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段々と頭の中が北極で占められてきた気がする。
今年の北極点挑戦から帰国してもう4ヶ月が経った。しかし、来年の再挑戦を考えると、6ヶ月後には北極海のスタートに立っていることになる。
北極点無補給単独徒歩到達は間違いなく難しい挑戦だ。これまで世界で二人だけが成功しているとされるが、二人目も今から11年前。以来、多くの挑戦者はいたが誰一人成功していない。
「無補給単独にこだわっているんですね」と言われることもある。こだわっているつもりはないのだが、もし無補給にこだわらずに、一度か二度の物資補給を受ける前提で挑戦するのであれば、今の自分であればまず100%北極点に行けてしまう。
正直に言って、物資補給有りでの北極点挑戦は、今の自分には簡単すぎる。
できると分かっていることをやっても、挑戦にならない。つまりは、面白くはない。
自分は自分にとっての「冒険」をやりたい。自分の限界を正確に見極めて、その力をすべて投じてようやく成功できるかどうか、というところに挑戦するからこそ試行錯誤が産まれ、勉強が必要なのだ。
これまでの極地探検冒険の歴史から、知識の蓄積というものがあり、手法の醸成があり、装備の進化があり、そして自分自身に備わった経験と技術というものは、これまでの「冒険」を「冒険的」に貶める要因にもなる。
冒険であったはずのものが「マニュアル化」され、未知に挑むことが冒険であったはずなのに、すべてを既知の元に収められてしまいかねない。
打算的に考えれば「冒険的」なものはオイシイ。確実に自分に成功させられるものでも、社会一般の人から見れば「スゴいことやってますね!」と言ってもらえて「まあ、大変でしたけど、皆さんの応援のおかげで限界を超えられました!キラーン☆」とカッコつけられる。
「冒険」はビジネスにはならないけど「冒険的」なものはビジネスになる。
話しが逸れたが、最近の頭の中は来年の北極点挑戦に関して、装備や食料の改良、新規開発などどうするかということがグルグル回っている。
楽しみで仕方ない。北極海をもう一度歩くのが待ち遠しい。できることなら、あんなに恐ろしいところにはまた行きたくはないのだが、楽しみで仕方がない。完全に矛盾しているだろうというツッコミはあるでしょうが、自分の中では極めて理路整然と論理立った正常な思考として、あんな恐ろしい場所には行きたくはないのだが、今から楽しみで仕方がないのです。
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あっ! あっ! 荻野さん、お久しぶりです!
偶然ヒットしちゃいました。
えと、今回も残念だったみたいですが、五体満足に帰られるのが一番大事と、相棒@カズミン共々安堵してたとこです。
なんか状況が年々悪くなってるようですが、また次回、頑張ってくださいまし。
時間みて、じっくり読ませていただきますね、ブログ。
そうそう、こないだ、五色岳やる前にソンドレ君にあってきましたよ!
ワイのブログにも登場してもらいました、あはは
ではまた!
2014/9/6(土) 午前 10:00 [ セッチ ]