|
日高から襟裳へと向かったのには理由があった。 私達は、過去に観光で襟裳岬に立ち寄った事もあったし、岬それ自体にはあまり興味はなかった。 一つは、その手前、様似町のアポイ岳に、私が登ってみたかったのと、二つ目の理由は、帯広側に回りこんだ広尾町の下野塚という場所に行きたかったのだ。 そんなことで、支笏湖YHに着いた時、日高紋別の近くの豊郷YHに電話を入れて、翌日(6/24)の宿をお願いしておいた。 サラブレッド銀座。 草を食む二頭の馬。 びっくりしたな、もぉ〜。 新冠の観光図。 オーナー手作りのカナディアン・ログ・ハウスの豊郷YH。 正確なYHの名は、「豊郷夢民村YH」と言う。 周りはすべてサラブレッド牧場。 山の神は、洗濯機と乾燥機を借りて、数日分の洗濯物を仕上げると言う。 私は、近くをぶらつくことにした。 周囲は牧場ばかりで、その中の一つの牧場では、草の上に寝そべって子馬に乳を飲ませている母子馬の姿もあった。 牧柵の周りには遅いワラビが沢山生えていた。 オーナー夫人は、「夕食は、ウニ丼ですよ!」、「今朝、息子と二人で、潜って採って来たのだから、飛び切り美味しいよ!」って。 宿泊客は、私達二人を入れて4人。 今朝、苫小牧に付いて、50ccバイクで走って来たと言う50代の男性と、乗用車で来た単独の男性。 オーナーも飲兵衛で、私もビール、お酒と結構飲んで、4人で話は盛り上がった。 舞鶴からバイクをフェリーに載せて、遅い時間に着く便でやってくる一人旅の若者が夜中に着いた。 (続く)
|
山野跋渉(山行記録)
[ リスト | 詳細 ]
|
吾が山ノ神、この北海道旅行前、彼女等の入笠山同期会旅行で、よせば良いのに機械音痴のくせして宿のマッサージ機など使うから、かえって腰の骨(股関節)を痛めて、杖突きオバンに変わり果て、階段上るのも億劫そう。 とてもとても山登る身体じゃない。 支笏湖YHに宿を取ったので、私には登れそうな山は幾つかあった。 さりとて、登山口で5時間も6時間も待たせて置くような恵庭岳は無理そうなので、樽前山なら登山口から2時間もあれば往復できそう。 「まぁ、何とかコースタイム程度で戻ってくるから、登山口のそこらをぶらぶらしてて」 ちゃっちゃっと登って、急いで戻ってきたら1時間半だったか・・・。 じゃ、日高紋別に向かおう。 気持ちの良い樽前国道を苫小牧に下った。 そう、思い出した、同宿だった単独の中年女性、アメリカのアリゾナ・フェニックス在住で、たまたまお身内の御不幸で帰省していて、一段落したので一人で恵庭岳登って来た、と話されていたな。以前は登山口までバスの便があったらしいが、いまは無いので、タクシーを手配してもらった、と言っていたな。 アリゾナの山の話も聞きたかったが、短い会話では、話はそこまで行けなかった・・・。 (続く)
|
|
大洗から苫小牧に向かうフェリーの中や、毎夕宿に着いて一風呂浴びて、夕食までの間の時間とかに、ソファや窓辺に凭れて読み続けていた。 読める時間はせいぜい1時間もないのだから、300ページ近くある厚さの本はなかなか読み進めない。 これまで読んだ辻まことに関する著作にはない、私にとっては全く新しい事柄が後から後から出てきて、「待てよ、あそこはどうだった?」と元に戻って、またなぞるから、なかなか進まないはずである。 「は、は、こんなこともあったんだ!」、なんて文章に出くわすと、風呂から上がって来て、休んでる山の神を捕まえて、「こんんなこともあったんだよ、知らなかったねぇ。読んで聞かせよか!」 なんて、そのページを朗読までしてる。 