で、9年前頃から(水工場が稼動後約1年ほどした頃から)続いている水質の汚濁問題の調査をするのかが私の疑問であったし、立会いをする気になったポイントでもあった。

サントリーからお隣さんへ井戸調査の正式な申し込みの電話があり(11/12)、お隣りさんから一人では不安だから是非立ち会って欲しいと依頼された時、「どのような目的で、どのような方法で、どのようなポイント(項目)を調査するのか、きちんと先方に聞いておいたほうが良いですよ」と伝えておいたが、「第2回目の話し合いの席に出てきた本社の技術者と、前々から問題の井戸・配管の調査に同席したH工務所ではなく別な人(井戸屋?)の2名が同席する」とのことだった。

お隣さんの高齢のお母様の入院、その後の看護などの緊急事態が発生した為、お隣さんのお姉さまご夫妻が代わりに対応すると、当日(12/8)の朝、お隣さんから電話があったのだ、「自分は行けない状況なので姉夫婦が代理、サントリー側からはこのようなメンバーで来る、と言っていた」と。

サントリー側から4名(第1回目の話し合いに出席していた3名のうちの、工務担当の方、事務責任者(これまで私が主に連絡を取り合った担当者)、第2回目の打ち合わせに出席した本社の技術者、そして今回新たに行政との調整をされる(と紹介された)新任の方、と合計4名の方が現れた。(前述の如く、このようなメンバーで来ると言うことも聞いていなかったし、事務責任者は今回来ないと、聞いていた)

お隣さんから聞いていた話と違う!
井戸屋を連れて来て居ないのである、代わりに「私は行けない」と言っていた事務責任者、1回目の話し合いに出た工務担当者が来た!

要は、肝心なことをはぐらかすサントリーの姿勢で今回も終始した、という事か。

ポンプ本体、本(元)バルブ、そして濾過器の場所の確認は出来たが、井戸屋が居ないのでは、フィルターの取り外しが出来ない。
肝心のこと、フィルターが外せないのでは、意味が無い!

この調査の日程打ち合わせの過程で、話しの食い違いが生じていたことは確かである。
(わざと明確にしていなかったのか?)
「新任の人に、問題の現場の井戸を見せたいのだ、私も含め4名が出向く」と、何故ストレートに話を通さないのだろうか?

2回目の話し合いの際、「ポンプで上げた水をフィルターで濾過して、更に浄水器を通して何とか現在は飲めるような水になっている」と伝えたのは、その場にいた私も確かに聞いている。
それをフィルター通過後の水を採取して水質検査しても余り意味はないし、このような水質検査はここ約9年間の間に何度も行ってきている、とお隣さんご本人から聞かされていたから。
一番問題なのは、フィルターをかける前の井戸水の水質であり、現状のフィルターがどのようになっているか、どのような物質がフィルターに残されているかが、最大の問題なのだ!
それなのにこの対応!

今後、このような調査については、文書で、「どのような目的で、どのような方法で、どのようなポイントを調査するのか」を、煩わしいが、求めておく必要があろう。

12/8は、結局3件の民家の井戸水の単なる水質検査。

と言うことで、あす(12/9 お隣さんご本人ではない、お姉さん夫妻だけが立ち会う)の再調査の結果が出るまで、「素朴な質問」への回答はお預けだ!

何度も何度も足を運び、時間と費用を掛け、何と言う、馬鹿馬鹿しさだ!

これが巻き込まれた住民が最も忌み嫌うことなのだ!


[備考] こんな記事もあります;
「サブやんの気まぐれ調査研究」
http://blogs.yahoo.co.jp/hakusyunetto/21322009.html

---「その16」から続く---


私が9月30日に投げかけた質問はこうである;

『再対案を出させていただく前に、下記の素朴な疑問にお答えを頂きたく、おねがいいたします;

質問;

9/13の面談時、現在ある12本の井戸の数は協議会(?)の合意で増やせない、古い井戸の測管は鉄製
なので、錆びや腐食の問題があり、ステンレス製等の新井戸に順次替えて行きたいと思っている、
との説明でしたが、それが何故飛び地の、しかも周りに民家のある(今回の私達隣接関係者の家の意味)
飛び地場所を選び、今回のような問題を起こす場所をわざわざ選び、新井戸を掘削しようとされるのか?

