北極冒険家荻田泰永のブログ 北極点を越えて

日本人初の北極点無補給単独徒歩到達を目指しています!

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北極圏突入

カナダ時間26日にエドモントンからオタワに移動。

荷物の多さもあって、移動が面倒なのでその日は一晩空港で夜を過ごす。

で、今日27日にオタワからイカルイットへ。ついに北極圏突入である。

私にとっては11回目の北極の旅がいよいよ本格化してきた。

イカルイットは、カナダのヌナブト準州の州都である。ヌナブト準州とは、かつてカナダ北部の大部分を占めていた北西準州から1999年に分割した、先住民イヌイットが自治を行なうために誕生した新しい州である。

「ヌナブト」とは、イヌイットの言葉で「我々の大地」を意味する。

広大なカナダ北部の殆どのエリアを占めることになったヌナブト準州は、総面積は日本の5倍ほどもありながら、総人口は2万6千人ほどと驚くほどの低人口密度の州である。

イカルイットはヌナブト最大の町で、それでも人口7200人ほど。

ヌナブト準州は数百キロ間隔で人口100〜1000人規模の集落が、まさに言葉の通りに「点在」する地域である。

今日のイカルイットの気温はマイナス35度。

飛行機を降りて、突き刺すような冷気を吸い込むといよいよ「来たな」という感覚になる。

日本から持ち出した荷物、エドモントンで買い出した荷物、オタワで増えた荷物など、パートナーの角幡と二人分の食料、キャンプ道具は膨大である。

飛行機に乗る度にオーバーチャージを請求される羽目になるので、如何に効率良くパッキングを行なうか?機内持ち込みを極力増やしつつ、受託手荷物を極力減らす努力をするも、根本的な荷物の量が減るわけでもないのでその都度オーバーチャージを支払う。

イカルイットではまずは手近なホテルに投宿する。

安く上げるために、ホテルもベッドは一つのシングルルームにむさ苦しい男2人でチェックイン。ジャンケンで負けた方が床で寝袋になるであろう。

数日間、体を冷気に慣らしながら準備を行ない、イカルイットの町の目の前に広がる凍結したフロビッシャー湾でキャンプやソリ引きのトレーニングを行なう予定である。

実際にレゾリュートから歩き出すのはもう少し先のことになる。

イメージ 1
オタワ空港での荷物

イメージ 2
オタワからイカルイットへの飛行機より

イメージ 3
イカルイットの街角

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