サントリー天然水工場(白州)との井戸水問題・他:白州の森

白州の森が綴る、「サントリー白州工場との井戸水問題」等の「森からの便り」

ヒマラヤ メラピーク

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79歳の青春と、69歳の青春 ― メラ・ピーク遠征記 ― その17


午前2時起床
2時半、お粥の朝食、ダイアモックスとビオフェルミンを、ホット・ミルクで流し込む。
3時出発予定。
テントの前を先行のパーティが通り過ぎていく足音を聴きながら、用意を整える。
ゴーグルは入れたか、予備の薬は・・・、と気は急く。

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急がず、慌てず・・・。


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動作が鈍くて、早くできないんです。


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さぁ〜、ザイルも結びました、気を付けて出かけましょう!
結局、3時半近くなってました。


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陽が射して来ました。
キッチン・スタッフのチーフ、ミン・バートルも今回は一緒に登って来て、嬉しそうです。



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エベレストの稜線にも朝日があたり始めました。 クリックで大型画像にして、堪能下さい。


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雪面がピンク色に輝いてます、素晴らしいです!! クリックで大型画像にして、堪能下さい。


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何という、煌めきでしょうか! クリックで大型画像にして、堪能下さい。



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ビスタリ、ビスタリ。100歩数えては、一休み。また100歩進んでは一休み。こんなに苦しい思いをしなければ、頂上に立てないのでしょうか・・・。

ひとりの登山者がシェルパに伴われて下って来ます。
あぁ、こんな苦しい思いをするなら、俺もgive-upをしようかな・・、と弱気が頭をもたげる。
兎に角、息が苦しい、のだ・・・。

山頂を諦めて、下って来るようです。
傍らをすれ違いながら、「さぞ、残念なことでしょう・・・」と呟いてる自分が居る、ハーハー、ゼーゼーしながら・・・。


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ショート・レストの声で、「ほっと・・・」安堵。
「エベレストが綺麗だよ!」とヤブさん。
「調子は、どう?」に「ぼちぼち、です」と応えるのがやっとの私。


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我々が最後のパーティ? COSMO TREK隊も、ポーランド隊もアメリカ隊も、先に出発して行きました。




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振り返れば北方向のピーク41(6648m)の左横にローツェ、エベレストが。
でも、今朝は、山頂に笠雲が掛かっていますね、天気は峠を越したのでしょうか・・・。


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頂上直下の雪壁の下までやって来ました。ハーネスにユマールをセット。
ハイ・キャンプを出てから、もう5時間も経っている。
ヤブさんパワー・ジェルを取れ出してチューチューしています。
79歳と数ヶ月、素晴らしいです!


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あの急な斜面を攀れるだろうか・・・。
肺が苦しくて、苦しくて。
ここまでの急斜面でも、10歩歩いては立ち止まり、10歩歩いては立ち止まりの繰り返し。


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さぁ〜、急斜面にとりかかります。兎に角、苦しい・・・。


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固定ロープにユマールをセットして、アイゼンの前歯を立てて、身体を引き上げますが・・・、苦しくて、身体を持ち上げられません。
息ができな〜い・・・、肺の細胞が飛び出しそうです。

この"今の感じ"が、6500mの高度の酸素量なのですね。
平地の44%の酸素量だとか。
僅か数十メートルの距離なのに・・・。
今まで、どこの山でも体験したことの無い、苦しい、息が苦しい、うごきたくな〜い・・・、じっとさせておいて下さ〜い・・・、って感じでした。





登頂時の音声入り動画です;他のBGMをOFFにしてご覧下さい

全ての動画は、「やま工房」中島ガイドの撮影したムービーです。


























ホームページもご参照下さい
「大型スライドショー」でお楽しみ下さい

「森からの便り」(21編) :ログハウス建設当時の詳細や井戸水問題・環境・原発問題が掲載されています。「続」(26編)、「新」(25編)とエッセイは続いています。
「山野跋渉」 :私、「白州の森」のアルプス遠征(2008年)や、北鎌、北方稜線、前穂北尾根等の山行記録
「星の小舎便り」 :MWV OB会のページ
「オールドローズ」 :「山ノ神」の趣味、オールド・ローズ、イングリッシュ・ローズ、Xmasローズ等