12本以上は掘削できないのであるから、13本目を掘削すれば、今までの12本の井戸の中の1本の
井戸は稼動停止しなければならない筈。
その井戸は使用できずに水を汲み上げないのだから、その脇に防食性パイプを使った新井戸を掘削して、今まで通りの水を汲み上げれば、今回のような同意を求める必要もなく(今の条例では必須ですか?)、条例が出来る以前に私が知らない間に掘られていた場所なのですから、我々としても、同意しやすいと思われますが?

それが、何故飛び地に掘削して、揉め事をわざわざ作り出すことをなさるのでしょうか?

もっともそれだって、度が過ぎれば(汲み上げ量が多ければ)、当然問題になるでしょうが?

宜しく、ご回答願います。

隣接関係者の疑問、不安を解消していただけます様、お願いいたします。』



この質問に対する回答・説明は、11/18現在、無い!


*   *   *

ここで10/31付けでサントリーから送られてきた覚書の「変更案」(元々はワード文)をテキスト文に
して掲載しよう、そして読者の方々の判断をあおごう(引用);

覚 書

小川昭治(以下、甲という)と■■■■(以下、乙という)とサントリー株式会社(以下、丙という)
とは、甲が甲の所有する土地(所在地:●〜●、以下「甲の土地」という)に有する井戸(以下「甲の
井戸」という)、乙が乙の所有する土地(所在地:●〜●、以下「乙の土地」という)に有する井戸
(以下「乙の井戸」という)および丙が別紙記載の井戸掘削計画(以下「掘削計画」という)に基づいて
掘削する井戸(以下「丙の井戸」という)、に関して、以下のとおり合意する。

第1条 (丙の井戸の掘削)
甲および乙は、丙が掘削計画に基づいて丙の井戸を掘削することに同意する。

第2条 (水質変化等)
丙は、丙の井戸の掘削以外の周辺環境に変化が無いにも関わらず[11]、甲の井戸または乙の井戸に
おいて、以下のいずれかに該当する事象(以下「水質変化等」という)が生じたときは、その原因究明
のための調査を行い、その結果を対象井戸の保有者に報告するものとする。
(1)水質が変化し、飲用に適さない水質となったとき
(2)水量が減少し、生活水用井戸としての用を成さなくなったとき
2.丙は、水質調査の結果により、前項の水質変化等が丙の井戸の掘削に起因して生じたとの蓋然性が
高い(時間的推移や揚水量の多寡と水質変化等に相関関係が認められる等)と[12]判断される場合、
誠意をもって対象井戸の保有者と話し合い、双方納得できるような解決策(対象井戸の代替井戸の掘削
等)を実施するものとする。

第3条 (地盤沈下)
丙は、丙の井戸の掘削以外の周辺環境に変化が無いにも関わらず、甲の土地または乙の土地において、
地盤沈下等が生じ、住居の土台などが著しく悪化したときは、その原因究明のための調査を行い、
その結果を甲および乙に報告するものとする。
2.丙は、調査の結果により、前項の地盤沈下等が丙の井戸の掘削に起因して生じたとの蓋然性が高い
と判断される場合、誠意をもって対象土地の保有者と話し合い、双方納得できるような解決策を実施
するものとする。

第4条 (協議事項)
本覚書に定めのない事項または本覚書の各条項の解釈に疑義が生じた事項については、甲乙丙誠意を
もって協議の上、これを解決するものとする。

本覚書締結の証として、本書3通を作成し、甲乙記名捺印の上、各1通を保有するものとする。





丙 サントリー株式会社



別  紙


[11]先方からの文案に元々入っていた文言なので、入れているまでで、削除されることはこちらと
しては問題ありません
[12]何でもかんでも保証するわけではなく、客観的な状況証拠が相当程度ある(この表現自体
あいまいですが・・・)など、おそらくサントリーの責任だろうと判断できる場合、という意味合い
が表現できていれば言葉遣いはこだわりません。
カッコ書きのような文言(内容がこれで良いかは技術的な観点で見ていただきたいです)をいれる
ことも問題ありません

