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私が一眼レフカメラを使い始めたのは2003年からで、北極へと続けて通ううちに「どうせなら記録を良い写真に残したい」と思い始めたからでした。
カメラ屋に勤めている友人のKに相談し、ニコンのFM3Aを中古で買いました。
このカメラはフィルムカメラのマニュアルフォーカスのカメラです。
オートフォーカスのカメラはバッテリーに頼るところが多く、寒冷地では動作に不安がありますが、マニュアルのカメラはバッテリーの心配がなく、極寒の環境で使うにはマニュアルがいいだろうという判断からでした。
誰に習うわけでもなく、絞りだとか開放値だとか、あまり意味も分からずにとりあえず使ってみようと思いながら写真を撮りました。
まあ、今でも理屈はよく分かっていないんですが。
ここ最近、デジタルカメラの画質も上がり、試しに使ってみようと思い、昨年夏の北極へ行く際に友人のKに相談して買ったのがD300です。
デジタルを使ってみて思うのは「便利だ…」の一言でした。撮ったその場で見ることができるし、いらない写真は消すことができる、さらに、小さなコンパクトフラッシュに数千枚単位の写真を残せるなんて、なんてことだ!とビックリしてしまいました。
それまでマニュアルしか使っていなかったので、オートフォーカス自体にも今更ながらに感動しました。
ただ両方使ってみて思うのは、「やっぱりフィルムのマニュアルカメラのほうがいいな!」という事。まず、写真の色が全然違います。デジタルは、初めからコンピューターで写真を修正されることを前提に作られているのか、色合いが実際の目で見た色と全然違うものが出てきます。
フィルムであれば目で見た通りの色合いと雰囲気で表現してくれますし、何よりもフィルムのマニュアルカメラは「写真を撮ってる感」がはるかにあります。
来年北極へ行く時は、両方持って行って、寒冷地でデジタルカメラがどれだけ使えるのかをチェックするつもりでいます。動物なんかを撮るときは、デジタルの方が便利なんですよね。
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