79歳の青春と、69歳の青春 ― メラ・ピーク遠征記 ― その16


5780mのハイ・キャンプに入りました。
到着したときには見えていた、エベレスト、ローツェ、ローツェ・シャール、マカルーなど、昇ってきたガスに遮られて夕刻には眺望が得られませんでした。
陽が翳ると途端に寒くなります。

到着したらすぐやることは、着替えです。ここまではトレッキング・シューズで上がって来ました。
下着から、ズボンまで、明日の登頂に備え、高所用に着替えます。
高所用の装備は、高所用のダッフルバッグに詰めてありますから、そこから高所用の靴を出し、冬山用下着上下、厚手シャツ、羽毛インナー上下、目出帽、皮グローブ、毛糸手袋、オーバー・ミトン、アイゼンを取り出します。ヘッド・ランプは、新しいリチウム電池に入れ替えておきます。ピッケル、バイルは必要なし、但しハーネス・セット、ユマール、エイト環は、取り出して、テントの隅に並べて置く。靴下セットも新しい物に替えました。
頭の中の血の巡りが悪いのか、高度の影響でしょが、動作が緩慢で、何かと時間が食ってしまいます。

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一番右が、メラの直ぐ近くにある6648mのピーク41で、その左にローツェ・シャール、ローツェ、エベレスト、と岩肌が出て黒く見えています。続いて平らなのがヌプツェ。間に雲があって、その左にアマダブラム、そしてカンテガと続いています。

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中央の黒い山群が、右からローツェ・シャール、ローツェ、エベレスト、ヌプツェです。


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一番右が、確かマカルーです。


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マカルーのアップです。


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中央にピーク41、左がエベレスト、ローツェ、ローツェ・シャール。右がマカルー。


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だんだんガスが上がってきました。


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右がエベレスト山群です。


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軽く遅い2度目の(?)昼食


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ガスが上がってくる直前のエベレスト方向の眺望です。
素晴らしいです。

もっと沢山シャッターを押したかったのですが、兎も角かったるくて、動くのが億劫でした。
小用も、昼間からP・Pを使う始末です。一旦、テントに潜り込んで、シュラフに入ったら、チャックを開いてシュラフから出て、テントのチャックを開けて、更に靴引っ掛けて外に出る、それだけの動作をするのが億劫で、苦しいのです。

それに、眼が痛み出し始めました。軽い雪盲になったみたいです。頭は痛いし、風邪気味なのか空咳きが出ますし、食欲はないし、でこれがきっと高度の影響なのでしょう。立ち上がったり、しゃがんだり、かがんで靴紐をいじったりは、息が弾んで、苦しくて仕方がない。

明日の行動に支障がないか不安です。
兎も角、出来るだけ、身体を休めるように、シュラフに潜り込みます。

夕方、衛星電話で、「今日ハイ・キャンプに入り、明日山頂に向かう」ことを山ノ神に伝えた。

夜中に、何度か小用をしたくて、シュラフを開けて、中腰になって、P・Pを充てがって、用をたす。こぼさないようにしっかり蓋をして、またシュラフに潜り込み、チャックを上まで引き上げる。
これだけするのにも一苦労。これを2時間置きぐらいに、4、5回繰り返さなくてはならないから、とても熟睡などしていないであろう。



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79歳の青春と、69歳の青春 ― メラ・ピーク遠征記 ― その15


メラ・ラ(峠、5415m)までやって来ました。
ハイ・キャンプまで、あと標高差300mです;

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ポーター達は、もう荷をハイ・キャンプに届けて、下って来ました。陽の高いうちに、雪のないベース・キャンプに下ります。鎖の軽アイゼンを巻いたポーターもいましたが、ほとんどがズックだけでした。


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峠の東側(マカルー)ですが、マカルーは写ってませんね。


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先行する人の先の大岩の陰がハイ・キャンプだそうです。


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後続のパーティが上がって来ます。


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後ろから来るパーティは、2人のようです。

ムービーです(エベレスト方向の眺望)(You Tube)「10/19正午過ぎ、メラ峠付近からエベレストを望む」


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もうすぐなのに、俄に傾斜がきつくなりました。息が苦しいです。