(引用終わり)

*   *   *

先ず、一番最後の書き入れてある別紙の「注釈」をよく読んで頂きたい。
これは白州工場担当者と本社間(?)のやりとりのために挿入された注釈のようである。

『 [11]先方からの文案に元々入っていた文言』の”先方”とは、我々隣接関係者をさすのであろう。

我々の元々の文章は;

『1.周りに他の環境変化(例えば、近隣に別の大量採取の井戸掘削があった等)が伴わないのに、
何らかの水質変化が生じ、近隣関係者の現状井戸設備が飲料に適さない水質に陥った場合;
サントリー白州工場は、その近隣関係者に新たな水道ラインを無償で施設し、生活飲料水を提供する。』

である。

「(例えば、近隣に別の大量採取の井戸掘削があった等)」を削除している。
都合のいい「周りに他の環境変化が無いにも関わらず」と前段部分のみを入れ、後段の「近隣に別の
大量採取の井戸掘削があった等が伴わないにも関わらず」を都合よく省いて、本社に連絡している。
一般家庭の住居のようなせいぜい平均 数百リッター/日 程度の井戸が新たに出来たとしても、
それは環境変化とはみなさない、あくまでも今回のような数百トン/日の大量採取の井戸が
出来たような場合のみを環境変化とみなす、「そのような環境変化が無いにも関わらず」と続けて、
明記事項にしたのである。

それを削除しておいて、「先方からの文案に元々入っていた文言なので、入れているまでで、
削除されることはこちらとしては問題ありません」と注釈して送るとは、開いた口が塞がらない。
将来新しい人家などが出来て、井戸でも掘れば、それが主原因だと言う積もりであろう。

この一文をもっても今回の対応の仕方が計り知れようというもの!

そして更に「蓋然性」の注釈である;

もともと今回の話し合いは
「稼動後、不幸にも近隣関係者の井戸に何らかの変化が生じた場合、”その因果関係”を近隣関係者
側(私達)が立証することも、当該井戸所有者のサントリー白州工場側が”その因果関係が無いこと”
を立証することも困難なのだから」と、
最初の説明・話し合いの場で合意してから「覚書」を交わしましょう、とスタートしたのである。
それを「相関関係が認められる」場合と、挿入している。

「相関関係が認められる、認められない」も「因果関係の有無」も、文言は違うが、同じこと
ではないか、と我々は思っています。

「因果関係の有り、無し」=「相関関係が認められる、認めない」で、すでに現在の水工場で
問題を起こしている水工場直下のお隣さんのように技術専門家を出して来て、あたかも地下の中を
見てきたような説明を繰り返し、うやむやにする。
そして、そのお隣さんの敷地の直ぐ斜め上の工場敷地の一角で、特殊なブルーのバラ、蘭や花を育てる
大規模な温室栽培をやっていたから、当然肥料などを用いていたであろう、私がこの地に来るように
なった1988年には既にあったので、「長年やっていたことが、水質悪化の原因では」とお隣さんが指摘
したら、それが理由かどうかは定かでないが、さっさと下の方の土地に移転させてしまったようだ、
と言うおまけの話しまで付いて(もう数年経つから、今更たとえ地質調査をしても、残留農薬は検出
されないか・・・? そう言えば、掘削しようとしている新・井戸の敷地の奥に、残土が山に
なって運び込まれている時期があった・・・、気味が悪くて何度も確かめに歩いたが・・・、
そして現在はジャリを入れてブルでならして平らに埋め戻してあるが)。


そんなこともあった、と聞いているから「相関関係が認められる、認められない」で新・井戸
稼動後、将来、言い争うことが無いようにと、この話し合いはスタートしたのである。


「"誠意"をもって」の言葉が泣く対応であり、「水と生きる SUNTORY」のコーポレート
メッセージに、そして「人と自然と響きあう」、「原点は自然との共生です」を標榜する
サントリーに相応しい対応とは、到底思えないでしょう?

