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【極地冒険はゴルフに似ている】 北極や南極をソリを引いて歩く冒険行は、スポーツに例えるとゴルフに近い。 私は22歳から北極冒険を始め、いま40歳。明らかに体力的には20歳代よりも低下しているのは感じているが、それでもいまが一番極地を歩ける。若い時よりも、より長い距離を、より過酷な環境下で、より早い時間で、補給を受けずに歩くことができる。 例えばスポーツでも陸上競技の100mであれば、完全に身体能力の勝負だ。若く、体が切れ、身体的能力が高い人がより好成績を残す。 しかし、ゴルフは若く身体的に強ければ好スコアを残せるとは限らない。ドライバーを350ヤード飛ばせる奴が一番強い、というわけではない。 20歳代の頃の私は、極地でも350ヤードを飛ばせる体力があったし、クラブをバンバン振り回してぶっ飛ばしてた。でも、まだまだアプローチやパターの技術が未熟だったり、勢いに任せて一気に池越えを狙ったがために隣の深いバンカーにハマったり…ということがあった。 40歳になると、いまではドライバーも頑張っても280ヤードくらいしか飛ばない感じだ。でも、アプローチやパターの技術が向上し、一気に池越えを狙って結果的にボギーになるのではなく、一打を確実に刻んで池を避けてパーを取っていく、そんな感じで極地でも起こり得るリスクと自分の力量を見極めて、効率良く歩くことができるようになっている。 体力的に低下していることは明らかに感じていても、18ホール廻った時、つまり極地を長距離歩いた時には20歳代の頃よりもスコアは断然良いのだ。
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