小城市民病院のブログ

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災害対策について。

お久しぶりです。看護師Nです。
さて
4月14日で熊本地震から一年が経ちました。
私は、発災から3週間経った頃に、看護協会の災害支援ナースとして、大津町の老人福祉センターへ派遣され、行ってきました。

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※日本看護協会 災害支援ナースとは
1999年の阪神淡路大震災を機に日本看護協会が作った制度です。都道府県の看護協会に登録し、看護職能団体の一員として災害時に看護活動を行う看護師のことです。


これから先の不安について語られる方のお話を聞いたり、身体症状や内服中の薬の相談を受けたりしました。食物アレルギーを持たれている方は、一般のお弁当が食べられないので、避難所にあるもので工夫し、食事を提供しました。もしも、また大きい地震が起こった時はどうしたらいいかなど、常に考えアセスメントしながら行動していました。小城市民病院の夜勤中に感じた震度5弱より、熊本地の大津町で感じた震度4の方が揺れ方も違い、とても怖く感じました。


一年経った今も、まだまだご苦労されておられる方々はたくさんおられると思います。熊本地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに1日も早い復興をお祈り申し上げます。


当院も、公立病院として患者さまや地域住民の方々を守るために、災害医療について研修を行ってきました。
自然災害については昨年2回行いました。
第一回目は、災害医療の基礎知識。第2回目は災害医療の実際について、長崎大学病院 救命救急センター 副センター長で准教授の山下和範先生にお話しして頂きました。院外からも病院や、市役所、看護協会の方など、たくさんの方が参加してくださいました。

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「情報を制するものは災害を制する」とよく言われています。安否確認情報や医療情報を速やかに共有するためのシステム「広域災害・救急医療情報システム(EMIS)」というものがありますが、県主催のEMIS研修&入力訓練が当院でも行われ当院の事務と看護師も参加し学びました。

災害対策について、小城市役所の地域防災課や福祉課の方々と話し合いも行い、また、現在は災害マニュアル備蓄品の見直しなども行っています。



自然災害だけでなく
スタッフが少なく対応が遅れてしまいがちな、夜間火災時の対応も強化しなくてはいけないと研修や訓練を重ねてきました。
年二回の防災訓練のほか、火災時の対応に焦点を当てた研修も三回行い、アクションカードの作成も行いました。入職したばかりの職員でも、アクションカードを見れば、緊急時行動できることを目標に作成しました。訓練後に、反省を踏まえ毎回改定しています。

※アクションカードとは
災害時に取るべき対応が簡潔に書いてある「行動指標カード」のことです。

訓練では、まず煙の怖さを体感してもらいました。消防署の方のご厚意で、病院の敷地内へ煙体験ハウスをして頂きました。1メートル先も見えない状況で煙の怖さを感じました。


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また、エアストレッチャーや、小千谷担架での患者搬送訓練では、実際に職員が寝たきり患者さん役などを行い、二階、四階の病棟から院外へ避難させました。


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また、今までは、火の模型に向かって初期消火の訓練を行ってきましたが、実際の火ではどれくらい消しにくいのか、実際に消火器を使用した場合どのような感じになるのかを知る為に、消防署の方や業者さんにお願いし、実際の火を使って(専用のものを使用し業者さんがひをつけられました)消火訓練を行いました。

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実際の火は消えにくく、また消火器で消そうとしても消えるまでに火が大きくなったりして、火の怖さも知ることができました。

研修や訓練を行ってどうだったのか、今後に生かす為、災害医療の研究なども行っています。

これからも、患者様や地域住民の皆様の為に、災害対策を行っていこうと思います。

看護師N

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