柳原良平がデザインしたイメージキャラクター、開高健、山口瞳が文章を寄せ、あのフェイラー
さんの「ローハイド」を見ながらバーのカウンターの丸椅子に腰掛けた「アンクルトリス」の
顔が徐々に赤くなってくる壽屋の広告、そして浜庫(ハマクラ)ソングの「オーォオー、
サントリー・ビール!」と若者がビヤガーデンで歌った時代、私はそれを見ながら、唄いながら
少年時代、青春を過ごした。

でも、どうやらこの青春の思い出のサントリーの好イメージより、今回の事柄の方が、"この
企業"の現在の前線部隊の実際の姿のようだ、と思わざるを得ない。

我々の覚書の当初案の明記事項を「コンプライアンス上明記は難しいと」いう手前勝手な
理由で、具体的明記事項を都合よく削除、「”誠意”を持って解決するの条項に置き換えてくる」
とは! (さすがに2回目の変更案では、上記の条件付で別の明記事項を加えてきたが)

このブログ記事に立ち寄った方々の判断にお任せいたしましょう。

貴方が当事者だったら、どう行動されます?

この話し合いの次のステップは、お隣さんの井戸の再・再・再(あんまり回数が多くてはっきり
しないと言う?)調査をすることになっているが、お隣さんのお仕事の関係でなかなか日程が
難しい。私も立ち会うことになっているのだが。


[追記] これをアップロードしようとしているところへサントリーから電話が入る(11/19の
正午前)、「会って、”素朴な疑問”の説明したいので、東京に出てもいいですから、年内に
何とかしたいので」と。
サントリーは、数日前にお隣さんに「井戸の調査をしたいから・・・」と申し込んでおり、
「兎も角、お隣さんの井戸の調査に立ちあわさせて頂いてから、それが終った後、別の機会に
"質問"に関する回答・説明を伺いましょう」と応えた。

将来に禍根を引きずりたくないので、いらぬ妥協はしたくない。


「その18」に続きを・・・

参照:ホームページ「森からの便り」・「新・森からの便り:その14〜15」
http://homepage3.nifty.com/morikaranotayori/top_page.htm

追記(こんな記事もあります)
「ひぐちあきお」さんの記事 http://blog.alpha-hokuto.net/?eid=38
「ひぐちあきお」さんの記事 http://alpha-hokuto.yatsu-net.com/?eid=893399
「JOE渡辺」さんの記事 http://alpha-hokuto.yatsu-net.com/?eid=894300

11/16日の北杜市市長選挙では、サントリーと5団体(北杜市、サントリー、やまなし森づくりコミッション、鳥原三耕地財産管理会、峡北森林組合)協定書を交わした現職市長が再選された、その17日の夕刻、行政(北杜市教育委員会)からの回答が届いた(以下引用);

『立冬の候、小川様には益々御清栄のこととお喜び申し上げます。

「サントリー白州工場が飛び地に掘削しようとしている新井戸の件への回答の件について」の電子メールを拝見いたしました。この件につきましては、市長から指示がありましたので、教育委員会から回答させていただきます。
みのる白州館の井戸の件につきましては、先に回答したとおり同意する予定でおります。
また、採取量については支障をきたすか、きたさないかは推測の域を出ませんので、事前に指導も行って行きたいと思っております。
しかし、小川様がおっしゃるとおり、将来、万が一影響が現れた場合は、協定書(覚書)に基づき、サントリーと協議して参りたいと考えておりますので、何とぞ御理解をいただきたいと存じます。
終わりに、小川様の御健勝をお祈り申し上げ、回答とさせていただきます。

