テントにやってきたホッキョクギツネ。テントの中から写真を撮る。
初めて読む方は8月27日からの続きですので、通して読んでみてください。最近だいぶ長くなってきました。
十六日目
日記より
「4月24日 マイナス20度 北風
6時半起床。外はあいかわらず風が吹いている。真北からの風だ。9時半出発。左側に風を受けながら東に進む。すぐに乱氷とぶつかる。今日は昨日のようなとんでもない超強風にはならないようだ。エルズミア島の方もくっきりしている。水平線も良く見える。
今日は一日ずーっと乱氷。ひたすら乱氷、乱氷…。フラム海峡の方から流れてきた氷がここでぶつかってできた乱氷だろう。しかもこの辺りは常に北風。サスツルギが南北方向にできるので、東に行く私にとってはものすごく進みにくい。
午後になり、エルズミア島も近くに見えるようになってきた。乱氷を越えていて思ったのは、氷の平らな所が向かって左側、つまり北側のエルズミア島に近い方が乱氷が少ないという事。それからは意識して島に寄って行くように歩く。4時頃にやっと大乱氷帯は抜けたが、その後もいくつも乱氷にぶつかる。
6時半、キャンプを張る。外はあいかわらずの北風。でも北風ってことは天気は悪くならないってことだから、まあいいか」
単調な毎日が続きます。ただひたすらにそりを引いて前進するだけ…。目指すグリスフィヨルドはまだまだ先…。
つづきはまた明日。
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