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ビスタリ、ビスタリを呪文のように唱えながら・・・。


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何とか急斜面を登り切りました。


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緩斜面になりましたが、まだ遠いです。あの大岩の横までです。


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この左手の大岩の岩陰がハイ・キャンプです。長い道のりでした。
何とか遅れずに登って来ることできました。



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メラの山頂はあそこのようです。すぐそこに見えていますが、距離はかなりあります。


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グリーンのテントは、我々のキッチン・テントです。


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もう、テントが設営されています。


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これが、私のテントです。標高5780mです。


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シェルパ・テントと中島・ヤブさんテント、それにキッチン・テントの4つのテントです。


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チリン・ドルジェ・シェルパが、万が一の時の為の酸素ボンベを点検です。

このチリンさん、エベレストを北側から、無酸素登頂を含め、11回も登頂している経歴の持主です。
カトマンズに帰ってから、彼のオフィスに寄ったとき、見せて貰った、彼の宝物の登頂証明ファイルの中に、1996年神奈川の登稜会隊(隊長:石川清、登攀隊長:三村雅彦、杉山敏康、有川博章)に加わったシルバー・タートル隊(石川富康、小西政継)に同行し、マナスル登頂の登頂証明書があったのには、びっくりして、手持ちの携帯で画像を残しました。彼が、22歳の時の事で、この隊の中で最も若いシェルパだったようです。
この経緯は、小西政継の生涯を記したドキュメンタリー作家・長尾三郎の「激しすぎる夢」(山と渓谷社)の第10章「マナスルより永遠に」に詳しく書かれており、ニマ・ドルジェと並んでツェリン・ドルジェ(22歳)の名で書かれているが、しかし、彼の持つ登頂証明書に列記されている上記各氏の名前に並んで8番目にMR.PEMBA CHHIRING SHERPA、、9番目のMR.DORJE SHERPAと記載されていたから、このどちらかが、チリンさんのことであろう。
七年前に独立して「Rolwaling Excursion」を起こした、そうだ。
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1996年神奈川の登稜会隊に参加した時の登頂証明書。折悪しく、デジカメのバッテリーが切れ、急遽携帯のカメラで撮影したため、ピントが甘くなりました。右上に登頂した9人の名前がタイプしてあります。



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79歳の青春と、69歳の青春 ― メラ・ピーク遠征記 ― その14


10/19 ハイ・キャンプ5780mに向かい、メラ氷河の舌端に登り着いたあたりまで、前回で紹介しましたから、今回はその続きです;

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モレーンの丘から見上げたメラ氷河の舌端です。
クリックで、大型のパノラマ画像になります。

遠くから見ている時は、「一体、何処を登って、あの氷河の上に出るんだろう?」と考えてばかりいました。


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ルートを黄色線で示しました。
段々、近づいて来ると、斜面のトレースが見えて来ました。


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メラ・ハイ・キャンプへの雪原が続いています。

出発前の打ち合わせで、靴も今まで通りのトレッキング・シューズでOK、アイゼンも必要なし、とのチリンからの指示であった。「えぇ、氷河の上に出るのに・・・」と不安げな顔に、「大丈夫、いざ必要になったら荷物の中から出すから」と。たぶん、下って来た同じシェルパ仲間からの情報交換で、天気は良いし、その必要はない、と知らされていたのだろう。


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きつい斜面ときつい斜面の間のプラトーで、一休み。


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傾斜のきつい斜面には固定ロープが設置されていました。


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急斜面ではさすがのポーター達も苦戦しています。


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何とか登り切りました。


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後は、比較的なだらかな斜面が、長〜く、長〜く続いています。


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皆さん平気な顔して登っていきますが、私一人だけですか、青息吐息なのは・・・。「空気下さ〜い!」


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ここいらで、ゴーグルか、きちんとしたサングラスに替えるべきでした。
それを怠ったばかりに、この晩は、軽い雪盲になってしまいました。

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日差しが強くなったので日焼け止めクリームを塗ります。


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この先の凹んだ所がメラ峠のようです。


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雪原の上で昼食です。


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雪の上にベッタリ座り込みます。標高は、およそ5420m。