平成20年11月17日

北杜市教育委員会教育●● ◇◇◇◇ 』(引用終わり)と。


「事前に指導も行って行きたい」の文言を入れてあるが、「支障が出た場合は条例違反となるのか否か」に付いては回答していない、教育委員会は施設の管理を行っているだけの立場だからか・・・、この点は土地政策課に聞くしかないのか・・・。

まあ、行政とはこんなものであろう。

ウォーター税導入の話が持ち上がった時点から新工場の話しは出ていたのかもしれないし、新・水工場建設=新・井戸掘削は誰が考えても当然だろう、そしてその井戸は何処で掘削するのかは、5団体協議の場で出ないはずが無い、と想像する。
協議の場で、そのやり取りが、もしされてなければ、よほどのぼんくらで、協議の場にいる資格も無いであろう。
武川(旧武川村)で起ったケースでは、"行政が斡旋"したと書かれていた。
この鳥原・向林のケースも同じなのだろうか?

なにせこの地区には、鳳来苑の周辺など比較的国道に近い場所には住民が居るが、山裾に上がった地点には殆ど人家がない。当方と水工場直下の2軒+みのる館、合計4軒だけである。

あとは、読者のご想像にお任せいたしましょう。

それとも、やまなし森づくりコミッション、鳥原三耕地財産管理会、峡北森林組合の方々に伺ってみましょうか・・・。

20年前(1998年、s63)にセルフビルドでログを建てようと決めたのは、そんな人家のない場所だったからで、しかも良質な水が得られると考えたからである。
当時は、蒸留所の建物だけで、厚い林が取り囲んでいた。
それが厚い林を取り去り、平成8年(1996)11月、この白州蒸留所内に南アルプス天然水水工場ができ、製造を開始した。煌々と明かりを点け、大型トラックのブレーキ音が闇夜を劈く夜もあった。
私が自力で1年掛けて造ったログが出来上がってから7年後である、それ以後続く。

原料はただ同然の地下水である。

そしてミネラル・ウォーター・ブームに乗って、製造ラインを増設し(1998年5月)、そして今度の新工場建設(2010年稼動予定)。
前述の協定締結の報道には「2038年までの30年間、森林間伐、遊歩道整備、鳥獣防止ネット設置などを行う」とある。その協力金をサントリーが出すと言う協定であろう、と推察している。

それはそれでいい、結構なことだと考える。

しかし、その協定締結の過程で「新工場で使用する地下水はどこから? どこに新・井戸を掘削するのかい?」と言う話が出ないはずが無い。


[備考] 5000字以上になるとアップロード出来ないらしいので、後の文章は「その17」に


1クリックで1円を企業が私達に代わっていろんなNPO団体に募金してくれるそうです、協力しましょう;「募金サイト」に入る→ http://clickbokin.ekokoro.jp/

10/26日の2回目の話し合い(説明会)の後、1週間になるが再・再対案を示す動きはまだない。
1回目の説明会(?)の折には「急いでいますので、我々からの覚書案の提出は出来るだけ早く」と急かせておきながら、2回目の説明会の話しの終り「本井戸の掘削は何時頃ですか?」の問いに「みなさんの同意を得られてから行いますので・・・」と急いでいるような言葉は出てこなかった。

新工場の稼動は2010年と報道されているし、新井戸の試掘調査は終っているし、で我々からの要望案をじっくり検討しているのかもしれない。工場内からは新工場社屋の建設に着手したような、工事音は鳴り響き始めていたが。

しかし、「Kさんと直接連絡取り合ってもいいですか?」と電話してきてから既に4,5日になるが、隣接関係者であるKさんによれば「何の音沙汰も無いわ」、である。

時あたかも市長・市議会議員選選挙が告示(11/9日)され、「みのる館」の所有者である北杜市、行政側もばたばたしてることは予想されるから、ことはなかなか進まないのかもしれないな・・・。
http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/hokuto_wdm/html/administration/64451886419.html