西本正明の「夢幻の山旅」や、池内紀の「見知らぬオトカム・辻まことの肖像」、「すぎゆくアダモ」、「山の風の中へ」、「辻まことの世界」、「続・辻まことの世界」、日野春のアルプ美術館で頂戴した「秀山荘版・辻まこと山とスキーの広告画文集」、単行本版の「山からの言葉」や「あてのない絵葉書」、そして松尾正路の「地球の春」、そして昔々読んでいたがもう手元には無く再読できない「父親 辻潤」、「山からの絵本」、「山の声」、「山で一泊」、その後出た「居候で候」等など。 何故でしょうか? どうして、こんなにこの人・辻まことの人生に魅かれるのでしょうか、興味を抱くのでしょうか・・・。 フェリー、商船三井のサンフラワーさっぽろ号。 通路から船室を。 船室の和室4人部屋に二人。 デッキに出て。 (続く)
|
|
「日本一周 還暦チャライダー新井さん:ぶらぶら旅・北海道・三陸:その2」
一期一会、袖触れ合うも多生の縁。
『近代産業発祥の地「富岡製糸場」広報活動協力市民』の看板を引っ担いで、えんや・こっさとチャリを漕いで積丹半島のとっさきまで。
『やさ「お富ちゃん」、ひさしぶりだなぁ〜!』
なんて、げんやだな(玄冶店)になっちゃうけど、本当は初対面。
以前、足に負った骨の病、骨肉種の治療のために大腿の骨盤から骨を移植した時の足と、腰に残った大きな傷跡も、ものともせず、還暦になって、ちったぁ自由になる時間も欲しいじゃありませんか、とチャリに跨り日本一周のパッチワークの旅に。 今回は、道内一周を目指して、テントで泊まりながら、もう三日目だか四日目だとか・・・。
緊急帰国命令が、赤城颪の季節にゃちと早いが、カカ様から届いて、今回は取り敢えず稚内までと、1日80kmのペースで、そろりそろりとまいろう、とこちらから投げ掛けた驚嘆交じりの質問に、軽く応える。
7月2日朝、
「じゃ、お気を付けて!」
と北の小樽に向かう彼と、南の岩内に向かう私達は、手を振って分かれた。
チャリには、後部に両脇に振り分け鞄が二つ、前輪篭に一つ、そして後部荷台に一つと、コンパクトに纏めた荷物を付けて、ハンドルには方角を示すコンパス、走行距離を示すカウンター、そして9段変速ギヤが付いていた。
(続く)
|
|
大洗フェリーT〜(船中泊)〜苫小牧フェリーT〜ノースホースランド〜支笏湖YH〜樽前山往復〜サラブレッド銀座〜豊郷YH〜様似漁港〜アポイ山荘〜アポイ岳往復〜黄金海岸〜広尾町・下野塚〜大森カントリーガーデン〜帯広八千代YH〜中札内美術村〜六花の森〜紫竹ガーデン〜真鍋庭園〜帯広八千代YH〜狩勝峠(左幌岳は悪天のため諦め)〜麓郷の森〜五郎の石の家〜風のガーデン〜富田ファーム〜富良野YH〜彩香の里〜上富良野・日の出公園〜十勝岳温泉〜展望台〜青い池〜ジェトコースターの道〜四季彩の丘〜美瑛YH〜セブンスターの木〜上野ファーム〜雨竜町(雨龍沼湿原は、7/5から開通で、諦め)〜秩父別ローズガーデン〜神威岩ホテル〜増毛〜雄冬岬展望台〜石狩市〜小樽市〜積丹岬〜神威岬〜積丹YH〜泊〜岩内〜ニセコ〜真狩〜洞爺湖〜室蘭〜苫小牧フェリーT〜(船中泊)〜八戸フェリーT〜久慈市〜小袖海岸〜野田村〜田老町〜宮古市〜山田町〜大槌町〜鵜住居〜釜石市〜三陸町〜大船渡〜碁石海岸〜陸前高田〜リアス唐桑YH〜一関市〜東京
6月22日〜7月5日の旅で、いろいろな方々との一期一会がありました、 十勝岳高原の中腹にある「青い池」 スマホからの初めてのアップロードです。
まだfacebookは、スマホからアップできないでいます。
「山靴の画文ヤ:辻まこと」駒村吉重著・山川出版、「北海道の旅」更科源蔵著の2冊を抱えての旅でした。
|


