北極冒険家荻田泰永のブログ 北極点を越えて

日本人初の北極点無補給単独徒歩到達を目指しています!

北極冒険 紀行文

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しばしのカナダ

月末からカナダに来てます。

エドモントンからスタートし、レゾリュートで長年ガイドをやっていたピーターの家に数日泊まりながら来年の北極の相談をしたり、いくつかアドバイスももらってきた。

ピーターとは、私の初めての北極だった2000年の北磁極行の時にガイドとして同行して以来の付き合い。それから、私が北極に行く度に会いに行って色々と北極の遠征について教えてもらってきた。私にとって一番の先生だ。

ロッキー山脈方向にレンタカーで移動をし、何ヶ所かでキャンプしながら行きたい方向に走る。

今日はこれからブリティッシュコロンビア州のTrailという町に行く。そこには、レゾリュートで長年宿をやっていたテリーさんが住んでいる。彼女は植村直己さんが北極圏1万2千キロの旅でカナダを通ったときや、北極点挑戦の時に植村さんをサポートした。1995年に旦那さんも亡くなり、2003年にはレゾリュートの宿を辞めて故郷に戻ったテリーさんに会いに行く。私にとって、北極を始めた最初の4年間に大変お世話になった、北極のお母さんみたいな人だ。Trailに来るのは3度目。

これまでたくさんの人にお世話になって北極を歩いてきた。植村直己さんと親交の深かったテリーさんに、植村直己冒険賞を頂いた事を報告できるのは何より嬉しい。

1975年頃にテリーさんと夫のベーゼルさんが宿を始め、最初にお世話をした冒険家が植村直己さんだった。1995年にベーゼルさんが急死し、1999年には宿も人に譲り、2003年にレゾリュートから故郷のTrailに戻る最後の春、私はテリーさんの自宅に泊めてもらいながらレゾリュートでお世話になった。

テリーさんと話していると、昔の凄い話がたくさん出てくる。あの「南極物語」はかなりの部分を北極のレゾリュートで撮影しており、テリーさんの宿に撮影クルーが長期滞在していた。高倉健さんの事などもテリーさんは「スターなのに謙虚で素敵な人だった」と昔教えてくれた。

と、レゾリュートやテリーさんについて書き出すときりがないのでこの辺で。

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荻田泰永 北極冒険家
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