だが兎も角、先日の行政からの回答に対しては、次のような疑問をもったので、再度「市長の手紙」へ次のようにメールした;

『北杜市教育委員会教育●●
 ◇◇◇◇ 様

当方の標題問い合わせにご丁寧な回答、感謝いたします。

ご回答を以下で繰り返しますと;
「現在、みのる白州館の井戸は、生活用水としての利用は少なく、多くは池の維持管理に使
用しています。サントリーから説明がありました、隣接関係者の同意については、今後サント
リーと協議し、協定書を締結した後、同意する予定ですので、何とぞ御理解をいただきたいと
存じます。」

そこで質問なのですが、「北杜市地下水採取の適正化に関する条例」の第7条、(2)の
第2項を拝見しますと「隣接する既存井戸に支障を及ぼさない程度の採取量であること」と
あります。
支障を及ぼすか、支障を及ぼさないかは、現在新井戸が稼動していないので推測の域を出
ませんが、通常の家庭用の井戸と比較して何桁も違う膨大な採取量であることは誰もが認め
ることだと考えます。そのような井戸を一般民家の存在する中の工場飛び地に掘削すること
自体が問題であると、当方は考えますが、協定を交わし、新井戸掘削に同意される予定、と
か。(みのる館の井戸からはおよそ70m程度でしょうか、ちなみに当方の井戸は新井戸予定
地の上手100m程度)

将来、万が一、影響が現れた場合、この条項違反になると当方では考えておりますが、貴委
員会のお考えはいかがなものでしょうか?
条項違反となった場合の行政側のお考えを伺っておきたいと存じます。
水質、水量に影響が出て、生活飲料水の井戸としての使用に耐えなくなったとき、多分水無
しの期間が生じ、施設として利用不可となる可能性があります。

市民の貴重な財産である「みのる館」を管理する委員会としてどのようなお考えで協定をお交
わしになるのか、基本姿勢だけでも、併せて伺わせて頂きたいと存じます。

お忙しい中、お手を煩わせて恐縮に存じますが、宜しくお願い致します。』と。


投票は11/16日、選挙中だから、当分回答は期待できないかな・・・。

そう言えば、北杜市のホームページのイベント欄を見たら、「白州の里 名水まつり」が11/22(土)に
開催されると載っていた。「今年は環境保全啓発コーナー」を設けるとある。
http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/hokuto/joy/index.jsp?lid=201&year=2008&month=11&day=22

この「名水まつり」に併せて、「焚き火の会」でも開くかな・・・、焚き火じゃエコに相応しくないから「囲炉裏の会」とかに改名して・・・。


参照:「ウォーター・ビジネス」中村靖彦 著を読んで、降って涌いたサントリー白州工場との井戸問題を考える   http://homepage3.nifty.com/morikaranotayori/shin_tayori/frame_shin_tayori.htm

富士山の天然水 フジヤマ http://blogs.yahoo.co.jp/water_fujiyama/44458753.html#44458753

「白州 サントリーとの井戸水問題」;
その14 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/45270482.html
その13 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/45211760.html
その12 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/45150283.html
その11 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/45074582.html
その10 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44944824.html
その9 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44841887.html
その8 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44820432.html
その7 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44756131.html
その6 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44738791.html
その5 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44701478.html
その4 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44612563.html
その3 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44578256.html
その2 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44445712.html
その1 http://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/44416308.html

本日、北杜市側からの回答がメールで届きました;
「みのる白州館の井戸は、生活用水としての利用は少なく、多くは池の維持管理に使用しています。サントリーから説明がありました、隣接関係者の同意については、今後サントリーと協議し、協定書を締結した後、同意する予定ですので、何とぞ御理解をいただきたいと存じます」と。
「みのる館」の管理は北杜市教育委員会の管轄らしく、その名で回答は届いた。
"協定書を締結した後、同意する予定"とあるが、どのような協定をするのだろうか、おおいに関心があるところだ。


