|
昨日買い出しした食料をひたすらパッキングする。 今回、レゾリュートからジョアヘブンの村までの1000kmを氷上を歩き、その後条件さえ整えば再準備をしてさらに600kmほど離れたベイカーレイクという村まで行く予定である。 今日は、後半戦のベイカーレイクに必要な食料を郵便局からジョアヘブンにあらかじめ送っておいたり、今後の輸送に効率的かつ低価格ですむようなパッキングに頭をひねりながら一日が過ぎ去っていった。 それにしてもやるべきことと考えるべきことが多すぎる。 いま一番の心配事は海氷状態である。 レゾリュートの村から南下していくわけだが、2003年以降レゾリュート沖の海氷はきわめて凍りにくくなっている。 それ以前はなんの問題もなく確実に凍っていたところが近年さっぱり凍らなくなってきてしまっている。 私の印象では昨年が最悪の状態だった。最悪の状態とはつまり、海が凍らないエリアが広くなり、溶けるのが異常に早いということだ。 今年の状態は去年に次ぐ悪さである。 相当の遠回りをして目的地のジョアヘブンに向かわなければならないかもしれない。 あとの心配事はやはりホッキョクグマの脅威である。 近年レゾリュート沖の氷が張らなくなってきたことで、レゾリュート周辺にはホッキョクグマが異常に多くなっている。 なぜ氷が張らなくなるとクマが増えるかというと、ホッキョクグマは氷の下の海の中にいるアザラシを探して年中動いている。 アザラシは氷の割れ目などで呼吸をするために、氷の張っていないところに出現しやすい。 なので、それを狙ってホッキョクグマが集まってくるというわけだ。 今年の状態を見る限りでは、ほとんどホッキョクグマの巣の中を歩いていくような状態である。 まあ、万全の状態で準備をして、あらゆる対策を施しながらホッキョクグマへのリスクを低減させていくしかない。 さあて、エドモントンからオタワを経由してイカルイットへと移動する。イカルイットはカナダのヌナブと準州の州都である。いよいよ北極圏が近付いてきた。 次の報告は数日後になると思います。 友人宅の地下室を借りてパッキング作業をする なぜか帽子をかぶりながらパッキングする角幡 |
北極点無補給単独徒歩到達への道
[ リスト ]





昨年夏は偏西風の異常蛇行から猛暑となった日本。
あれから地軸の傾きが公転周期で毎年のように変化し半年が経過した。
今も偏西風の蛇行は続いているように感じる、変化の連鎖で夏も冬も大きな周期で。
地球上の種の保存の為に、全ての生命がこの天の自然の変化に順応していく。
ホッキョクグマの餌食にならないように、武器と充分な蝋燭は持っていかれるのだろうか?
極圏の寒冷地では、ろうはジッポオイルより貴重と思うのも素人の勘違いでしょうか?
2011/2/26(土) 午後 11:37 [ ビンゴ ]