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メラ・ラ(峠)手前です。ハイ・キャンプまでは、距離的には、まだまだかなりあります。


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メラ峠付近はなだらかです。反対側(東側)の雪原100mばかり下に、メラ・ラのキャンプが見えていました。地図の表記が正しいとすれば、高度で、もう300m登らなければ、ハイ・キャンプに着きません、きついで〜す!
先行しているパーティや、ポーター達の姿が蟻のように小さく見えますから、あぁ〜、遠いなぁ〜!です。



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79歳の青春と、69歳の青春 ― メラ・ピーク遠征記 ― その13

今日はいよいよメラ氷河に登り、メラ峠を越えて5780mのハイ・キャンプに入ります。

その行程の画像をアップする前に、メラ・ピークが大凡ネパールのどの辺に位置するのかをお知らせしておきます。
イメージ 1
画像右上に黄色で囲まれた縦長の長方形があります。長方形の上側はチベット国境にくっついた右からローツェ、エベレスト、チュ・オユーを示す山マークが付いています。そして、ローツェの下にマカルーの山マークがありますが、その下辺りにメラ・ピークは位置します。丁度、ルクラを示す赤丸がありますが、LUKLAの文字の上辺りです。

イメージ 2
ルクラから辿ったルートです。縮尺七万五千分の一の地図のコピーです。クリックで大型の画像になりますから、大きくして見たほうが見易いです。

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ルクラから辿ったルートの高度表で、この表では山頂まで9日間の行程を取って書いてあります。
最初の難関は、Thuli Kharka(Big Bolder:4300m)のキャンプに出る手前の4610mの峠(ザトルワ峠)越えでした。私たちは、ルクラから2日目で峠を超えましたが、COSMO TREKパーティは、1日早く出て3日かけてこの峠を越えて来たそうです。その方が高度順応にとってはいいのかも知れません。


では、いよいよメラ氷河への行程を紹介します;
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陽の当たらない朝6時前に出発です。身体が重いです。歩きだしの15分が、きついですね。


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モレーンの丘を越え、ようやっと陽があたり始めました。


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登り上がったところで、しばし休憩。


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目の前に氷河舌端が見えて来ました。かなりの傾斜です。


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落石にも気を配らなきゃいけません。
温暖化の影響で、この舌端も随分と後退しているのでしょうが、その痕跡を確かめようとする考えさえ浮かばないほど、只々出来るだけ負担を少なく次の一ステップをどこに置こうかと、薄くなる酸素濃度の気配を感じながら、前を行く、チリンの足元を見つめていた。


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背後は、こんな景色です。


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いよいよ登りにかかります。


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雪の量も増えてきました。


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すぐそこが氷河の舌端です。


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「この上は、ちょっと傾斜がきついよ!」って、シリン・ドルジェ・シェルパ。


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登りきって振り返ると


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もう一段上に登り上がります。


動画を見る限り、やはり高度の影響を受けているような足の運びですね。
登っている自分は気付いていないだけで。

それにしても、ポーター達がすいすい登っていくのを見て、ヤブさんと2人、「彼らの肺の構造はどうなっているんだろうね、いやはや感心するのみですねぇ」と、こちらは青息、吐息なんです。もう、高度5300m近くなってます。


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やっと、登り上がってちょっとした下りに「ほっ・・・」
すぐ後ろを、キッチン・スタッフの3人が登って来ました。

この日はちょっとした失敗をしました。と言うのも、普段、日本の雪山では、遠近両用の眼鏡の上に被せるサングラスをしています。今日もそれと同じサングラスを掛けていたのですが、夜になったら眼が痛くて、涙ポロポロ。眼鏡の脇の隙間から紫外線が入り、雪盲になったようです。
5月、残雪一杯の槍沢や白馬大雪渓、6月上旬の双六などの光量と桁違いのようです。
眼をしっかり覆うサングラスやゴーグルも持っていたのですが、横着して、掛けませんでした。高度障害で気分が優れない上に、その報いは辛いものでした。



登頂時の音声入り動画です;他のBGMをOFFにしてご覧下さい

全ての動画は、「やま工房」中島ガイドの撮影したムービーです。


















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