それにさきがけ、この週末10/26 サントリー蒸留所での話し合いに白州に出向いた。

「コンプライアンス上明記は難しい」と我々が出した覚書案に対して、万が一影響が出た時の具体的に明記した保障の条項を削除、代わりに「誠意をもって対象土地の保有者と話し合い、双方納得できるような解決策を導き出すよう努力する」に置き換えて来た最初の案は取り下げ、括弧で括った形ではあるが「水質調査の結果により、前項の水質変化等が丙の井戸の掘削に起因して生じたとの蓋然性が高いと判断される場合、誠意をもって対象井戸の保有者と話し合い双方納得できるような解決策(対象井戸の代替井戸の掘削等)を実施するものとする。」と、括弧で括った形ではあるが具体条項にして提示されて来た。

しかし、問題点はいろいろある、すなわち;
1)水質が変化し、飲用に適さない水質となったとき
            ↓ が
  水質が著しく変化し、飲用に適さない水質となったとき

2)水量が変化し、生活水用井戸としての用を成さなくなったとき
            ↓ が
  水量が著しく変化し、生活水用井戸としての用を成さなくなったとき

と"著しい"変化の字句を加えてきた。
では"著しい"変化とは、何を意味するのか、"著しい"と加える必要はあるのか?

3)水質変化等に対して代替井戸の掘削等で対応する条項は盛り込んでくれたが、水量変化に対しては明記されていない。よく解釈して「水質変化等」の「等」に含めるとも読めなくはないが・・・。まさか不運にも水量が減るような変化が出た場合、この条項を盾にして知らんとは言わないだろうが、ここはきちんと明記するよう要望したいものだ。

4)「蓋(がい)然性が高い」と非常に難しい語彙を用いて来た。辞書を引くと、"蓋然性"とは"確かさ"とある。そもそも確率の高さなど立証できるのだろうか?
"因果関係があることを立証すること"も、"因果関係がないことを立証をすること"も、お互いに出来ないのだから、覚書を交わしましょう、とそもそもこの話し合いは始められたのだが・・・、その当初の主旨はどこに行ったのだろう。

5)万が一、周辺井戸への影響の出るのは、新井戸稼動後ある程度時間がたってからで、その間に周辺環境が変わることがあり得る、新しい住民が出て来て井戸を掘削するなど。それが何軒か生じた場合、「そのためですよ」と言われないために、「丙の井戸の掘削に類するような環境変化が無いにも関わらず」と新井戸の採取量と同じような規模で採取するような環境変化がない場合において、新・井戸の影響が出て、水質が飲用に適さなくなったり、水量が減って生活水用井戸としての用を成さなくなったとき、と明記しているのに、「周辺環境に変化がないにも関わらず」と、ここでも具体的明記事項を削除している。
これでは、新しい住民が来て井戸を掘ったとき、「その影響ですよ」と言われかねない、お隣さんへの過去の対応を伺う限りは。

それやこれや、問題の多い文面であることは確かで、これからこのような問題解決のために繰り返し話し合いを持つのも無駄なエネルギーを費やすことになる。
まして、万が一影響が出た場合「蓋然性が高い、高くない」で揉めるのは沢山だし、想像しただけでうんざりだ。
時間が経てば、話し合った当事者が居なくなっていることだってあり得る、残るのはこの覚書だけだ、と考えれば、隣接関係者が悩めるのも当然だ。

第二回目の話し合いは終ったが、話し合いの場で気付いた点だけは申し上げ、他の対処案なども伝えて、結論は出さずに、再考をお願いした。

影響が出ないことが一番望ましいのだが、なんせ一般家庭が用いる水量とは比較にならない量なのだから(ここが一番問題なのだ!)、将来への不安は解消しておきたいと願うのは、無理なことでしょうか・・・。

できるなら、こんなことにも無駄なエネルギーを使いたくない。
好きな山の記事を書いたり、田舎暮らしの事を書いているほうがよっほど楽しい。
山の本を読んだり、好きなギターを爪弾いている方がどんなに心安らぐか。
罪なことをしてくれるもんだ・・・。

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