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神奈川から北海道に来て一年がたちました。
夏は極めて過ごしやすい北海道ですが、ここの本番はやはり冬です。今月末になれば雪も降り出し、5月のゴールデンウィーク中まで雪が降り続く長い冬がやって来ます。
私が住んでいる鷹栖町というところは、旭川市のすぐ隣です。旭山動物園まで車で30分くらいで行けますが、実はまだ行ったことがありません。旭山動物園は、かつては閉園目前の状態だったらしいですが、今では皆さんご存知の人気で先日の連休中も動物園付近の道は大渋滞でした。
私の知り合いも、「十何年か前に娘を連れて動物園に行った時はお客が10人くらいしかいなかったけどな〜」と漏らしていました。
北海道というところは日本全国から多くの人が集まってきたところで、いろいろな地方の文化がミックスされた独特な場所であるようです。
北海道は、方言も独特の言い回しがあります。おそらく元を辿れば何処かの県の方言であったりするのかもしれませんが、北海道で発生したものもあるかもしれません。
私が一番最初に分からなかった北海道弁が、「ばくる」です。
さあ、「ばくる」とは何のことでしょう???
私が最初に言われたのが、北海道に来て間もないころに働いていたカーショップです。私は長いこと車にたずさわる仕事をしていたので、北海道に来た時に仕事としてカーショップでピット作業をしていました。
ピットでタイヤ交換をしていた時に、同僚から私が手に持っていたインパクトレンチを指さされて、「あ、ゴメン、そればくってくれる?」と言われたのです。
「ばくってくれる???????」私の頭は思考が止まりました。
その様子を見ていた別の同僚が「あ、今の分からなかったんでしょ!ばくるっていうのは、交換してってこと」とフォローしてくれました。「ばくる」とは「交換する、取り替える」という意味の北海道弁なのです。
「あずる」という北海道弁もよく使います。使い方は「いやー、きのうの雪で車が溝にあずっちゃってさー」というカンジです。実例で紹介すると分かるかもしれませんが、「あずる」は「はまる」です。
手袋を付けることを、「手袋をはく」と言います。「はく」は足に付ける物に対してのみ言うという感覚は北海道にはありません。
冬の日課である「雪かき」は「雪はね」と言います。「雪をはねる」が北海道では普通の言い方です。
「したっけ」という接続詞はよく使われます。「それで、そして」の北海道弁です。「今朝手袋はいて雪はねしてたら除雪機あずってさー、したっけ、となりの佐藤さんのとばくってもらったさー」と言ったら骨の髄まで北海道人です。
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